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安心して絶望できるスルガ銀行&ノジマ(空売り専用) / 2496

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  • 2498

    この様なケースは観たことが無いのだけれど、そもそも資産税を如何観るのか、の問題も併存している様に思います。元々の取得価額が、大幅に水増しされていたこと(事実上の詐欺)が問題なのであって、そこを更正する過程での「債務免除」なのであれば、「詐欺部分に関する債務免除は、実態を伴わない商取引の解消=対価を伴わない支出の取消」であり(この時点で、スルガは間接的であったにしろ、詐欺行為に加担していたことを了承したことになる)、それを益金と見做すのは、非常に不合理的な解釈になる様に思います。
    勿論、そこの認定がカギになるとは思うけれども、単純な「債務免除」とは異なる実務(税処理)を踏む様に思います。

    2500

    意地の悪い観方をすると。
    少々損益が崩れようと、cash回収が優先化しつつある、その様な観方も可能です。
    勿論、当局を含む対外的な評価、ここも有るでしょうが、長期化して結局損益にも手許資金にも貢献しないモノであれば、元本を削って早く資金化した方が良い、その様な思考をしているのではないかと。売却してしまうと、予想以上の損失が出る為に、そこまでは踏み込めない、但し、早くcash化したい、その様な判断が働いた、というか。
    一方で、そこで先鞭を付けてしまうと、次に表面化するであろう不良化資産も、同じ轍を踏む危険性も有ります。自力更生を図るならば、それは避けたい処でしょう。四面楚歌に陥っている中で、ホワイトナイトが出現する可能性は有るのか、今後の大きなイベントはそこに有るのかもしれない。

    2501

    バブル期の価格下落は、市場の崩壊に拠る処が大きく、したがって、取得時の価格には、「市況の維持」という点で合理性が有った様に思います。ただ、此処の物件は、その様な背景は全く無く、単に「イカサマ価格」に拠る詐欺騒動、と云って良いのかもしれない。

    勿論、減免割合にも拠ると思いますが、仮に3~4割減免された処で、それが「妥当な対価」と見做されることは無い様にも思います。自身が知る限り、この様なインチキ案件なぞ、バブル期には無かったと思います。

    然程年数が走っている物件ではありませんから、鑑定士に拠る「再調達による評価額」をベースにして、話が進行するのではないのかなと。減免についても、利子ではなく、元本ですから、スルガがやっていた「収益還元」のやり方は、俎上にも上がらない様にも思いますし、そこが税処理の起点になるかと。