SSの大国 

【SS】親愛なる  に捧げる / 1

2 コメント
views
2 フォロー
1
残りカス 2016/09/21 (水) 20:08:14

「うぅ………ここは……?」
私、白銀騎士団団長ハステロイ・バビットメタルは見知らぬ森にいた。周りを見渡すとそこには副団長、アルメル・インコネルや黄金魔法団団長、スピーゲル・アイゼンや騎士、魔法使い達が横たわっていた。見たところ傷などはない様だ。
「起きたみたいだね?」
「誰だっ!」
突然出てきた人影に私は剣を抜き身構える。
「おいおい、物騒なことはやめてくれ。私は………ジフテリア、君たちをここに呼んだものさ。」
「ジフテリア?聞いたことのない名前だな?何故私たちをこんなところに連れ去った!」
「クフフ……君達にはしてほしいことがあるんだよ。ここは小さな無人島なんだがね?今は君達を除いて4人、この島には人間がいる。と言っても人間と言っていいのかはわからないがね?」
「人では無い?魔人か?」
「いいや、魔人ではない、が人間でもない。彼女等は狂人。あるものは父を亡くし、あるものは同僚を亡くし、あるものは戦友を亡くし、あるものは仕えるべき主を亡くした。そして狂った。君達に討伐してもらうのは異世界の狂人達だ。」

通報 ...