>> 9075
昔、書店で色々と見比べた時にLonely Planet も見たと思うが、確かMichelin Green Guideを買った。
日本で買ったか、アメリカで買ったかは覚えていない。
このグリーンガイドは、初めのぺ数ページが観光地の歴史を結構なボリュームで説明している。ローマの場合、Roman Problemのことも日本の教科書にはないのに、丁寧に説明されていて驚いた覚えがある。ちなみに先日、アメリカ人に聞いたら、アメリカの高校の教科書でもRoman Problemは出てこないだろうとのこと。ただ、大抵のインテリのアメリカ人は知っている。
最近は、欧州でも米国でも友人の家に泊まり歩き、無銭飲食を繰り返すのと、観光地に対する興味が薄れてきたので、ガイドブックを持ち歩かずに現地で適当に情報を集めたり、ネットで見て情報収集は終わりにする。そもそも、友人が案内してくれるし。
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Roman problem って何?
「I love Roma ❤」と書かれたTシャツを見て、びっくりする事ではないよね。
失礼、正しくは、Roman Question でした。英語は、ラテン語からの訳語らしい。
日本訳のローマ問題に引かれて、間違えて記憶した。初めて読んだのは、グリーンガイドの英語版だったのだが。
ラテラノ条約によって解決したのは、ムッソリーニの偉業の一つ。
ムッソリーニは、ヴァチカンを認めるとか、マフィアの掃討とか、経済対策を含め、色々といいことをしたが、組んだ相手が悪かった。ヒトラーが見せたドイツ軍の一糸乱れぬ行進を見て、コレダ! と思ったらしい。
他方、フランコ将軍もヒトラーと一緒に戦うように延々と説得されたそうだが、ヒトラーを子ども扱いし、相手にしなかったとの記録が残っている。これを見ていた元ドイツ軍の関係者が言うには、役者が違うということだったらしい。
人間の器と言うのがリーダーの論評をするときなどに、よく言われるが、こういう時に露わになるのであろう。そして国全体の運命を決めてしまうのかもしれない。
フランコ将軍は、国民から選ばれておらず、ヒトラーとムッソリーニは、形式的には国民から選ばれているので、スペイン人は運が良く、ドイツ国民とイタリア国民は、自ら蒔いた種と言うことなのかもしれないが。
今は亡き書籍版のフライトプランナーや、LPを買いによく銀座の丸善迄行ったけど、Michelin Green Guideって手に取った事すらなかった。理由は旅行テリトリーだった東欧、旧ソ連やアラブ編が出版されていなかったから。
笑🤷♂️🤷♀️🤷🤦♂️🤦♀️🤦