凡事徹底
2024/11/10 (日) 20:24:58
e0d4d@47dd7
今日「もうひとつのヨーロッパ」が到着したので、読み始めた。ハンガリー迄はほぼ知っているか想像の及ぶ内容だったので一気に読めたが、チェコスロバキアに入り憲章77とか詳しくないので一休み。ところでこの本の著者は存命なら今年100歳だが…
笑🤷♂️🤷♀️🤷🤦♂️🤦♀️🤦
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なるほど、ハンガリーまでは、通ならある程度、知っているか、常識なのかな。私は、読んでいて、複雑でこんがらがりそうだったので、地図帳や世界史の教科書を横に読み進めたり、読み返したりした。
寧ろ、ハンガリーより後の章の方が、民族の入り繰りが少なく、政治的な話が主だったので読み進め易かった。
憲章77は、全然知らなかったし、山川の教科書を見ても、ドプチェクの追放から復権の間は、何の記述もない。
ちなみにこの教科書は、ベルリンの壁が崩壊して、数年後に高田馬場の書店に出向いて日本史の教科書とともに購入した。昔の教科書ではペレストロイカ以降が記載されていないので。
『もう一つのヨーロッパ』は、うちの書棚に40年以上眠っていた本。作者もその頃に活躍していたのだろう。多分だが、70年代、父が欧州旅行をしたり、仕事の関係で欧州に行くことが多かったので、買ったのではないかと思う。西ドイツ関係の本もあったりする。
もう少し前になると、朝日新聞出版社の出した日本が空襲を受けて焼け野原になった写真の特集本とかがあったりする。
今では想像がつかないが、東京駅の皇居前広場は、占領軍の兵士がテントを張って占拠している写真とかも掲載されている。
もしハンガリー動乱に興味があるのなら、A temetetlen halott(埋葬されぬ死者)というタイトルの映画を見る事を薦める。現地でハンガリー語で見たのでほとんど理解できなかったけど、Youtubeで英語字幕で見れるようなので、見直してみるつもり。
この映画は動乱の首謀者として処刑された Nagy Imre の動向を綴ったもの。最初は Nagy Imre と共闘していたが結果的にソ連側につき、その後冷戦終結直前まで共産党書記長を務めたKadar Janos との対比が興味深かった。