ハンガリー語は驚くほど日本語に似ていると書いてあるガイドブックがあったが、文章で近いのは塩気が足りない事を『ショータラン』と言う位。一方で単語の同音異義語はたくさんある。ビンボー(蕾)、キーライ(王様)、バカ(軍隊の階級の一つ)、ウソダ(プール)、カキ(ウンチ)、ウンチ(甥っ子)、下ネタ系もあるが割愛、など枚挙にいとまがない。
トランシルバニア地方でハンガリー系セーケイ人が多く住んでいるのは本国から遠く東に離れたモルドバに近いセーケイランドという谷沿いの地。辺境地域の警備に配された模様で、同様の理由でドイツ系のザクセン人は南部のブラショフやシビウ近辺に多かった。チャウシェスク時代にドイツから金をとってザクセン人を帰国させた経緯もあり、現在ザクセン人の数は5万人程度だと思う。
モルドバはロシアの傀儡政権が支配しロシア軍も駐留する沿ドニエストル共和国との対峙という問題を抱えている。一時期ウクライナ南部を攻撃するロシア軍がオデッサから沿ドニエストルまで抜く回廊を確保するのではという見方があった。昨日のモルドバ大統領選挙ではロシアの大規模介入にも関わらず、EU加盟を目指す現職サンドゥ氏が勝利したとの事。
カレメグダン公園の踊りの件はユーゴスラビア解体前の話だろう。解体前に行った事があるが見なかった。サイコロを使ったペテン師にはめられて巻き上げられそうになったところを地元民に助けられた覚えがある。
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