ヤンキース・ファンとしては、ピンストライプに身を包む今永投手を見てみたい。
西海岸の抜けるような青空もいいが、あの大都会の緊張感とファースト・ペース、あそこでヒーローになってこそ一流選手だと言う思いがある。西海岸の友人の家には行ったことがないので、西海岸の良さは分からないが、ニュー・イングランド地方、特に、ニューヨークで活躍して欲しい。
ところで、松井秀喜選手の打点記録を、大谷選手は、あれだけホームランを打ってもまだ、抜いていない。いかに大谷選手の本塁打が勝負に関係のない空砲が多かったかを示すものである一方、松井選手が辛辣なヤンキースファンの期待に十分応えるクラッチヒッターであったかを示すものである。
廣岡達朗氏が、優勝争いに関係のないタイトルには価値がなく、岡本の本塁打など、緊張感のない場面で固め打ちしているだけで何の価値もない、とおっしゃっている。これは一理あると思う。
是非、大谷選手も今永選手が、息詰まるよな熱戦で活躍するのを見てみたい。
そう言えば、ドジャースのロバーツ監督が、選手時代、松井秀喜選手のいるヤンキースとプレーオフで9回に1点差を追う二死から盗塁を決めた場面をテレビで見たのを覚えている。しかも、ゼロ勝3敗で負けていて、あの時、ヤンキースがどうせ勝つだろうと思っていたが、なんと4戦スイープしてしまった。
ロバーツ監督も、そう言ったここぞと言う場面で活躍しているからこそ、伝説の盗塁を決めた男として、讃えられている。
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