人間の感覚なんて主観的なものだから、ネット閲覧と月に数回打ちっぱなしに行く以外はボ~っと過ごす今の生活に特に不満はなく、人から羨まれるものだと勘違いするのだろう。しかしそうやって怠惰な生活を無為に過ごしている間心身共に老化は着実に進行し、病魔は襲い掛かる。そして人よりはるかに早く健康寿命に達し、考えの誤りに気が付いた時には既に遅しとなる。
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人間の感覚なんて主観的なものだから、ネット閲覧と月に数回打ちっぱなしに行く以外はボ~っと過ごす今の生活に特に不満はなく、人から羨まれるものだと勘違いするのだろう。しかしそうやって怠惰な生活を無為に過ごしている間心身共に老化は着実に進行し、病魔は襲い掛かる。そして人よりはるかに早く健康寿命に達し、考えの誤りに気が付いた時には既に遅しとなる。
先日、行ったフロリダの高級レストランに勤める友人は、日本で言えば後期高齢者の年齢だが、まだ働いている。金銭的な理由もあるだろうが、家でボーっとしていたら、ボケてしまうというと言う理由で働いていると言っていた。先日も、レストラン用のソフトウェアを使いこなし、テキパキと若手に指示を出していたのは、既述の通り。そう言えば、天皇誕生日で休みだったからか、日本大使が、そのレストランをアポなしで訪れたらしい。満員だったが、「つい数日前、うちに日本人が遊びに来たんだ」と大使に言って、どうにか席を手配したらしい。
話は戻るが、私の知っているアメリカ人は、30年も働けば、遊んで暮らせるくらい年金があっても、仕事が好きな人は70になっても働く。50過ぎから遊んで暮らしている人もいるが、遊び方と言うのを心得ていて、これまで働いているときに時間がなくて行けなかった芸術の鑑賞や、遠出の旅行に時間を使っている。
ゴルフの打ちっぱなしと乗り鉄と言うのは、聞いた事がない。前者は、近くにコースがいくらでもあるのでそちらに行くし、後者は、電車に乗るというのは決められたレールを走るだけというので、アメリカ人にはネガティブなイメージがあるらしい。
USはサッカー同様に電車自体が乗り物としてマイナーだからね。
国民的に電車旅が好きなのは、現在喧嘩中のロシアとウクライナだと思う。
リボブにユーロ選手権を見に行った際国際列車で駅に朝方到着したら、各方面から到着した寝台車の車列を見た。彼らにとって長距離の旅行は飛行機ではなく、電車に限るという考えが未だ残っているとの事。寝台車に大量の食べ物や飲み物を持ち込み、道中一緒になった人たちとワイワイやるというスタイル。
それに反して一人で垂直背もたれのボックス席に張り付いてひたすら過ごすというポランコの乗り鉄は、なんか侘しいね~