そういえばポランコは事ある度に『やりたい事がやっとみつかった!』と書いていた。今まで何を目標にどういう人生を送って来たのかと思ったけど、こういう風にのんべんだらりんと生きている人は多いのかもね。
以前書いたかもしれないが、Europaに居た時W大卒N自動車の管理職迄全うして定年を迎えた人がやってきた。しかし『スーパーで何を買ったらいいですか』とか『週末にどこへ観光に行ったらいいですか』など質問内容から主体性が感じられないばかりでなく、仕事も全くできずに半年で本国へ強制送還された。
通報 ...
大企業に新卒で入り辞めなければ、のんべんだらりとしていても、50くらいまでは、それなりの仕事を与えられ、それなりの充実感はあるんだろう。ただ、企業活動は、慈善事業ではないから、一定年齢になると、ボーっとしている人間に払う給料はなくなる。
家族もとりあえず、会社に行って給料を持って帰ってくれば良しとするが、それがなくなると、急に粗大ゴミになる人もいる。
一方で、早期退職した途端に活発に動き始める人は、そもそも在職中に、準備を始めており、やりたいことはとっくに見つかっているし、蓄えの使い方も心得ているし、家族の協力も取り付けている。
ポランコ氏が、やりたいことがやっと見つかった、と言うのをことあるごとに言っていたかもしれないが、やりたい事の準備を進めていると言う投稿はなかった気がする。
こういう時には、まずは、これまで自分がいかに恵まれていたかを認識するために、炊き出しでも手伝えばいいと言うのが、何度も繰り返す私の持論。
その意見に対しいつも『現実問題として』と持ち出して恐縮だけど、全国60万人いる高齢者引きこもりに対しそれを言っても誰一人として聞く耳もたない訳じゃない。理由はいろいろかもしれないけど、つきつめるとそれすらやれるかどうか自信がないからだと思う。ちょっと間違って怒られるのが嫌だとか人に使われる事自体耐えられない等自分への甘えで。その観点からはミエばかり張ってここへ本当の事を書けないのは自己顕示欲を満たすという自分への甘えであり、それを直せない時点でダメだと思う。