スキゾイド研究会

生まれつき強い癖毛と重めのアトピー性皮膚炎があります。
どちらも先天性のものなのに、だらし無く見える・怠け者だと思われてしまうのが難点です。
特にアトピー性皮膚炎で肌の調子が悪いと親切な人が同情してくれたりアドバイスをしてくれるのですが、実際にどのような苦しみなのか・今本当に必要な対処法は何なのかは当事者か専門の医者でなければ分かりません。同情してくれたりアドバイスしてくれたりするのはありがたいことですが、自分を救ってくれはしない優しさにどうにか対処しようと編み出したのが「感情を表に出さない」でした。
また、大学生になりバイトをはじめて自分で自由にできるお金ができたことも大きいです。
それまでは親に連れられて行っていた理髪店・病院を自分で選べるようになりました。お陰で最も自分に適した対処法を見つけることができ、今では癖毛・アトピー性皮膚炎の両方と上手く付き合えています。
ただ、この成功体験で「やはり他人（親含む）に頼る必要はない」という確信に至ったのも確かです。もちろん仕事などでチームプレーが必要なら横の連携は積極的に行います。でもそれは問題解決に必要だからであって、そうでないなら自分のことは自分でやるし、それは貴方も同じでしょ？と思います。
私の痛みは私しか分からないし、貴方の痛みは貴方しか分からない。そして私の痛みを勝手に奪わないで欲しい。私の痛みに対して、悲しんだり憐れんだりしないで欲しい。そう思います。