スキゾイド研究会

第5回 スキゾイドになったきっかけ / 36

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MADORI 2020/05/20 (水) 18:25:11

初めて書き込みます。
最近スキゾイドを知り、その項目に7個中6個当てはまり興味を持ちました。最初はバーナム効果を疑っていたのですが、深く調べていくにつれて当てはまる箇所がどんどん増え、私自身がスキゾイドなのだと確信し、ここにたどり着きました。

私が思い当たる原因は大きく三つあります。

私は三姉弟の末っ子で姉二人が幼いころは母は専業主婦で家族仲も悪くなかったと聞いております。しかし、私が物心ついた頃には両親共働きで、幼いころから家庭外で育ち、私には家族で過ごした一緒の時間というものがほとんど存在しません。そのせいかは分かりませんが、家族の中で私一人が考えが異なることが多く、成長してからも家族から孤立して過ごしていました。この頃から一人の時間が増えたのでしょう。

もう一つの原因は、私は小学校中学年まではクラスの中心に所属しており、とても明るい性格でした。
しかし、高学年に上がった頃、家庭環境が荒れました。一番上の姉がいくら頑張っても勉強ができず、そのことに対して父がお酒の力を使い激怒し、家中のありとあらゆるものに危害を加えました。母が止めようとしても止まらず、しまいには姉が包丁までも手に取るというような事態が毎晩のように私の家庭では行われていました。この出来事により、私はより家族から孤立し、家族を一切信用しなくなりました。

最後の原因です。おそらくこれが最も大きな原因だと私は思っています。私の家庭は母は休みが不定期あったため、土日は家におらず、父は土日が休みだったため、休日は家にいると父がいました。なので、子供の私が頼るとなれば父でしたが、私が父に頼っても、父がそれに応じたことはありませんでした。さらに、父は他者の子供は可愛がりますが、私や私の姉といった自身の子供に対しては可愛がることはなく、褒める言葉すら聞いたことはありません。口を開けば否定の言葉と罵詈雑言ばかり、子供の私に対して「お前には生きている価値がないと」というセリフを何度浴びせたか数え切れません。

スキゾイドのWikiのページに

子供の頃から、「私はこれがやりたい」など、自分の意志を両親など周りの大人から否定(もしくは過干渉)され続けて育ち、自分の意志を表現しようとは思わなくなった(諦めた)人に多く見られる

という一文があり、この一文が私自身が人を信用しなくなった理由を全て物語っていて驚きました。以上が私のスキソイドになった理由です。

私は他の多くのスキゾイドの方が経験されているような、いじめは一度も受けたことがありません。
家庭環境、より細かく言えば父が原因でスキゾイドになったのだと思っています。
理由が異なっても形成される結果が同じようになるというのは、とても興味深いですね。

父個人のことは今でも恨んでいますが、おそらく私個人には生まれ持っての資質の弱さもあったかもしれませんし、スキゾイドになったこと自体は恨んでいません。
しかし、私自身がスキゾイドという言葉を知って、この周りに馴染めない性格にも細かくしっかりとした理由があることを知れて、少し心が軽くなったのも事実です。なので、スキゾイドという言葉がもっと広まって私と同じようなスキソイド気質を持っており、自身の性格に疑問を持ったことのある人に少しでも多く届けばいいなと思います。

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