スキゾイド研究会

スキゾイドらしき夫をもつ女42歳です。長年、夫をどう理解してよいのか悩んできました。
それでも別れなかったのは、やはり夫の本質が好きだったからです。
もちろん、夫は結婚願望が強い異性と受動的に結婚したタイプです(笑)。
つきあったきっかけは、私が映画に誘ったため。お互い良いなぁと思っていましたが、夫はなにかきっかけが与えられないと自分からは動けないタイプ。
私はいつもきっかけを作って、尻をたたいて、この人なんなんだろう？と思いながらも、優しく穏やかなところにひかれて結婚、二人の娘を授かり、いろいろ悩みながらもなんとか育ててきました。
夫は手をつなぐのも、くっついて映画をみるのも、私のこと好き？と聞かれるのも苦痛なようでした。
攻撃性がまったくない人なので、いやがりかたも穏やか＾＾;　いやならいやってはっきり言ってよ！？と言っても、にこにこしているばかり・・。（本当はつらかったでしょうね）
喧嘩が成り立たず、近年は子育て・家事・フルタイムの仕事で疲れ果てている私がいても、平気でひとりでスマホをいじったり晩酌している夫をみてイライラする毎日。
話し合いの場を設けても、うわの空なかんじで、トライ＆エラーを繰り返す日々でした。
そしてただ穏やかな夫に強い言葉を浴びせる自分もいやだし、この人とは家族のだんらんを見込めない、と離婚を何度も考えました。
が、最近になってスキゾイドのことを知り、これかも！？と目からうろこのような気分でした。
夫も、自分をまさにスキゾイドだと思っているようです。
でも、心の奥には、人と接したいという願望はやはりあると言っています。
もともとの内向的な性格と、子供の頃の家庭の不和が少なからず影響していると話してくれました。

どんな人でも、人間関係って疲れる。と思うときは多々あると思います！
なので、今は、この人はスキゾイドさん、と知って付き合うことは、逆に、スキゾイドでない人からしても、意外とラクで、居心地が良いのではと私は思います。
現に、夫はだいたいのことに関心がないので(笑)（あるのは仕事のことと、世界大戦のことぐらいで）私がずぼらだろうと劣化していようとあまり気にならないみたいです(笑)。
いろんなことで感情が次々と変化する私に対して、夫はずっと一定。ありがたや。
いっぽう社交性がない夫をカバーすべく、私の社交性は育つばかり(笑)。
それはそれで自由でありがたく、私みたいになんでも自分でやってしまいたい人にはスキゾイドのパートナーはとてもありがたい存在といえると思います。
自分が弱っているときは、誰かによりかかりたくなりますが（そんなときはさすがに夫に肩すかしをくらうと泣きたくなりますが・・・）
私自身も、基本的には人にたよらず自分の感情は自分で責任をもつものだと思っているので立ち直りは早いです。
また、そんな肩すかしをされてしまうと、以前は私を愛していないからだと思っていましたが、そもそもスキゾイドさん、と思えば、まぁ仕方ないか。と思えるようになりました。
こんなグイグイ系の私をよく我慢した！
お互い適度な距離をたもって、いい老後を送りたい、と思っています。
これからももっと夫を理解し、家庭というものが夫にとっても自分にとってもより居心地の良い空間にできるよう工夫していきたいと思っています。長文乱文本当に失礼いたしました。