日研北海道地区 新べらクラブ掲示板

6・5・6・7・8・9

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 みなさんおはようございます。
 と書き始めましたが、多分お目に留まるのは遅筆なので「こんにちは」になるかもしれません。
 さてタイトルがいつもの『土日の釣り』から数字ばかりなのですが、実は6月7日は日研北海道地区大会が月形町皆楽公園沼(カイラクなのですが『偕楽』ではなくってミナラク『皆楽』読みはカイラク)にて、開催されました。
 といったことで、日研本部から広報部長のY本さんがご出向で6・5(木)朝一便で新千歳に入られたのであります。
 「どうせ出向なら北海道の釣り場を満喫したい」とのことで、ここ数年はこうしたスケジュールになっております。

 「ならオイラは案内役で」といったことで、普段はほとんどしない『平日釣行』を「大手を振って」できることと
なりました。
 さて、先ずは同氏を千歳でピックアップし、そのまま苫小牧の地蔵沼へ、まあ相変わらずよくウキが動きます。
 小べらながら地黒なへら鮒が次々と釣れてきて・・・、道中ではエゾシカも右手奥に現れてくれて地元のへら師さんとの情報交換もありで、楽しい釣となりました。
 この日は支笏湖周りで札幌に入って、同氏を宿泊予約先のススキノへご案内してDAY1が終了しました。

 DAY:2
 茨戸湖が釣れているのでご案内しました。
 まあ北海道では、ウエーダーを履いて沖付けなんて―ことは「あるある」なんですが、他の地域(関東圏など)では、「長靴さえ履いたことがない」などといったことが、デフォルトであります。
 そうした側面と「胡坐が苦手」の同氏にあっては、「堅気はマタギで」といったことであります。
 「長靴まではOK」とのことで、ガラポンでガトキン・パークゴルフ場前で並ぶことにしました。

 管理人は10尺、Y本さん13尺で午前7時過ぎから竿を振りました。
 平日ながら先着は2名おられました。
 管理人にいきなりこんな型が・・・、
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結局これが「今日一」ではありました(茨戸にあってもそんなに次々と釣れるような型じゃない)が、尺1で見劣りするぐらいに型は良く、「今年は数はそうでもないけれどなぜか型がいいんですよねー」とY本さんに説明を申し上げると、「いやいや、数もこんな感じで釣れれば十分です」とのこと、「自然繁殖のみでここまで釣れる釣り場は日本有数です」とのお褒めの言葉をいただきました。
 同氏は日研の本部役員出向を通じて、日本全国の釣り場を分厚く釣り歩いており、メーカーなどのインストラクター並みの釣り場訪問をしているのです。
 そうした『歩いた跡』をしてなお、「日本有数の・・・」としたお褒めの言葉は外交辞令を含んでいるであろうとは言え、我釣り場(”俺の”ジャネーシー)をお褒め戴いたような照れくささですあります。
 が、逆読みすれば野釣りを取り巻く全国的な環境は決して茨戸のような状況ではなくって、「ここが無料で釣りができるなんてパラダイスですな」は、額面通りのそれなんでしょう。
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 「数なら九州・佐賀県のクリーク」「型を含んだ釣れ味ならここでしょう」とのことで、すっかりお気に入りで当初は、「お昼ごろまで」だったのが、「午後2時ころまで」さらには「4時には止めましょう」まで再々延長になったのでありました・・・。
 管理人のカウンターで40枚でありました。

 カラスカーで翌日土曜日は月形皆楽園で翌日に控えた、日研北海道地区大会のプラを同氏を含めて行いました。
 新べらクラブでは、マスターやT子さん、S井さんもステージ流れ込み周辺に先着で座を構えておられました。
 管理人は18,Y本さんは17尺で、グルマッシュスタートとしました。
 釣れる事は釣れるのですが、相変わらずの小型で、検寸外やギリも多くって、中々地合いもキープでき得ない釣況でした。
 そうした中、Y本さんは「今年の月形は歴代でも一番釣り易い」とのことで、楽しんでおられました。
 午後に入って雲行きが怪しくなりゴロゴロまで加わったので、「ここが潮」と竿をたたんで、宿泊先の北村温泉(管理人も同宿)に」引き上げました。

 カラスカーで日曜日です。
 やっぱり、この日は毎年ごと来ます。
 日研北海道地区大会の開催日であります。
 同地区大会といえば昭和や平成の前半は100名を超える大会でした。
 他の大会とは明らかに雰囲気が違って、あちこちで勝負を掛けた目・目・目が往時は行き交いました。
 時は令和を迎え「まさかこんなに数が減るとは」で、参加は13名・・・。
 とはいっても、やはり目・目・目は変わらずです、優勝杯には歴代の優勝者のさもありなんとした名前がズラリと並びます。
 「今年は俺の名前を」との思いは、大小熱冷は違えども、やはりそうした雰囲気が同杯の周りに集った兵どもには、共通のそれでありました。
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 抽選が進んで、早いくじを引いて嬉々として釣り座を目指すもの、「うーーん、なかなか」、イライラが募る者とて13番以下(管理人が片付けするのでどんなくじでも14番目確定です)にはならないのでありますれば、ほぼ思いの場所には入れるはずです。
 過去の大会時は100名を超えていた大会も多々ありましたので、そうした頃には「また俺はこんな出発かよ」なんてこぼしが抽選会場の地べたには沢山落ちておりましたが・・・、令和7年度の開会式上には一切落ちてはおりません。
 落ちていないといえば、たばこの吸い殻もそうしたものの一つです、オープン大会の春季・秋季の両大会時にも、「俺はくじ運が悪い」類は時々は落ちておりますが、もう一つはここ数年は落ちていません。
 「へら師たるもの」とした、それが浸透してきたことは、へら師のジェントルマンシップが向上したことがよくわかります。
 主催側として大会を見つめ続けて、結構な年数がたちましたが火ばさみをもって為す最後の地べたのチエックは、本当に空振りに終わるようになりました・・・。

 さて、場所取りで揉めるなんてことは全くありません。
 皆が一様に粛々と座を決めていきます。
 管理人も、先ずはご出向のY本部長の座の確保を目指すとなんと第一本命の流れ込み周辺はまさかのモーゼが空けたのかと思われるほど、「ご自由に」状態でしたので、「じゃ部長まずはこちらに」といったことで、同氏をまさかの一番ポイントにご案内できました。
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 で、管理人は小沼を見て、赤橋から写真を撮り入座具合を伺ってから流れ込みに戻ると、まだ入れるスペースはありましたが、ここで「寝坊」して遅れ馳せの若手のT田君が到着したので「ここは任せた」といったことで、彼に譲って「さてどうしましょ?」振出しに戻ってステージを車で進んで、「まあモジリもそこそこ」といったことで排水機場から二つ目の出っ張りの右に入ることにしました。
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 で、18尺を継ないで、1.8本ほどの棚でグルマッシュ(ニー・サン・シー、四季2:マッシュ3:水4)スタートしたんですがこれが・・・。
 40分で打ち切るこのエサ(水120CC)が、半分ほどで「やばい」って感じの手応えでありました。
 ドップリ馴染んでしまうのであります。
 「肩まで温まるんだよー」的なドップリ具合で、しかも悪いのは、うっすらとウキは水中の何かの存在を教えてくれているのです。
 この薄っすら具合は、へらであることは想像に難くありません。
 ウグイなら釣れて来ちやうはずですし、ジャミの触りとも思えません。
 へらで且つ釣り方がそっぽの時に感じる具合の悪さを、管理人は感じたのであります。
 といったことで開始20分でこの何とも言えない具合の悪い状態に、大会例会では禁中の禁であるところの焦りを覚えました。
 なぜって、そもそも皆よりも開始時間は遅れております、これはいつもながらなので、それ自体はどうといったことは無いのですが、ただ一方では右手の流れ込み周辺は竿は代わる代わる立っております。
 ままっそれも、想定内なのでちょっとはどきりとしますが、兎に角自身の前に立つウキは、「ただいまの時間はそっぽをお知らせいたします」とした状況なので、これは非常にまずいのです。
 で、対策を二つ同時にしました。
 まずは、ウキをB9→B8に変更し、グルテン四季と新べらのブレンドで「いれば喰う」はずのエサに切り替えたところ、やはりそっぽの正体は小べらでした。
 その瞬間に、焦りがすーーーっと消えて、あとは「マスターいつものーお願いします」状態で、1時間後には小べらの数釣状況に突入できた(バラケ性を置き去りにしているので後半の失速は覚悟)のでありました。
 で、並びはというかこの日のステージは全体にどこも同じような「小べらの数釣り」状況で、「無い」とか「有る」なんて声が喧しく釣り座を席巻しておりました。
 管理人も、15cm計りが大活躍する展開で、「有る」「んんんけどあまりにギリ」といった推定15.2ぐらいのものは、流石にフラシには入れれませんので、「まあ尻尾が三角形に飛び出てるね」的な推定15.3cmを目途にして、フラシに入れて「あっ」・・・。
 ってさんざ測ってて、「あるある」としてフラシに・・・、ピヨン・・・、2枚ほどいましたがこれがハイなんとも虚しく、言っても端から大騒ぎするほどの重量でないのにもかかわらず、手数を要してウッシッシーが・・・でありますれば、ため息とともに苦笑いはセット釣りでありましょうとも。
 結局、12時半の終了20分前に竿をたたみましたが68枚でありました。
 ツキがあったのか、道中で測ったわけではないので目測ですが39一枚、35が2枚、尺一から尺ぐらいが3枚ほど混じったので、10Kgにかろうじて乗せることができ、優勝となりました。
 ただ、おそらくはそれ以外は8寸は多分2枚7寸も2枚ほど・・・、あとは恐ろしいほどの小べら軍団で、「デカイかギリか」とした、薄氷を渡るような釣りでありました。
 閉会式を無事に済ませてこの日はY本氏を宿泊先の北村温泉にお届けしてミナミクニキタクし、焼肉でつましいながらも祝勝会と相成ったのでありました。

 カラスはどうやってもカーであります。
 たとい連日の釣行で、前日の懸命の竿振りで疲れていようともカーなんでありますれば、マイ・カーでY本さんを北村温泉でピックアップし、おっとこの日はお気遣いで会友のS井、T子、マスターが「オアシスで先んじて待つ」とのことでありました。
 持つべきものは会友です、「そうだ朝飯でも仕入れていこう」といったことでススキノの24時間やっているお握り屋さんによって、自身を含めた朝ご飯を仕入れて、北村温泉経由でオアシスに向かいました。
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 現着即朝飯パーリーであります。
 青空、暑寒別岳の残雪、オアシスの良き水色を肴に、お茶ケで一献であります。
 数こそそんなには釣れませんでした(管理人で13枚)が、午後2時まで天候にも恵まれて本当に、おにぎりと並んで味の良い釣りでありました。

 午後4時に札幌駅で「9月の全国地区長会で再会を」とお約束してY本部長とのルームミラー越しのお別れをして、ミナミクニキタクし、大役から解放されたのでありました。

 今朝は3時半には目が覚めます、寝不足否、前日8時には白目オンソフアーでありましたので、昼夜転倒といったところなんでありましょうとも、今朝は全きの元気全開であります。
 弊書き込み前には、既に写真の処理(仕訳と縮小)を経て、本部への地区大会の報告書はEメールで送信しました。
 今週は日研以外の仕事が結構あり、明日以降もパソコン前に釘付けですが、今日は弊書き込みが終わったなら、もともと嫌いな事務仕事なので手を休めて休息に宛てるつもりです。

 とりあえず、直近5日間の情報公開のココロダー 
 

管理人
作成: 2025/06/10 (火) 10:42:03
最終更新: 2025/06/10 (火) 15:54:27
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