2021年11月22日(月)17時01分19秒
皆さんこんばんは
さてまずは土曜日ですが、一抹の不安を抱えて月形に行ってきました。
「やっぱりな」
そうなんであります、増水です。
「入りたいなー」の小沼の中洲は全没でありました。
小沼と大沼の通路も、50cmほどの幅で僅かに冠水している部分がありましたが・・・、さてどうするであります。
多少とも逡巡はしましたが、ウエーダー着用し中洲に向かいました。
マタギの台も組み上げて持って行き、一旦バックと竿ケースを安置し、釣り台を組み上げて段取りは前出マタギのそれのお陰様で、意外なほどスムーズにいったのであります。
で、これまた竿の長さで逡巡したのですが、「北村向きは21尺を出したことがない」といったことで、21尺04-02(35-39)ダン底系のバラケとグルテンのセット2.5本の底釣りでスタートしました。
開始は6時半過ぎごろでしたが、1枚目は同8時半過ぎでありました。
実は、お初の前に数回ほどスレなのかノサれてハリス切れしておりましたので、「やっと取り込めた」といったことで、お初が出るまでの3時間は長くは感じておりませんでした。
また水温は7度と先週よりも3度ほど下がっていたことで、「増水イコールウグイ」の方程式も「増水イコールウグイ?」ってな感じで、水温低下の渋りと相まって、気にならないわけではないけれど、ストレスにはならない状況でありました。
で、同11時頃でツ抜け(10枚、一つ二つ三つ・・・九つ、十つが付かないのでツ抜け)、したのですがこのころから北西の風が強くなってきたのであります。
本来なら背風で快適なはずですが、何せ中洲が全没しているので沼の真ん中で釣りをしているような状況です。
並々の上、南に向かって竿を振っているので、完全逆行ですのでウキは良く見えないし・・・。
管理人が愛用しているPCムクの1.0mmや0.8mmのトップでは全く見えないのでありますが・・・、実はこの日はプロトタイプのウキを使っておりました。
PCムク1.5mmであります。
当然のことトップの径(太さ)がぶっといので、感度は落ちます。
ですが、これを薄く削り上げることで、ムクトップの容積を減らして感度を上げて、太さは薄くなるだけで削った面が正面を向いてさえいれば、確保できるといったことになりますが・・・。
最近、Cトップなるウキを来年から入会する釣友(来年は会友だね)F氏から見せてもらい、魅せられました。
インスパイアといったことでしょうか、太くても薄ければ・・・なんだー。
しかもよくよく考えると、ウキはウキゴムに差す際の向きを鑑みれば・・・、つまりはウキゴムの穴の向きにウキが立つのであります。
道糸がウキゴムの先にあるウキを貫いているのですから貫いている方向の面は常に釣り人と正対するように自動的になるのであります。
これって、よくよく考えると当たり前に過ぎるのですが、このことに30年以上釣りをやってきて管理人はまったく気づけていませんでした。
で、薄くて幅広いウキ(トップ)で有名なウキにイナ〇マというウキがあり、このウキの存在自体は30年近く前に聞いたことはあったのですが、その時に「トップが横向いた(薄手方向を正面に)らどうするの」とした質問に、「サソイを入れると正対する」と聞いたことがありました。
ただ、このことは「やっぱり常時生体はでき得ないんだなー」とした漠然とした先入観を持たされることになり、土曜日の実験まではなんともはや・・・。
大丈夫なんであります。
取り敢えず実使用はこの日と翌日なんですが、今のところ横向いた感は持たされておりません。
また日曜日は会友のM氏へも全く同サイズのプロトを使ってもらったのですが、「見やすいし感度も特に問題なし」との第一印象であるとのことでありました。
感度についてや、PCトップの形状などについては、この冬の制作の際の前段となる設計面をもう少し考慮していかなければならないと感じてはいますが、とりあえずプロトは現段階では機能したとしておきます。
結局、風が出てからはへらも散ってしまったのかこの後は午後2時過ぎまでで、2枚の追加しかできませんでした。
カラスカーで翌日日曜日は、会友M氏と中津湖のホソのフトに入って、午後1時頃で管理人16枚、M氏10枚にて、終了しました。
型は尺前後(半数以上は尺上小さくとも9寸)で、減水による渋りはきつかったのですが、その分悶絶のウキの動きでしたので楽しめました。
ホソは型で、丸沼は数が出ているようで、人気はホソが圧倒的で満員御礼に近かったのですが、場所ムラは多少あったようで、ホソの奥目よりは、出口よりの方がこの日は竿が立っておりました。
終日で20cm近く減水したので、このぐらいの釣果でしたが、「減水しないか増水状況ならば、相当の地合いになった」との管理人の印象は、M氏も「同意・同感」とのことでありました。
ウキの話はこの冬の研究課題として、またそのうちにお楽しみにのココロダー
2021年11月24日(水)07時40分6秒
皆さんおはようございます
祝日の昨日は会友M氏と一緒に新十津川野崎沼に行ってきました。
同沼は2本の道路が旧河川たる沼を3分割しておりますが、一番上流にあたる北側の沼の道路下にポイントを定めました。
天気予報では南寄りの強風といったことでの選択でありましたが、本当は東面の深場の底を長竿で攻めてみたかったんでありますが、まあこの時候の風は竿を振れるかどうかといったことよりも、兎に角体が風による体感温度の低下に参ってしまうことは必至であります。
一日中日陰だったり、風当たりがよかったりは、たとい釣れたとしてもねー。
二人並んで風裏になる道路下、中央水路よりにM氏沼に向かって右に管理人の布陣でスタートしました。
で、結論から成すと管理人18枚M氏14枚でありました。
型は、笑っちゃうぐらい小さく検寸ギリギリも結構いましたが、最長寸でも8寸が一枚ほど、殆どは5~6寸の超小型でした、また検寸買いも互いに5枚前後釣っております。
タックルはM氏竿17尺の底釣りでタチは1.8本ほど、管理人が15尺の底釣りで、タチは1.9本ほどでしたが、おそらくは深いわけではなく、仕舞い寸法の違いによるものと思います。
餌は互いに両グルテンです。
道中で一度宙も試したのですがやはり底釣りの方がよかったのですが、M氏も試したようで「同感」とのことでありました。
なおこの日は、風が強く体への負担を鑑み正午頃には竿をたたみました、M氏は「今日でシーズン終了」とのこと、「小さかったけど、ウキの動きは堪能できたし、へらは小さくとも竿に伝わる動きが違って手ごたえはやっぱいいね」とのこと、彼の性格は承知の助、場所を選んでしまった管理人への気遣いをかなりの部分占めていると思いますが、それを含んでいると感じつつ管理人もまた「同感」であり、こうした気遣いをしてくれる会友M氏ならばこそ、長く付き合ってきているのだと・・・。
日曜日は、同氏と並んで型を堪能し、2日後の昨日は今度は小べらならではの面白さを堪能しました。
さて同氏はこれでオフシーズンです、管理人は?
ふふふっ、管理人の明日はどぉ~っちだ~♪のココロダー
へらが待つ春の再会我も待つ