2021年 6月23日(水)14時33分5秒
みなさんこんにちは大変にご無沙汰しておりました。
さて、枝葉末節は未だ色々ありますが、取り敢えず緊急事態宣言も明けることはそうなったのでありますが、相変わらずのコロナ禍の真っただ中であります。
一方では、ワクチン接種が身近でも『済み』なる人も出てきており、管理人個人の感覚ですが、希望の光が遠くに見えてきているような気がしております。
勿論のこと言わずもがな、まだまだ油断はできませんが・・・。
さて、コロナは私たちから様々な日常を奪いました。
へら鮒釣りに関しても、月例会の開催や大会の開催など、『中止』の二文字を喉元に突き付けられてきたのであります。
当会も第一回の茨戸湖の例会こそ何とか開催できましたがその後は全く動きが取れなくなり、2・3・4・5・6回の例会は全て中止に、また春季大会と地区大会も残念ながら同といったことになったのであります。
で、その間に我々は全く何もしなかったかというと、細々と釣りはしておりました。
勿論のこと、密を避けて・・・、具体的には釣り座に座るまではマスク着用など、自身が出来得る最善策を取りながら、「へら鮒釣りはさせていただいていた」、のであります。
平素なら、情報を申し上げておりましたが緊急事態などの状況下を鑑み、書き込みを一時的に完全沈黙といたしました。
今後も、翌々周りの状況を鑑み、情報提供もさてどんな塩梅にしたらよいのか、思案中であります。
閑話休題、写真の3枚で、連想クイズをするとみなさんは如何にの結論を導かれますか。
実は、コロナ禍で転んでただ起き上がるわけでなく、当会はリモート検量を掴んで立ち上がります。
?写真のデジタルぶら下げ秤を会員全員に手渡し(余剰会費で賄いました)、②全員が各々の釣り座でセルフ検量をし、③それを当会会員が全員閲覧できるグループLINEに上げる勿論風袋も計り(これは各自が使っているフラシをあらかじめ計っておいてLINEのKeepに上げておけば毎回計る必要はなくなります。)、④コロナが収まるまでは、その時点で解散することも可能
上記で、何が得られるのかまずはへら鮒のストレスを大きく減らすことが出来ること、検量バックに移し検量場所に運び、検魚を受けるために籠に入れられる。
これが、今日から全くなくなります。
検量バックは不要、検量道具も不要、でへらは楽になるし、何より高齢化が進むへら鮒釣り界(『会』でもある)にあって、体力的にきついへら鮒の事後の持ち運びが皆無になる。
このことは、大変に大きなことだと思います。
他方失うこともあります、半べらや15cm判定など検量の精度が担保されるのか?また不正行為などについての心配など、また大型賞の取り扱いは如何にしていくのかなど、今後の課題も無いわけではありません。
ただ、あくまでも当会内のことですと、不正に関する心配は全くしておりません。
これは管理人の感覚だけでなく、皆に一様の感覚で、そのことに関するお話は殆どでなかったのであります。
ですから、過日のリモート検量試験例会でも拍子抜けするほどノントラブルでありました。
因みに、写真はF氏の検量ですが、まずはフラシに入った状態を撮影(型や量目が推測できる)し、その後デジタル秤を撮影し、グループLINEに上げたものを、ここで公開いたします。
デジタル表示の右上にある小さな鍵のマークは、ぶら下げて安定状態になると、秤がオートマチックにデジタルをロックしたマークで、これになると表示は変わらないので、「やれやれ」でフラシを下ろしてから写真をパチリし、写っていることを確認したら、フラシを返して再放流することになる、誠に簡便なる機能なのであります。
しかも会で一括で同じものを購入し全員に配布してあることから、同じ機能は全員にもまた同じ・・・。
実にスッキリ気持ちのいい限りであります。
時代に転び、次代に向かって立ち上がった新べらクラブの「明日はどぉっちだー♪」
なお、デジタルぶら下げ秤・単4電池2本・送料込みで千円/個でお釣りが来るほど、経費もかかりません、
また、望外の大釣り時でも、途中で一度検量し、「フラシを一度カラにしてから」で対応できるので、重たいフラシを何枚も持っていく必要はなく、1枚あれば十分といったことになります。
その際に草むらに上げて、カラのフラシを撮影し、もう一度草むらから・・・、そんな輩はへら鮒釣りの世界には多分いないと思いますよ。
少なくとも、当会では一番怪しいかもしれない管理人でさえ「やるわけないって!!」ってさっき言ってました。
前に進むのです、「遊び釣りはノーフラシ」が出来たんです。
リモート検量が出来ない筈はないのであります。