Triumphant

Tier6 ソ連　中戦車　Triumphant（トライアンファント）

その他の画像

 

マントを被るという意匠自体はDraculaに通じるものがあるが、あちらのマントが空間装甲として機能する一方で、こちらは単なる飾りである。

T-34-85をベースにした、バトルパスイベント「勝利への道」（2021.05.01～2021.05.31）報酬車輛。

スプリングシーズンらしい新緑に包まれ、マントを被り戦勝パレードで凱旋するかのようなデザインをしている。最近のWGにしてはオートソドックスで洒落たデザインである。

公式による車輛解説

 

Triumphantは勝利を掴むために必要なもの全てを備えたまさに英雄のような車輛です。まず特筆すべきはその主砲。Triumphantは貫通力が高く、敵に大きなダメージを与えることができる主砲を搭載しています。加えて本車輛は速度と機動力にも秀でているため、敵の周りを自在に動き回り、素早くポジションを変更することができます。そして忘れてはならないのがその外観。その風貌はまさに英雄そのものです！この素晴らしい車輛で戦闘に飛び込み、その力を敵に見せつけましょう！

基本性能(v7.9.0)

車両名	Tier	国籍	タイプ	耐久値 (hp)	車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm)	最高 速度 (km/時)	重量 (t)	射界 (度)	隠蔽率 静止中/移動時/発砲時 (%)	本体価格 (クレジット)
Triumphant	Ⅵ	ソ連	中戦車	930	45/45/40	54	33.33	全周	25/18/6	---

主砲

砲塔

エンジン

履帯

関連車輛

元車輛:T-34-85

解説

ベース車輛であるT-34-85から、手抜きバトルパス報酬車輛らしくステータス変更で車輛特性が変わっている。
なおT-34-85シリーズは本車輛で累計6両目、同格ではT-34-85 Victory、Type 58、Oxに次ぐ5両目となる。
ちなみにチュートリアル専用のコレクター車としてまた新たに1両実装予定である。
何両実装すれば気が済むんだ…

装甲

• 車体
  装甲については基本的に元車両と大差はなく、45mmの傾斜装甲で85mm程度と貧弱もいいところである。
  また、車体全体を覆うように配置されたマントは空間装甲ではなくただのテクスチャであり、ここに榴弾耐性があるとかそんな奇跡は無い。かなしい。

  しかし、車体前面中央部のエンブレムは90mmの装甲扱いとなっており、傾斜込み165mm相当の防御力を有している。つよい。
  この範囲は同格通常弾程度なら簡単に弾けるので、本車の車体前面を狙う時は注意されたし。
  このエンブレムと車体の形状から車体フリフリ(嫌がらせ)時の謎弾き性能はかなり高いので、ぜひ実践してみよう。

  参考画像

  調整中

• 砲塔
  基本的には元になったT-34-85と同じで、砲身脇の傾斜の緩い部分が抜かれ、キューポラも弱点。ただ、丸みを帯びた形状のため、少しでも弾が上下に振れれば弾かれる。また、正面から見える砲塔側面装甲は傾斜がきつく、300mm前後と抜かれることはない。
  そして、T-34-85では防楯裏は0mmの装甲判定であったが、本車両では防楯裏もしっかり30mmの装甲が確保されている。さらに、砲塔側面も前面は90mmの装甲となっており、ハルダウン時の多方面からの攻撃に強くなっている。
  これらによって砲塔装甲の信頼性は格段に向上している。
   

主砲

• 85mm ZiS S-53 B
  元車輛の中間砲である85mm ZiS S-53を大幅バフしたZiS S-53 Bを搭載している、と言う凝った設定の主砲である。
  ここはD5T-85BM砲を搭載して欲しかったがWGは変なところにこだわるから仕方がない。

  性能としては、元車両の最終砲と比べると貫通力と弾速が大幅に劣化しており、この点はやや使いづらさを感じる。

  一方で装填時間は微妙に強化されており、DPMが80ほど上がっている。
  また、地味に有難いのが俯角のバフであり、元車両が-7°なのに対しこちらは-8°となっている。この恩恵はかなり大きく、元車両で使えなかったポジションがこちらでは使えたりするので把握しておくと良い。

  補足として、T-34-85よりtype58に近い性能だが、85mm系特有の単発とDPMのバランスは健在であり、紙装甲相手には抜群の攻撃性能を有する。

  他のT-34-85系との比較(T-34-85は中間砲の数値。引用元:Blitz Stars)

  車名	砲名称	発射速度(rpm)		弾種	平均 貫徹力 (mm)	平均 攻撃力	DPM (HP/分)	精度 (m)	照準 時間 (s)	弾速	俯 仰 角
  Triumphant	85mm ZiS S-53 B	8.02		AP APCR HE	128 167 43	200 170 300	1604 1364 2407	0.364	2.21	792 990 792	+22° -8°
  T-34-85	85 mm ZiS S-53	8		AP APCR HE	126 167 43	200 170 300	1599 1359 2399	0.403	2.21	792 990 792	+22° -7°
  T-34-85 Victory	85 mm ZIS S-53	8		AP APCR HE	128 167 43	200 170 300	1599 1359 2399	0.374	2.21	792 990 792	+22° -7°
  Type 58	85 mm 56-85JT	7.92		AP APCR HE	128 172 43	200 170 300	1584 1346 2376	0.364	2.21	792 990 792	+22° -7°
  Ox	85mm 56-85B	8.02		AP APCR HE	128 172 43	200 170 300	1604 1364 2407	0.355	2.25	895 1119 792	+20° -7°

機動性

エンジンは元車輛における中間エンジンに該当する仕様で、出力重量比が低く元車両のようにヌルヌル動くことは出来ない。

一方で履帯性能が爆上がりしており、元車両でもそこそこ速かった車体旋回速度がさらに向上している。
また、数値上はそこまで変化は見られないものの、元車両と比べて不整地への耐性が高くなっており、速度に乗っていれば川に足突っ込んだりしてもそれほど減速しない。

立ち回り

基本はハルダウン、もしくは遠すぎない距離からの援護射撃、裏取り、NDKと中戦車らしい動きが求められる。戦況を見て押したり、引いたり、救援に駆けつけたりしよう。

総評

T-34-85からエンジン馬力と貫通力を失った代わりに、高い旋回性能と俯角アップ、部分的な装甲の強化を得た。

主砲、装甲、機動力、どれをとっても高水準でまとまっており、尖っている部分はない。悪く言えば特徴がないということになるが、逆にいえば非常に扱いやすいということである。
偵察、ハルダウン、裏取りと中戦車の仕事を全て難なくこなせる、まさにソ連の中戦車といった感じである。

乗り手を選ばず、対独戦勝記念日を祝した戦車だけに、今回も貴官を勝利に導くことが出来るだろう!!

特徴

長所

• 元車輛より1度増した俯角
• 元車輛譲りの高い単発火力
• 堅牢な砲塔装甲
• 謎弾きを誘発する車体中央のエンブレム
• 大幅に向上した車体旋回性能
• 良くも悪くも地味で戦場に馴染みやすいデザインとマントからヒラヒラと舞う紙吹雪
• 高めのクレジット係数(145%)
• 扱いやすい
   

短所

• 性能に目新しいものがない
• 目立つキューポラ
• エンブレムの部分以外柔らかい車体装甲
   

歴史背景

コメント

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