Titan H-Nd

Last-modified: 2024-04-27 (土) 10:17:53

Tier7 多国籍 重戦車 Titan H-Nd 

TitanHN.png
 
装甲が固くなるギミック
armor.gif

2021年のハロウィンイベント・バトルパスのレベル35の報酬車輌であり、Tiger Iを空間装甲マシマシに魔改造した車両。
なんとHPが50%以下になると見た目が少し変わり、正面装甲や砲塔前面が硬くなるギミックがあり、最高に男心をくすぐる車両である。
所謂ハロウィの新参者であるが、SmasherAnnihilatorの様なぶっ飛んだ性能ではなく落ち着いた性能となっている。
ようやくWGが学習したと言えるのだろうか・・・?

 
この車両の購入を検討している初心者の方へ

この車両の購入を検討している初心者の方へ
豚飯などの車両テクニックやマップ、味方の構成など基本的なことを把握できていないうちはこの車両を購入することをおすすめしない。
なぜなら購入(課金)したからといって勝ちやすくなるわけではないため、自分も勝てずにイライラするし、味方にも迷惑をかけてしまう
購入するときは自分にとってふさわしいか、使いこなせるか否かをよく考えよう。

 

直近90日の平均勝率:54.46%(2023年9月7日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。

基本性能(v8.4.0)

※以下の数値は最終装備、搭乗員100%時の数値

車両名Tier国籍タイプ耐久値
(hp)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高
速度
(km/時)
重量
(t)
超信地
旋回
射界
(度)
隠蔽率
静止中/移動時/発砲時
(%)
本体価格
(クレジット)
Titan H-NVII多国籍重戦車1500000/000/00035/1264.74◯or不可全周9.00/4.50/2.001.780,000,000cra.png
 

主砲

Tier名称装填時間
(秒)
発射速度
(発/分)
弾種平均
ダメージ
(hp)
平均貫通力
(mm)
DPM
(hp/分)
弾速
(m/秒)
着弾分布
(m)
照準時間
(秒)
仰俯角
(度)
総弾数
VIII10,5 cm Kw.K. L/52 H10.075.96AP
APCR
HE
310
260
380
180
250
53
1848
1550
2265
805
1006
805
0.4222.21+20°/-7°00
 

※「着弾分布」:100mでの着弾分布。
※「照準時間」:照準円が最大まで広がった状態から、3分の1の大きさへ収束するまでにかかる時間。ゲーム内では最小の大きさへ収束するまでにかかる時間が表示されています。

 

砲塔

Tier名称装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
旋回速度
(度/秒)
視認範囲
(m)
VIITitan H-N000/000/00022.95250
 

エンジン

Tier名称出力
(馬力)
VIIMaybach HL 234 P30 Ausf. H000
 

履帯

Tier名称旋回速度
(度/秒)
VIITitan H-N27.12
 

解説

体力が50%以下になると追加装甲が展開されるギミックをBlitzで初めて搭載している。とはいえ、性能的にはごく普通の重戦車である。

車体

  • 通常時
    潰れたTiger IIのような形状。
    傾斜している正面上部は実質220mmと同格重戦車の通常弾を防御するのに十分な装甲厚を持つ。しかし同格重戦車の課金弾や駆逐の通常弾を防ぐことは厳しく、更には格上相手には簡単に貫通されてしまうため防御力は標準的な重戦車の域を出るものではない。
    ただ、同格中戦車の課金弾のうち、多くは貫通しないため下部さえ隠せば中軽戦車に対して強気に出ることが可能で、トップマッチの場合は重戦車らしく振舞うことが出来るだろう。
    車体下部は実質110mm程で格下からも容易に貫通される弱点であるため、隠すことを徹底しよう。
    側面はTigerとは異なり傾斜があるうえに装甲厚は80mmが確保され、豚飯は可能だが、履帯裏が60mmと薄いため、側面が強制跳弾角度の豚飯状態であっても同格以上には履帯裏を貫通される可能性がある。
  • 変形後
    車体上部は変化せず、車体下部に60mmの空間装甲が追加され、側面も後部にあった空間装甲が前部にスライドする。
    車体下部は110mmから180mmへと装甲厚が上昇し、同格中戦車の通常弾程度ならば安定して跳弾させることが出来るようになる。
    側面も後部に位置していた空間装甲が、変形前は弱点だった60mmの履帯裏をカバーするように前部に移動することにより60mm+20mm+60mmの合計140mmの装甲厚を得る。
    豚飯の際に最も傾斜が緩くなる駆動輪付近の履帯裏が増厚されたことで豚飯の信頼性が増し、格上重戦車にも通用するようになっている。しかし空間装甲が移動した影響により車体側面後部が非常に薄くなってしまう為、角度の緩い豚飯を行うと容易に貫通されるようになってしまうので注意が必要。
    またこの車体下部と側面前部の増厚を活かした昼飯も効果的で多くの同格重戦車の通常弾の跳弾が期待できるようになる。
    また、変形後もそれらの部位は完全に覆われているわけではないため、わずかな隙間を狙撃される恐れもあるが、狙い続けることは難しい狭さであるものの油断は禁物である。いずれにせよAP系課金弾には無力なので、装甲に頼った戦い型をする事は難しいだろう。
 

砲塔

  • 通常時
    砲塔はTigerのものとは別物と呼べるほど形状が異なっており、正面に対しての避弾経始に優れている。
    砲塔正面を多く占める大きな防盾は分厚い空間装甲が重なっている構造で、最低でも実質300mm、大半が実質700mmとマッチするいかなる戦車の砲弾にも耐えうることが出来る非常に強固な装甲を持つ。
    防盾周辺に180mmの垂直装甲がわずかに露出しているが、非常に範囲は狭い。
    左右のほっぺに相当する防盾脇は傾斜が緩く、実質180mm~190mmとさほど薄くはないものの、周辺と比べると弱点部位になっている。この場所は格上の通常弾や同格の課金弾で安定して貫通可能である。
    またターレットリングが180mm装甲であり傾斜に乏しいことから平地では狙われる可能性があるほか、昼飯や豚飯時にはさらに薄くなってしまうため注意。
    キューポラはTigerよりもかなり小さくなっているが、120mm程と格下からでも貫通される弱点であるためハルダウンで狙わせないようにしたい。
    天板は45mmの一枚板。三倍ルールによって主砲口径が135mm以上の弾には強制貫通されてしまうので出来るだけ天板は晒さないようにしたい。
  • 変形後
    防盾に付いていた60mmの空間装甲が弱点である防盾脇の大半を覆うようにして展開される。変形後の防盾脇は実質300mmに達し弱点ではなくなるが、車体と同様に覆われていない箇所もわずかに残っているため精度の良い車輛ならば抜いてくる可能性があることに注意しよう。
 

主砲

  • 10,5 cm Kw.K. L/52 H
    単発火力、貫通力がDicker Maxと同じ値の10.5cm砲*1
    通常弾は単発火力310、貫通力は180mmと重戦車としては平均的な値。課金弾はAPCRで単発火力260、貫通力が250mmと課金弾貫通力かなり良く*2、格上戦車相手でも真正面から貫通を狙える。
    ただし、精度が0.422と口径100mmクラスの砲の割にはかなり劣悪で、あのISの122mm砲の精度と同じ値である。弾速も805m/sとかなり遅い部類で、元がTiger Iである割に遠距離戦闘は非常に苦手。
    幸いなことに照準速度は2.21秒とそれなりに早く、照準拡散も悪いというわけではないため近距離~中距離の相手までであればしっかり当てていける。
     

機動性

劣悪の一言に尽きる。
出力重量比はSmasherあの超重戦車にさえ劣り、Tier7戦車最低と加速は恐ろしく鈍い。
おまけに最高速度も35km/hと元のTiger Iの44km/hから10km/h近く落とされてしまっている。
最低限の陣地転換能力こそは備えているものの、車体・砲塔旋回速度も非常に劣悪で、快速戦車相手に取りつかれるとNDK等で一方的に殴られる可能性が高いので退路や進路はしっかりと決めてから移動すること。
一般的な鈍足HTに言えることだが、NDK対策に障害物の近くを通ることが望ましい*3

 

立ち回り方

元となったTigerと異なり、機動的な立ち回りや中戦車の随伴は厳しいため装甲を活かしたMTルートの蹂躙は得意ではない。そのため、高めの単発火力を活かして前線を構築する従来の重戦車の仕事を丁寧にこなす必要がある。また前線構築の際には昼飯・豚飯・ハルダウンが必須技術となる。
トップマッチの場合は装甲や高めのHPを効果的に用いてダメージ交換を優位に進めよう。ボトムマッチでは高い課金弾貫通力を持つことから、味方の格上重戦車と共に相手の重装甲車輛を優先して狙うことで味方支援を行い戦線を着実に上げよう。

 

総論

Tigerから大幅に機動力が落ちてしまっているほか、主砲もDPM型から単発重視型へと変化し全体的に重戦車らしい性能に仕上がっている。追加装甲の展開後はそれなりに強固だが、発動条件がHPが半分以下になった時であり意図して使えるものでもないため、特殊消耗品類とは違ってこのギミックを意図的に戦術に組み込むことは難しい。過度な期待はせず、体力が減少した時に撃ち合いがやや有利になる程度の認識にとどめておいた方が良いだろう。
総合的に見れば、尖った性能こそ持っていないが、WoTB初のギミックを楽しむには十分な性能であると言える。

 

特徴

長所

  • WOTB初の可変式装甲を搭載
  • 空間装甲を多く備えており、HEやHEAT弾に強い
  • 良好な金弾貫通力
     

短所

  • 追加装甲はHPが50%以下にならない限り展開されない
  • 非常に劣悪な砲精度
  • 非常に劣悪な機動力
  • 重戦車らしく悪い隠蔽率
     

歴史背景

戦車事典より
プロジェクト「Titan」によって開発された実験戦車。HP が 50% 以下になると、リアクティブ装甲が作動する。

極秘プロジェクトより
実験車両 Titan H-N
レベル 35 では、この研究ラボの最新技術を結集した Titan H-N を入手できます。 Titan H-N は強固な上部傾斜装甲のほか、310 ダメージと 10.7 秒の装填時間を誇る強力な主砲を搭載しています。機動性や装甲の性能を見ただけでは、前線で堅実に仕事をこなす平均的な重戦車に見えるかも知れませんが、この車輌には別の顔があるのです……!
HP が 50% 以下になると、敵からの砲撃を受けることで蓄積された運動エネルギーが解放され、チタニウムと「フォルティウム」*4でできた追加装甲が展開されます! この形態の変化に驚いた相手の意表をつけば、敵を容易くガレージ送りにすることができるでしょう。これぞ世紀の発明です!

2021年のハロウィンイベントの報酬車両で、10月のバトルパス「作戦『Titan フレア』」と共通のテーマを元にデザインされている。
ちなみに戦車事典のURLにある「Sturmfeur」はドイツ語で「近接精密射撃」「突撃射撃」といった意味。それならもう少し砲精度が良くてもよさそうなものだが

元ネタ?

実はTiger Iの試作1号車には、「Vorpanzer」(フォーパンツァー)という油圧駆動式の増加装甲が施されていた。*5
試作1号車にはサイドスカートがなく、代わりに車体前面下部の突き出しの上に増加装甲板があり、作動させると垂れ下がって履帯と車体下部を覆う仕組みだった。
本車のベースは前述の通りTiger Iであり、また車体下部を覆うように増加装甲が展開される。偶然にしては出来すぎている気もするが...?

参考リンク


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  • コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
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      • コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00

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*1 DPM,精度,照準速度,砲拡散は劣っている
*2 APCRなので貫通UPの恩恵が少ないので注意
*3 障害物によって快速戦車が自分の周りを回れなくなる為
*4 WGいわく「地球に落ちてきた隕石から採取した」という物質。後述のバトルパスのイベント通貨でもあった
*5 正確には、Vorpanzerは増加装甲一般を指す語句である