Tier 7 ドイツ 重戦車 Tankenstein /日本語表記:タンケンシュタイン
車体がTiger (P)、砲塔がKV-4のハイブリッド戦車。
ドイツとソ連の夢のコラボレーションが「スクラップから再構成」という形で実現した。
えっ、アメリカの主砲?イギリスの機銃?知らんなぁ
ツギハギだらけの車体や火を噴くダブルマフラー、主砲塔と副砲塔を繋ぐぶっといパイプなど、眺めているだけで楽しめる素敵な車両に仕上がっている。
また、本車は名前と外見の通りFrankenstein(フランケンシュタイン)の怪物がモチーフとなっている。
基本性能(v6.10.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高速度 前進/後退 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (ゴールド) |
Tankenstein | VII | ドイツ | 重戦車 | 1600 | 200/100/80 | 35/12 | 66.54 | 10,000 |
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実用出力重量比(hp/t) | 10.37 |
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武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VIII | 105 mm Gun T5E1 | 4.88 | AP APCR HE | 198 245 53 | 310 260 400 | 1513 1269 1952 | 0.42 | 2.5 | 63 | 1000 4800 12 680 | 2,400 | +15° -8° | |
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VIII | 130 mm B-13-S2 | 3.00 | AP AP HE | 196 171 65 | 460 530 600 | 1380 1590 1800 | 0.45 | 2.9 | 30 | 1118 4000 10 978 | 5,290 | +15° -6° |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VI | Stein Type 1 | 150/120/80 | 26 | 230 | 15,000 |
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射界 | 全周 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VI | Stein Type 1 | 690 | 20 | 670 |
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履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VI | Stein Type 1 | 95.20 | 18 | 18,000 |
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乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
関連車両
解説
2015年ハロウィンイベントのミッション達成報酬として配布された戦車である。その後2年もの間沈黙を保ち続けたが2017年、突如ショップに姿を現した。
高火力な砲と頑丈な装甲を持つ一方で、機動性は悪く、如何にも重戦車らしい性能となっている。
近年はヘルシング、ドラキュラ、スマッシャー、アナイアレイター、タイタンのような特殊能力持ち、もしくは超スペックの後輩達に後塵を拝していたがアプデにより特殊能力が追加。搭乗員が行動不能にならなくなるという特殊能力を得た。さらに度重なるバフにより装甲圧やエンジン馬力、旋回速度も上昇し、今やハロウィン戦車の面汚しポジから脱却できたと言っていいだろう。
今こそタンケンシュタインの恐ろしさ知らしめてやろう!
装甲
▷車体
Tiger (P)をベースしており、本家同様正面上部の装甲厚は200mm、中段の傾斜した部位は250mm相当と中々の硬さを誇る。
有名な弱点であった左右の切り欠きも、Tiger(P)同様v4.5にて200mm厚に強化された。
一方正面下部は80mm、傾斜込みで120mm相当しかなく格下からでも貫通を容易に狙える弱点部位である。
側面はかつて80mmの垂直装甲であったがバフにより100mmとなり、同格内でも堅牢な部類となった。重戦車らしく豚飯をしてガンガン弾こう。
▷砲塔
砲塔はKV-4の流用であるが、砲塔正面の装甲厚は本家は220mmの分厚さであったのに対してこちらは150mmまで減厚されている。正面装甲はあまり傾斜の無い曲面形状となっており傾斜を込みにしても160mm~場所によって180mm程度と、格下の弾はよく弾いてくれるが同格からは課金弾を使われると割と容易に貫通を許してしまう。130mm砲の場合は防楯が小さく、この部分が露出しているため同格重戦車~格上戦車を相手にする場合はあまり長時間砲塔を晒さないようにしよう。(幸い単発が高いため砲塔を晒す回数は少なくて済む)
105mm砲搭載時は150mmの主装甲に280mm相当の肉厚の防盾が付き砲塔正面を抜かれることはほぼ無くなる。
そして、KV-4でも有名な弱点の副砲塔は155mm程度と相変わらずこの部分は弱点である、105mm砲搭載時でもこの部分は防楯で覆われておらず、頭出しの際は車体を前後に揺らすか俯角をいっぱいに使ったハルダウンで相手にこの部分を狙われないように工夫しよう。
砲塔側面は120mmと中々の厚さであるものの、砲塔から副砲塔に伸びている右側面のパイプ(パイプ自体に当たり判定は存在しない)の砲塔・副砲塔との接続部は25mmと極薄の部位である。範囲がかなり狭く狙ってそうそう当てられる箇所ではないものの15榴等が貫通する事があることは頭には入れておこう。
背面のダクトらしき部位は僅か30mmしかない。たいていの榴弾が貫通するため、乱戦の中で思わぬ大ダメージを受けることも。
主砲
特性の異なる2種の砲から選択することになる。
どちらの砲も長所短所があり、使用者によって好みが分かれるだろう。色々試してみて自分に合った砲を選ぶべきである。
以前はレーティング戦に出るには、130mm主砲を選択しないといけなかったが、105mm主砲も選択できるようになった。
好みに合わせて搭載しよう。
- 105 mm Gun T5E1
アメリカ重戦車T29でお馴染みの主砲。
非常に使い勝手が良く、分厚い防盾までオマケで付いてくる。(ただし、薄い副砲塔を狙われるため、積極的に弾けるかというとそうではない)
通常弾貫通力は198mm、金弾貫通も245mmと重戦車にしては十分すぎる値であり、格上重戦車が相手であっても正面から対抗出来るだろう。
俯角は8度と大きく取ることができ、肉厚の防盾と合わせてハルダウンが有効である。 - 130 mm B-13-S2
ソ連駆逐戦車SU-100Yと同じ主砲。
単発火力は460にも達し、貫通も196mmと同格相手であれば不足は無い。課金弾はやや特殊で、貫通力が171mmに下がるものの威力が530に上がるAPHEとなっており、この課金弾を如何にして貫通させられるかが本砲のミソとなる。
逆に言うと、通常弾の貫通力196mmで貫通力は打ち止めである*1ため、格上重戦車に対する貫通力不足に常に悩まされることになる。発射速度や照準時間もかなり遅く、とにかく味方との連携を密にする必要がある。高貫通・低威力のAPと低貫通・高威力のAPHEの関係は、他の砲における通常弾と課金弾の関係をそっくり裏返したものと言える。
それに合わせ、弾種運用を通常の逆…つまりAPHEを通常弾、APを金弾のつもりで運用するのも一つの手である。
場合によっては金弾を常用することになるが、幸いにしてクレジット収支は良好であり、砲弾自体も威力の割に安価。しっかり貫通させていけば赤字になることはそうないだろう。
機動性
出力重量比は10.37または9.94(hp/t)*2。
当初は履帯及びエンジンの性能がTiger (P)の初期状態と同等で重量は増加、砲塔旋回速度もKV-4より2°/s低いと機動力は極めて劣悪だった。
しかしv4.5でエンジン出力が690hpまで引き上げられ、同時に強化されたTiger(P)の最終エンジンに迫る値になった。
砲塔旋回速度に至っては実に10°/s近い大幅な強化を受け26°/sに上昇。これはTiger(P)やTiger Iとほぼ同等の値である。消耗品や拡張パーツによっては30°/sを超えるため、KV-4の見た目で気持ち悪いくらい良く回る。
履帯性能に変化はないため総合的にTiger(P)に劣っているのは変わらないが、平均的な重戦車レベルの機動性は手に入れたと言っていいだろう。
総論
本車は強力な砲と厚い装甲、劣悪な機動性を備えている点で非常に重戦車らしい車両と言える。200mmの正面装甲と恵まれた耐久性を生かし、積極的に前線を構築しよう。ただ装甲の厚い部分は限定的であり、適切な場所で戦うことがこの偏った装甲を最大限に生かすコツとなる。開けた場所は極力避け、起伏や遮蔽物を用いて少しでも車体下部を隠そう。
昼飯は気持ち傾ける程度、小刻みに動けば中距離では有効である。
また砲塔が前寄りに搭載されており豚飯よりも飛び出し撃ちがしやすい形状である為、動きの鈍さを押してでもこれを活用したい。昼飯の角度で車体正面だけを遮蔽物から僅かに出し、敵にわざと撃たせて弾いてから反撃なども可能である。
細かい角度は、状況に合わせて各自で調整してもらいたい。
運用においては足の遅さから距離調節や陣地転換が難しい点が最大の問題となる。
「敵の後衛に弱点部位を狙撃されても必中しない程度の距離」で戦うと装甲を活かしやすいが、距離を取りすぎると今度は前線が溶け、自分も逃げ切れずに集中砲火を受けてしまう。いつでも最前線を買って出られる距離に陣取りたい。
荒々しい見た目と裏腹に慎重な運用を要求されるが、適切に動かしてやることで他の車両と一味違った楽しみが得られる、面白味のある車両と言える。
特徴
長所
- 搭乗員が負傷しない特殊性能
- 非常に厚い車体正面装甲
- Tier7戦車中2位のHP(1位はVulcan)
- 105mm砲は通常弾、課金弾共に貫通が良好(それぞれ198mm、245mm)
- 105mm砲は俯角が8度と良好な上、非常に分厚い防盾が付いてくる
- 130mm砲の高い単発火力
- 搭乗員が一切負傷しない
- 重戦車にしては速い砲塔旋回速度
- プレ車の中でも高めのクレ係数(同格中5位の170%)
- 2500ゴールドとお手頃な価格
650,000 を達成して入手できるというレア感俳優笹野高史さんの愛車
短所
- 非常に劣悪な機動力(旋回性能、加速力、走破性)
- 正面下部、副砲塔など大きく分かりやすい弱点が多い
- 搭載可能な主砲はどちらも照準拡散が激しい
- 105mm砲装備だとT29との差別化が難しい(あちらは俯角が10度も取れる上、特殊消耗品も使用可能)
- 重戦車にしては貫通力の低い130mm砲(砲弾調整込みでも最大貫通203mm)
- 130mm砲は同Tier内最低レベルのDPMな上、俯角も6度しか取れない
- 車高が高く機動力、DPMの低さから快速戦車に張り付かれると生還は絶望的
小ネタ
- ミデルブルフの何処かにこの戦車の設計図が貼られている場所がある。
- 2016年ハロウィンイベントのスペシャルガレージにて、主砲を外した状態の本車が設計図と共に鎮座している姿が確認された。
- 2017年のエイプリルフールに合わせてガレージ内の垂幕に本車のモノクロ画像が表示されたことがあった。
- Q.多国籍車両では無いのか?
A.今ならそうなるでしょう。しかし、この戦車が実装された当時多国籍枠自体存在しなかったのです
歴史背景
某年、とある科学者が、志半ばで撃破された車輌からパーツを集めて産み出した戦車。復讐に燃える本車は今も戦場の何処かを彷徨い続けているという…
コメント
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
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- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
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