TVP T 50/51

Tier 10 チェコスロバキア(パンユーロ) 中戦車 TVP T 50/51

Ver.8.9のアップデートでPBR化がなされた

PBR以前の画像

伝説迷彩

本車両には2つの伝説迷彩が存在する。

伝説迷彩「扇動者」

2550
適用中は車両名が「TVP 50/51 Instigator」となる。

伝説迷彩「Retěz」

価格は3000 現在はオファー形式のみでの入手となる。
適用中は車両名が「TVP 50/51 Retěz」となる。

チェコスロバキアルートの終着点となるTier10戦車。
ローダー砲の弾倉火力はさらに強化され、1弾倉4発で1200ダメージ*1にまで到達し駆逐戦車並みの瞬間火力を得た。
ただし、圧倒的な瞬間火力の代償に弾倉の再装填時間は非常に長い、加えて装甲も紙同然であるため、優秀な機動力を利用して弾倉の装填時間と敵戦車の射線をしっかり考慮した非常に繊細な立ち回りが求められる。(ちなみに同格の4連発ローダーの弾倉火力はFV4005が1640、AMX 50 Bが1520である。こちらは車種が駆逐戦車と重戦車なので参考程度に)

直近90日の平均勝率：53.74%(2021年12月14日現在、BlitzStars調べ、ver8.5.X)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。

基本性能(v8.5.0)

※以下の数値は最終装備、搭乗員100%時の数値

車両名	Tier	国籍	タイプ	耐久値 (hp)	車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm)	最高 速度 (km/時)	重量 (t)	超信地 旋回	射界 (度)	隠蔽率 静止中/移動時/発砲時 (%)	本体価格 (クレジット)
TVP T 50/51	10	チェコスロバキア	中戦車	1850	75/40/30	60	39.94	〇	全周	23.50/17.60/5.29	6,100,000

主砲

機関砲(オートローダー砲)

※「着弾分布」：100mでの着弾分布。
※「照準時間」：照準円が最大まで広がった状態から、3分の1の大きさへ収束するまでにかかる時間。ゲーム内では最小の大きさへ収束するまでにかかる時間が表示されています。

砲塔

エンジン

履帯

派生車両

派生元:Skoda T 50

開発ツリー

Skoda T 50	━	TVP T 50/51 250,200	━	100 mm AK1
			━	TVP T 50/51
			━	Praga AXK
			━	TVP T 50/51

：必要経験値
：必要クレジット

解説

チェコスロバキアの中戦車ルートの終着点は全く頼りにならない防御力はそのままに、瞬間火力の極致に至った。その特性により扱いは難しいが、オートローダーの運用を極めた者ならば、敵にとって凄まじい脅威になること間違いなしである。

車体

多少は改善されたものの、前身同様に装甲は全く頼りにならない。幸い、体力は多いため、機動力で被弾を回避しつつ、ヘルスで耐えることが基本になる。
正面上部と下部は実質150mmと実質100mmで、このTierでは全く当てにならないどころか、HESHも貫通する薄さである。
側面は履帯裏とともに40mm装甲で、豚飯は不可能。前身にあったIS-3似の空間装甲はなくなったため榴弾に対する耐性も落ち、同格中戦車でも榴弾の貫通が可能である。

砲塔

砲塔正面は概ね140～160mmほどで跳弾を期待することは殆ど出来ない。ただし、防楯部は145mmの本装甲と120mmの空間装甲が重なり最低でも360mm以上の実質装甲厚があるのに加え、砲塔の端部には260～300mmが存在しているため、上手くこれらに当たってくれれば弾いてくれることがある。とは言え、どちらの部分もさほど広くなく狙って当てさせることは不可能なので、基本的にはハルダウンで被弾面積を最小化したり、機動力をもって被弾を回避することになる。
キューポラは上にあるペリスコープが当たり判定のない空間装甲なので狙う場合は注意。*2

主砲

• 100mm AK1
  300×4発のオートローダー砲。合計ダメージは1200にも達し、全車輛中最高クラスの瞬間火力を誇る。全弾を貫通させることができれば、FV215b (183)のHESH弾貫通時クラスのダメージを叩き出すことができるのが最大の強みである。射撃間隔が1.5秒と速く打ち切るまでかかる時間が4.5秒と、全弾叩き込むことも容易である。はずだったのだが間隔が1.9秒になってしまい、打ち切りに約5.7秒かかり全弾叩き込むのが難しくなってしまった。
  瞬間火力の代償にDPMは最大でも2728*3と低めで、弾倉のリロードには21秒ほど必要となるため、長い装填時間をカバーする立ち回りが必須。
  また貫通力も通常弾で242mm、課金弾で290mmとMT内でも低めである。とは言えローダー砲であることもあり、ほぼ確定で砲弾調整の拡張を開くことになるため金弾の貫通力は319mm程、加えて照準速度や精度がTier10戦車内でも特に優秀で、弱点狙撃が容易に出来るため良好な機動力も合わさり貫通力で苦労することはあまりないだろう。
  また通常弾APCRの弾速が1400m/sと非常に高く、距離減衰もわずか3%以下と低く、良好な精度と相まって遠距離砲撃はお手の物である。弾速は素でも非常に速いので拡張は強装薬ではなく照準を優先にしても良い。
  砲拡散は平均的であるが、照準速度が非常に早いので至近距離でもない限り貴重な一発は走り撃ちよりもしっかり止まって撃ち込んだ方がいいだろう。
  なお、俯角は8°取れるため起伏にそこそこ対応しやすい。
   

機動性

最高速度は60km/hとTier10中戦車の中ではLeopard 1に次ぐ速力を誇る。
しかしながら出力重量比がSTB-1と同じくらいで、同格中戦車と比べるとやや低めなので、加速に関してはそこまで良いという訳ではない。
裏取りや機動戦は十分に行えるため、1200ダメージを敵の予想外の地点から叩き込むことができる。

立ち回り方

良好な機動力と強烈な瞬間火力に性能を極振りした非常に癖の強い戦車である。
装甲は防楯以外紙同然であり、さらにオートローダー砲という特性上、ハルダウンが出来る場所でもなければ前線維持能力は皆無である。基本的は半歩引いた位置で稜線に隠れつつ味方の支援を行い、隙を見てローダーを吐き出しにいったり、機動力を活かした側面、背面攻撃がメインとなる。
本車に乗り慣れたプレイヤーは敵に気づかれないようにマップの起伏や建物を上手く使って裏に回り、1200ダメージを敵に一瞬で叩き込むと、敵を混乱させて味方が突破しやすくできるため、是非やってみてほしい。
ローダー砲全般に言えることではあるが、本車両の場合は特に全弾をしっかり撃ち切ることができないと本車両の真価は発揮されない。わずかな隙を突いて撃ち切る運用が理想だが、相手戦車が既に反撃の体制に移っている場合はさっさと物陰に引っ込み、再び相手が顔を出してくる時を狙って全弾を吐き出すようにしたい。
全弾をしっかり撃ち切れる立ち回りは勿論、再装填のタイミング、自分の体力と相手戦車の配置を確認しながら戦況を見極め1200の瞬間火力で潰せる相手をいち早く葬り去る技術と、とにかく総合的に高い判断力と技術が求められる車両である。

特徴

長所

• 非常に高い弾倉火力1200を中戦車の機動力で持ち運べる
• 軽・中戦車中トップの体力1850
• 非常に良好な精度・照準速度
• (当たれば)大体の弾を弾いてくれる防楯部
• 他の中戦車と比べると良い機動力(裏取りやNDKに機動戦ができる)
   

短所

• 軽・中戦車中ブービーのDPM（最下位はSheridan）
• 非常に長い装填時間
• やや物足りない通常弾・金弾の貫通力
• 榴弾が貫通する紙同然の車体・砲塔装甲
   

歴史背景

シュコダ社と ČKD 社による合同プロジェクトです。1950 年 1 月 14 日、本車の諸性能を決めるための議論が開始されましたが、同年 3 月 4 日、チェコスロバキア防衛省は本計画を中止しました。試作車が製造されることはなく、計画案のみに終わりました。

引用元：https://worldoftanks.asia/ja/tankopedia/2417-Cz04_T50_51/

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