Tier 5 ソ連 中戦車 T-34(テー・トリーツァチ・チトゥィリ)
T-34 mod. 1942 + 76 mm S-54
T-34 mod. 1942 + 57 mm ZiS-4
T-34 mod. 1940 + 57 mm ZiS-4
T-34 mod. 1940 + 76 mm L-11
傾斜した装甲が特徴的な、第二次大戦中におけるソ連戦車の代名詞的車両である。
他国と比べても走攻守が非常に高いレベルでバランス良くまとまっており、非常に扱いやすい車両。
T-34 mod.1940.(「ピロシキ」砲塔)
型式名称は1940年型であるが、戦時簡易型の鋳造砲塔なので実際は1941年型である。
避弾経始には優れるものの、砲塔内部は狭く運用に適さなかった。
- 76 mm L-11
1940年型に搭載された短いタイプの76mm砲(40年型は溶接砲塔なので再現出来ない)。
- 76 mm F-34
当初は指揮官車のみの搭載であったが、後にこちらが通常モデルとなった。
- 57 mm ZiS-4
高コストだが貫通力が高く、対戦車戦闘に適していたためT-34駆逐戦車として少数量産され、モスクワ攻防戦に投入された。
1941年10月の配備から、戦果をあげつつも同11月中に全滅した。
T-34 mod.1942. (「ナット」砲塔)
型式名称は1942年型であるが、キューポラが存在するので実際は1943年型である。
- 76 mm F-34
一般的なモデル(砲塔前半下部の角が丸い為、所謂ソフトエッジ砲塔に分類)。
- 57 mm ZiS-4
42年型をベースに100両ほど量産されたが、程なくT-34-85の量産が始まり生産中止となった 。
- 76 mm S-54
タイガーショックを受け、上記の57mm ZiS-4と同時期に高射砲をベースに試作された高初速76mm砲を搭載したもの。
試験中にT-34-85の生産が開始され、量産されなかった。
注:アメリカ Tier8 重戦車はT34です。
基本性能(v7.1.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
T-34 | V | ソ連 | 中戦車 | 620~680 | 50/50/45 | 48/18 | 28.51 | 400,000 |
---|
武装
砲塔:T-34 mod. 1940
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IV | 76 mm L-11 | 7.23 | AP HEAT | 85 115 | 140 120 | 1012 868 | 0.47 | 2.5 | 77 | 48 2800 7 | 660 | +17° -6° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
IV | 76 mm F-34 | 5.22 | AP APCR HE | 86 102 40 | 160 140 200 | 835 732 1044 | 0.46 | 2.3 | 52 | 56 2400 6 56 | 1,155 | ||
V | 57 mm ZiS-4 | 8.57 | AP APCR HE | 112 189 29 | 90 75 110 | 771 643 943 | 0.34 | 2.3 | 77 | 56 2800 7 28 | 740 | +20° -8° |
砲塔:T-34 mod. 1942
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IV | 76 mm L-11 | 7.32 | AP HEAT | 85 115 | 140 120 | 1025 878 | 0.47 | 2.5 | 77 | 48 2800 7 | 660 | +17° -6° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
IV | 76 mm F-34 | 5.56 | AP APCR HE | 86 102 40 | 160 140 200 | 890 778 1112 | 0.46 | 2.3 | 48 | 56 2400 6 56 | 1,155 | ||
V | 57 mm ZiS-4 | 15.00 | AP APCR HE | 112 189 29 | 90 75 110 | 1350 1125 1650 | 0.34 | 2.3 | 126 | 56 2800 7 28 | 740 | +20° -8° | |
V | 76 mm S-54 | 7.59 | AP APCR HE | 125 156 39 | 160 135 200 | 1214 1025 1518 | 0.40 | 2.13 | 54 | 80 2400 6 48 | 1,390 | +26° -8° |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
IV | T-34 mod. 1940 | 55/55/55 | 40 | 200 | 3,200 |
---|---|---|---|---|---|
V | T-34 mod. 1942 | 60/60/55 | 49 | 240 | 3,900 |
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
V | V-2 | 400 | 15 | 750 |
---|---|---|---|---|
VI | V-2-34 | 470 | 15 | 750 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
IV | T-34 mod. 1941 | 31.30 | 43 | 8,000 |
---|---|---|---|---|
V | T-34 mod. 1943 | 31.30 | 46 | 8,000 |
乗員
- Commander
- Commander
- Gunner
- Driver
- Radio Operator
- Loader
派生車両
派生元:A-20
派生先:T-34-85 / MT-25/ SU-85ソ連軽ルート実装によるツリー改編で現在開発不可
関連車両:T-34 shielded
開発ツリー
A-20 | ━ | T-34 12,990 | ━ | 76mm L-11 | ━ | 76mm F-34 2,000 | ━ | 57mm ZiS-4 2,000 | ━ | MT-25 24,400 880,000 |
━ | T-34 mod.1940 | ━ | T-34 mod.1942 1,735 | ━ | 76mm S-54 5,070 | ━ | T-34-85 27,825 915,000 | |||
━ | V-2 | ━ | V-2-34 7,000 | |||||||
━ | T-34 mod.1941 | ━ | T-34 mod.1943 1,940 |
:必要経験値
解説
概要
傾斜したそこそこの装甲、二種の優秀な主砲、ヌルヌル動く機動性を持つソビエト連邦の主力戦車T-34。
扱いは初心者向けだが、その利点を活かすことが出来れば非常に強力な戦車となっている。
装甲
- 車体
車体正面装甲は傾斜込みで実質約80mm程度。格下相手なら跳弾を狙えないこともないが、同格相手には通用しづらい。
逆に傾斜込みで70mm程度となる側面装甲は中戦車としては優秀で、豚飯をすれば同格中戦車程度であればギリギリ弾けるかと言ったところ。
格上・同格相手に常用するべきではないが、緊急時の防御手段として覚えておいて損はない。
- 砲塔
砲塔正面装甲は防盾を含めると112mm程度の防御力を持ち、こちらも格下相手であればそれなりの確率で跳弾が可能。
ただ防盾脇の傾斜が緩く広めの弱点となっており、キューポラや車体の機銃口の存在もあることから過信は出来ない。
ハルダウンさえ行えば基本的同格以下には跳弾が期待出来るだろう。
砲
初期砲である76mm L-11も中間砲の76mmF-34も、通常弾貫通力や装填速度、照準速度などあまりにも欠点が多い。
可能であれば、7000経験値を投入して改良砲塔と76mm S-54を開発しておきたいところだ。最終砲候補は57mm ZiS-4と76mm S-54の2択。以前は57mm1択だったがアプデで76mm S-54がバフを受け、十分な実用性を持つようになった。
- 57mm ZiS-4
単発威力は低いが、装填時間は4秒と非常に短く同格駆逐並みのバケモノDPMを持つ。
76mm S-54と比べると精度やDPMで勝り、課金弾貫通力も非常に高いが、通常弾貫通力は112と少し低め。
よって貫通力を補い、その上DPMを活かす立ち回りが必要となる。まさにトリガーハッピー
純粋なタイマンでのターン制では相手に分があるので相手の一発の間に二発ないし三発返すことを心がけよう。ぶっちゃけると、Type T-34のほぼ下位互換*1であるため、搭載はあまりオススメしない
- 76mm S-54
貫通力は同格MT中3位で、しかも1位との差は僅か5%と言う高い貫通力を誇る主砲である。しばしば会敵するであろうT1 Heavy Tankの車体下部の貫通可能な範囲も同格中戦車と比べてかなり広く、若干シビアだが格下キラーと名高いVK 36.01 (H)の車体下部も貫通可能。また、他国の同格中戦車と比べて装填速度が早く、DPMも57mm砲には劣るが高め。実は弾速も同格MTトップクラスに高く*2砲性能は非常に高い。ただし、精度、照準時間は同格最低クラスであるので注意
一方、課金弾貫通力はAPCRで156mmと伸びが悪く、格上相手の戦闘では多少苦労する場面がある。
低めの課金弾貫通力や低い砲精度により、遠距離からの射撃では貫通の機会を逃しかねない。
周囲の味方と連携し、装填時間の隙をうまく補おう。
立ち回り方
この車両は搭載する主砲によって立ち回りが大きく変わる。
双方の車両でハルダウンや緊急時の豚飯はもちろんのこと置き偵察や裏取りもこのティア帯なら十分にこなせる。
57mm砲ならDPMを押し付ける戦いを行い、76mm砲ならバランス良く単発交換でもDPM勝負でも何でも行える。
使い手によっては大きく化け、初心者でも安定して戦果を稼げる車両である。
因みに派生先がStrv m/42に次いで多いので長くこの車両を使い続けられるのも長所である。
注意本車はあまりに貫通力が高いため、初心者が最初に使うと装甲の厚い戦車に対して側面を取らなったり、課金弾の使い方が身につかなかったりしてしまうことがある次のT-34-85もまた貫通力がそれなりに高いので、重装甲の対処の仕方がまだ不十分なままtier7に着くことすらある。
そもそもソ連中戦車は貫通力が低い場合がほとんどなので、T-34やT-34-85の感覚でツリーを進めるとかなり悲惨な事になる。重装甲を楽に抜けるので初心者でもストレスが少ない本車だが、自分が貫通力に甘えた立ち回りをしていないかよく考えよう。
特徴
長所
短所
- 薄く大型のキューポラ
- 同格相手には頼りにならない装甲
- 再購入時76mm砲が搭載されてしまう
- やや微妙な機動力
初期の研究
- 最終砲と最終エンジンを搭載しなければ、はっきり言って話にならない。改良砲塔と76mmS-54を開発するルートが、最小限の経験値で主砲を最終状態まで持っていく近道である。長期間、A-20の76mmL-11砲で戦い続けるのはかなり辛いだろうが、僅かばかりの単発の為に、分間火力も課金弾貫通も悪化した76mmF-34を先に開発して最終砲搭載を遅らせるのは得策とは言えない。また、初期砲塔で57mm ZIS-4を積んでも長所であるDPMがガタ落ちしてしまうため、なんにせよ最終砲塔を優先すべきである
歴史背景
PC版wikiより
第二次世界大戦時のソ連の代表的な中戦車。
BT-2から始まるソ連快速戦車の完成形である。
1939年、A-20から装輪走行機能を外し、大型化して装甲と武装を強化したA-32の改良型、A-34が制式採用された。
当時としては画期的な傾斜装甲、対戦車戦を意識した高初速砲(初期型は76mmL-11、それ以降は76mmF-34)を取り入れ、良好な攻撃力と防御力、そして以前よりは重くなったとはいえ、依然として軽量な車体と高馬力でコンパクトなディーゼルエンジンとクリスティー式の脚周りによるすばらしい機動性を獲得した。また幅の広い履帯はロシアの泥濘を進むことができた。
また設計時に生産時のブレを考慮したため、工場ごとに技術差が存在しても製品として問題ないレベルに品質を保つことができ、多くの工場を動員しての大量生産が可能だった。
一方で防御力を重視した車体はコンパクトゆえに非常に狭く、加えて光学製品の品質が劣悪で、初期の砲塔は形状・装備的に外部視察能力が非常に低かった。
さらに車長は砲手を兼任し、無線機も小隊長車までの装備だったため、スターリンの大粛清の影響を残していたソ連軍の混乱に伴う指揮・練度の未熟さもあって、独ソ戦前半には性能的に劣る3号戦車や4号戦車に撃破されることも多かった。
しかし欠点があるとはいえ走攻守の基本性能に優れた本車はドイツ軍に立ち向かい、独ソ戦初期の崩壊寸前の戦線を支えた。
戦争が進むにつれて兵士や指揮官の練度が上昇し、より操作性に優れた新型砲塔の採用や部品品質の改善がなされたT-34は、1944年までの生産数3万両という驚異的な大量生産によってドイツ軍の攻勢を粉砕し、祖国(ロジーナ)の危機を救ったのである。
ZiS-4を搭載したタイプはT-34駆逐戦車と呼ばれ戦車戦を中心に活躍した。
モスクワ防衛戦で戦績を残したが、ZiS-4の製造コストが高いことと
製造ラインがT-34-85に転換したこともあって新たな生産は取りやめになった。
同じ時期に高初速の76mm砲 S-54を搭載したものも試作、試験されていたがこれもT34-85の生産開始により量産されていない。
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ツリー化、枝化とは?
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