Tier 9 多国籍 中戦車 T 55A(テー フュンフウントフュンフツィヒ アー)
Ver.5.2.0で実装された多国籍のプレミアム中戦車で、Ver.10.6.0にて何故かコレクター戦車となった。ゲーム内では多国籍(ドイツ)車輌として分類されている。
ドイツの砲精度とソ連の特徴をもつ、走攻守をバランスよく備えた、まさに中戦車というべき性能になっている。
T 55A はどんな状況にも対応可能
ソ連軍の象徴的な T-54 戦車の開発から分岐して造られた T 55A は、素晴らしい機動性を可能にする動力学、回転速度の高い砲台、全力疾走中でも発射速度と正確性が高い主砲など、その最良の特徴を引き継いでいます。そこに強固な装甲を加えれば、何でも来いの万能車輌となります。
Ver5.2.0で販売
万能な兵士
まだ豚飯、ハルダウン、マップ、味方や敵の構成、などの把握ができていない方はそもそもTier9車両(戦場)はオススメしない。自分も勝てずにイライラする上に、味方にも迷惑をかけてしまう。まずは低Tierで腕を磨き、基本的なプレイができるようになってから高Tier車両に乗れば、より楽しい戦車ライフがあなたを待っているだろう。
直近90日の平均勝率:50.96%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v10.6.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高速度 前進/後退 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
車両名 | IX | 多国籍 | 中戦車 | 1650 | 118/80/45 | 56/20 | 35.00 | 17,000 |
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実用出力重量比(hp/t) | 20.0 |
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武装
砲塔:T 55A
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IX | 100 mm Panzerkanone D-10T2S L/56 | 8.94 | AP HEAT HE | 219 270 50 | 310 260 420 | 2771 2324 3755 | 0.35 | 2.3 | 50 | 1230 4000 10 1170 | 2,300 | +20° -6° |
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砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
IX | T 55A | 180/200/160 | 44 | 260 | 8,500 |
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射界 | 全周 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IX | W-55 | 700 | 12 | 700 |
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履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
IX | T 55A | 39.80 | 48 | 7,700 |
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乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Loader
派生車両
派生元:なし
派生先:なし
解説
概要
T-54の改良型であり、東ドイツ(ドイツ民主共和国)に配備された車両である。
性能もT-54とほとんど変わらないように見えるが、砲性能が向上され、車体装甲が削られるといった調整が加えられており、立ち回りは異なる。本車と同じ様な戦車だと思って通常ツリーのT-54を開発したら(逆も然り)全く扱えずに痛い目を見た、というプレーヤーは結構居るので注意すること
とは言え、カチコチの砲塔・俯角の狭さ・砲の貫通力の低さ等、T-54と似通った点も多いのであちらのページを覗くのも本車両の立ち回りの参考になるだろう。
攻撃力
俯角は-6°とソ連戦車としてはややマシだが、地形によっては撃てなくなる場面が増える。
マップの起伏等を意識して、射線を切らさないようにしよう。
- 100 mm Panzerkanone D-10T2S L/56
T-55の史実砲で、T-54の100 mm D-54(通称:62A砲)と100 mm D-10T2C(通称:140砲)のいいとこ取りをしたような性能の砲である。T-54の140砲の精度で62A砲の貫通力が発揮できるようになったと思って貰えればいい。通常弾のAPは単発火力は310ダメージと低いが発射速度に優れる。貫通力はAPが62A砲と同じ219mmで、課金弾も270mmと平均的な値が確保されている上、HEATなので貫通上げの恩恵も大きい。その上精度は0.336と140砲と同じ値と優秀で、照準拡散も同格中戦車トップクラスだ。照準時間は2.21秒と同格中戦車と比べると低い値だが、そもそも同格中戦車が優秀すぎるだけで全体で見ると良好である。
弾速や距離減衰は同格中戦車と比べて、平均かそれ以下である(AP/HEAT/HE=1015/895/895)。拡張パーツの強壮薬で補うことも視野に入れたい。ちなみに本車両の地味な長所として榴弾の高い威力が挙げられる。榴弾火力は通常弾から110ダメージも上がった420ダメージ。
相手がスポールライナーを搭載していても十分お釣りが来るので、紙装甲相手や裏が取れた時には積極的に使っていきたい。
防御力
- 砲塔
砲塔正面は224mmで、ソ連特有のお椀型砲塔故に傾斜がかかっており十分な防御力を持つ。
また正面からみて右側にあるキューポラは170mm程度と薄く、ハルダウンをしている時は格下相手からはほぼ確実にここを狙われる。頭を細かく振ったり、左側を遮蔽物で隠すなどしてこの部分に被弾することを抑えよう。
なお、T-54ではあった向かって左側キューポラが無くなっている分、こちらは向かって右側のキューポラがT-54より少し大きくなっている。可能なら右壁などで隠しながら戦うのが良いだろう。側面は容易に抜かれるが、榴弾が貫通する程ではない。
後部は57mm厚が大半を占めており、傾斜込みでも70mm前後と大口径榴弾が抜ける。
- 車体
車体正面は118mmでT-54と比べると8mmだけ薄くなっている。これは、軽量化の為に1949年型から行われた軽量化を反映していると思われる。
傾斜を加味しても200mm程度で、APの標準化も加味した実質的な装甲厚は175mm程度である(実際はさらに撃ちおろしもあるので、さらに薄くなる可能性がある)。
これでは格下の通常弾ですら弾くことは難しく、T-54の様に車体を晒しながら強気に攻めることは出来ない。
基本的には車体への被弾は可能な限り避け、ハルダウンで戦う必要がある。側面もT-54から3mm減厚されており、80mm厚。ただし、T-54にあったターレットリングの基部が無くなっており、一枚装甲となっている。最低限豚飯するだけの装甲厚はあるが、強制跳弾角で、それも車体上部が柔らかいので敵に撃たせてから自分も撃ちに行く運用になる。また、テクスチャで見づらいが履帯上の露出部が大きいので15cmクラスの榴弾やHESHは楽に通ってしまう。真横を取られないように気をつけよう。
なお、車体側面の前3分の2の底面では切り欠き状になっている。ここの部分は45°の傾斜があるが装甲も20mmしかなく、傾斜込みでも28mmと謎弾きは期待できない。背面はT-54から1mmだけ減少し、45mm。榴弾が貫通するので後ろは取られないようにしたい。
耐久値は1650と平均的な値となっており、T-54よりは50高い。
機動力
最高速度56km/h、後退速度20km/hは中戦車として文句ない。加速もしっかりと確保されており、すぐに最高速度に乗ることが可能。
車体旋回は同格中戦車の中では悪い部類だが、同格中戦車が異常すぎるだけで実用上特に困ることはない。
砲塔旋回速度は同格中戦車の中で堂々のトップであり、車体旋回速度に匹敵する。これは機動戦の際の大きな武器となろう。
総じて機動力は中戦車らしく優秀で、陣地転換・裏取り・NDKまでストレス無くこなせるはずだ。
その他
隠蔽は同格中戦車の中ではトップクラスである。偵察性能では他の中戦車に一歩抜きん出ている。
立ち回り
高い性能の砲のお陰で機動戦から遠距離狙撃となんでもこなせるが、貫通力が控えめであるのでどうしても貫通を狙えない重戦車相手には側面を取って貫通を狙う戦い方が求められる。
幸いT-54より俯角が1°大きくとれ、地形対応力はまだマシである。
砲の扱いやすさは向上した反面、車体装甲がいくらか削られているのでT-54とは違って積極的に最前線に向かい前線を押していくといった戦法は難しくなっている。基本はやや一歩引いたところからハルダウンで車体を抜かれないように意識しながら敵戦車への砲撃・味方の援護を心掛けよう。あくまで中戦車の基本を忠実にこなすことによって真価を発揮してくれる戦車であるといえよう。
総論
今までは砲塔装甲のT-55A、車体装甲のT-54で棲み分け出来ていたが、T-54の砲塔装甲buffであちらもこちらと同等の砲塔装甲を手に入れた。その際にT-54の重量はいじられなかったので、軽量化と言いつつも機動力は同等であり明らかに不憫である。
現状T-54の下位互換と言わざるを得ず、今後のbuffを期待したい。まあ、良く言えばクレ係数の代わりにツリー車より弱い、本来の課金戦車と言える…
とまぁ、ここまで下位互換と書いて来たがそれはTier9MTトップクラスの強さを誇るT-54の下位互換なのであって、全体的に見れば強い部類には間違いない。T-54のような戦車でクレジット稼ぎをしたいのならこの車輌がベストだろう。
ver10.6.0にてDPMが向上し、俯角も6°となった。前面装甲もいくらか増えた。念願のbuffである。おめでとう。ちなみに同アプデでT-54は正面上部装甲がナーフされている。
特徴
長所
- 優れた砲塔装甲
- 優れた機動力
- 砲精度が良好で、照準拡散も非常に小さい
- 砲のDPMが良好
- 同ティアトップの砲塔旋回速度
- 優秀な視界と隠蔽率
- 威力の伸びが良い榴弾
短所
- 心もとない車体装甲
- 遅い照準速度
- 通常弾・課金弾共に低めの貫通力
- ドイツではなく多国籍戦車扱い(ボイスが日本語)
歴史背景
WG内解説
T-55 戦車の強化版です。この T 55A は対核防御力が向上しており、車体機銃はありませんでした。1962 年から 1970 年にかけ、約 1,800 両の T-55 および T 55A 戦車がソ連から東ドイツに供給されました。
本家wikiより
フュンフウントフュンフツィヒ(Fünfundfünfzig)は55を意味する独語。露語ではピッヂシヤート ピャーチ(пятьдесят пять)となる。T及びAは独露共に「テー・アー」と発音する。
史上最も生産台数が多い戦車といわれているT-55(ロシア語:Т-55)は、ソビエト連邦で開発された中戦車であり戦後第一世代の主力戦車に分類される。
本車T-55Aはその派生型の一つであり、Leonid N. Kartsev技師率いる第520設計局(OKB-520)によって設計された。
1961年にNBC防護系の性能向上を目的として開発された本車は、PAZシステムを基にした可塑性の内張り装甲によって中性子線やガンマ線から搭乗員を保護する。このため外観上では操縦手ハッチの縁材拡大という違いを呈する。
その他の変更点としては、T-54の砲塔上の砲身付け根付近にある丸い換気扇カバー(ベンチレータードーム)を撤去し、T-55には上記PAZシステムの外気取入口として、砲塔の下部に小さなスリットを設置。副武装であるSGMT7.62mm同軸機銃がPKT機関銃に換装されたこと、全長が6.04mから6.20mに拡張されたこと、6発分の装弾数増加のための車体機関銃の撤去、砲塔バスケットの搭載などがある。これらの変更によりT-55に比べ2t重量が増加した。
1990年のドイツ統一まで存在していた東ドイツはソ連の勢力圏である東側諸国の一つであり、主にソ連製の兵器が配備されていた。東ドイツの陸軍である国家人民軍(Nationale Volksarmee, die Armee der DDR)にもT-55Aは配備されていた。
その後本車は指揮戦車T-55AKの基となった。
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ツリー化、枝化とは?
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