Tier 8 パンユーロ(イタリア) 中戦車 P.44 Pantera(ペサンテ クワランタクワットロ パンテーラ)
P.43計画にPanther Iの設計を採り入れた発展型、とされるもの。当然P(重戦車)ナンバー。
全体的にPantherをやや平べったくしたような見た目だが、フィアット製900馬力エンジンのおかげであちらより遥かに軽快。
その外観と名前だけ見ればこの戦車はドイツ軍の Panther に似ていますが、主砲の狙撃手のような正確性を除けば、ほとんど共通点はありません。ドイツ軍の「猫」は重戦車で加速が遅く、標準的な主砲を搭載していますが、このイタリア軍戦車はより軽量で機動性と動力により優れているので全く違います。P.44 Pantera の装甲の下には強力な 1,000 馬力のエンジンが隠れており、優れた動力と最高速度 60 km/h を可能にしています。
価格は0,000
適用中は車輌名が「P.44 Pantera Furious」となる。
直近90日の平均勝率:49.61%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v8.5.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
P.44 Pantera | VIII | パンユーロ(イタリア) | 中戦車 | 1300~1400 | 80/50/50 | 60/20 | 44.29 | 2,410,000 |
---|
武装
砲塔:P.44 Pantera prima variante(初期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VII | Cannone da 90/53 | 6.25 | AP APCR HE | 165 195 45 | 225 190 270 | 1406 1188 1688 | 0.36 | 2.2 | 60 | 435 3200 8 305 | - | +20° -5° |
---|
砲塔:P.44 Pantera seconda variante(後期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VII | Cannone da 90/53 | 9.23 | AP APCR HE | 165 195 45 | 225 190 270 | 2077 1754 2492 | 0.35 | 2.1 | 60 | 435 3200 8 305 | - | +20° -8° |
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自動再装填砲
Tier | 名称 | 連射間隔(s) | 各装填時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均 攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準速度(s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr/G) | 重量(kg) | 俯仰角 |
残弾数 | |||||||||||||
VIII | Cannone da 90/74 | 3.0 | 7.19/3.84/3.36 (計:14.39s) | AP APCR HE | 203 259 45 | 225 190 270 | 675 570 840 | 0.35 | 2.1 | 3/60 | 435 3200 8 305 | +250 | +20° -8° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0/1/2 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VII | P.44 Pantera prima variante | 100/50/50 | 30 | 240 | - |
---|---|---|---|---|---|
VIII | P.44 Pantera seconda variante | 120/60/60 | 32 | 250 | +1000 |
射界 | 全周 |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VII | SPA 344 | 700 | 15 | - |
---|---|---|---|---|
VIII | Alfa RA1000l C.A. | 850 | 20 | -700 |
VIII | FIAT RA1050l C.A. | 900 | 20 | -700 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VIII | P.44 Pantera | 46.00 | 30 | - |
---|---|---|---|---|
VIII | P.44 Pantera v.s. | 48.00 | 35 | - |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Loader
派生車両
派生元:P.43 ter
派生先:Prototipo Standard B
類似車両:Progetto 46
開発ツリー
P.43 ter | ━ | P.44 Pantera 87,200 | ━ | Cannone da 90/53 | ━ | P.44 Pantera seconda variante 15,600 | ━ | Cannone da 90/74 19,800 | ━ | Prototipo Standard B 162,000 3,480,000 |
━ | P.44 Pantera prima variante | |||||||||
━ | SPA 344 | ━ | Alfa RA1000l C.A. 15,800 | ━ | FIAT RA1050l C.A. 27,500 | |||||
━ | P.44 Pantera | ━ | P.44 Pantera v.s. 14,000 |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
概要
イタリア中戦車。通称『パンチラ』。
装甲は薄いが、大柄なシルエットに似合わず高い機動力とオートリローダーと呼ばれる特殊な砲を持ち、慣れると中毒症状がでることも...
装甲
- 車体
正面上部は実質125mm、下部は80mm。昼飯の態勢でも最大で正面135mm側面140mmと大口径榴弾こそ貫通しないものの、格下にすら貫通されてしまう頼りない装甲である。またのっぺりと被弾面積の広い側面背面は15榴が貫通する。中戦車としては大きめなので隠れるところには気をつけよう。
- 砲塔
被弾経始に優れた形をしており、防楯は160mmに30度の傾斜が掛かって180mm程度。側面装甲が見えている部分、天板部は70度以上の傾斜が掛かって実質300mm超となっており、正面を向いていればこの部分を貫通されることは無い。その上俯角が8度とれるため、小柄な砲塔と相まってハルダウンが非常に有効である。
ただし、キューポラは90mm、砲塔正面の防楯が付いていない部分は140mm、防楯横の三角形になっている部分は160mm程度と装甲が甘い部分もいくつか存在する。ハルダウンする際は小刻みに動いて相手の照準を絞らせない様に心がけよう。
主砲
前身から引き継ぐ初期砲Cannone da 90/53は貫通力が完全に不足している。急いで最終砲に換装しよう。
- Cannone da 90/74
本車輛最大の特徴にして最大の強みである、リロードが勝手にされる自動再装填砲(オートリローダー砲)。中戦車としては比較的高い貫通力を持ち、3発の弾倉火力は675と一部の重戦車や駆逐戦車をも凌ぐ瞬間火力を有する。特に終盤の戦いでは相手が2発目を打つ前に3発全弾を叩き込むことでダメージ交換において圧倒的優位に立てる。しかし、撃ち切ったあとの装填時間は単発火力の割に長い為、連射するか否かは状況をよく見て考えよう。
俯仰角は8/20度と優秀な部類で、起伏のある所を積極的に使っていこう。
オートリローダーの再装填時間は基本的に(射撃後の遅延)+(再装填時間)である。全弾撃ち切った後は(再装填時間)のみを要し、(射撃後の遅延)は発生しない。
本車(数値は改良型換気装置と食料を2つ搭載した状態のBHを参照)の場合は、
1発目=3.0+3.10=(6.10)、2発目=3.0+3.55=(6.55)、3発目=0+6.65=(6.65)が実際の再装填時間となる。
1発目を撃ち続けるのが最も効率がよく(DPM2213)、2発目(DPM2061)、3発目(DPM2030)と続く。最もDPMを発揮するのは1発目の単発運用であり2~3発目の単発運用ではDPMが落ちてしまうことに注意しよう。
撃ち切ったあと全弾の装填が完了するまで13.2秒かかる。122mm砲と同じくらいの装填時間なので、次のStandard BやProgetto 65と比べるとそこまで装填時間を気にして立ち回る必要はないだろう。
同郷であり、同じTierかつ、同じオートリローダーのProgetto 46と比べると通常弾貫通力、1~2発目の単発運用時のDPMに勝り、精度や課金弾貫通力、威力(15dmg)、照準速度、単発火力、俯角に劣る。
機動性
900馬力の優れたエンジンを持ち、最高速度60kmは同格中戦車トップ。後進速度も20kmと同格中戦車2位である。
超信地旋回可能ではあるが、ver8.5の馬力ナーフに伴い旋回速度も低下してしまい速力に対しての旋回能力が若干低め。機動戦にはよっぽどのことがない限り困らないが車体が大きいため、周りをよく見て動こう。
総論
偵察するに十分な機動性、視認範囲を持っているので、序盤は味方の目にもなることができる。
前線や敵がいるところでの捨て身アタックや、無駄な弾受けは禁物。オートリローダーの特徴として、1発の装填速度はそれなりに遅い為、味方と共に行動する事が大事である。敵が装填に入ったタイミングで持ち前の十分な瞬間火力を利用し、敵が撃ったら2.3発撃って即下がるといった立ち回りが重要となる。
決して欲張らず、敵や周囲の状況を見て撃つ弾数を考えよう。
また、図体相応に重量がある(Panther Iと同程度)ため、40t以下の軽い戦車に対してはラムアタックも有効。
特徴
長所
- 高いエンジン馬力(900馬力)による良好な機動性
- オートリローダーによる高い瞬間攻撃力と使い勝手の良さ
- 中戦車にしては良好なAP貫徹力(203mm)
- なかなかいい精度
- 強力な体当たり
短所
- 大きめの車体
- 薄い車体装甲
- 口径の割に悪めな照準速度(あくまでも精度自体は同格MTでも普通、悪いのは照準)
- 照準速度が遅い
- 低いDPM
初期の研究
初期砲塔だと最終砲が積めない上にDPMが壊滅的でお荷物確定であるため、初期砲塔では絶対に出撃しない事。
また、初期砲も貫通力の不足が著しいため、少なくとも最終砲までは開発を済ませて初出撃に臨みたい。
最終砲開発後は機動力を補う為に、中間エンジン→最終エンジン→履帯の順に研究しましょう。
歴史背景
P.44 パンテーラ(Pantera)は、二次大戦中にイタリアで開発された中戦車の計画案のひとつであり、設計案のみに終わりました。(ゲーム内解説より)
おそらく元ネタはイタリア語版WikipediaのP.43の記事内の以下の文章だろう。
ただし、この文章は出典が明記されておらず、WG社がP.43 bisとPantherを組み合わせた架空戦車の可能性が高い。
Esiste una fotografia del P43 come modello in legno (e probabilmente in scala ridotta) assieme ad altri modellini di un P40 e del P43 bis, da 30 tonnellate con cannone che sembra potesse essere una versione alleggerita del pezzo da 90/53.
Nella stessa foto vi è un modellino di una versione del Panther tedesco leggermente più piccola e con cannone probabilmente da 90/53, che la parte germanica stigmatizzò come un plagio del Panzer V Panther di cui l'Italia aveva ricevuto i disegni costruttivi per la produzione su licenza.
P.43、P26/40の他のモデル、90/53戦車砲を搭載した30トン版のP43 bisの木製のモックアップ(おそらく縮尺通り)の写真があります。
同じ写真にはドイツのPantherと90/53戦車砲のモデルがあり、一部のドイツ人にPantherの盗作として批判されました。このPantherの図面はイタリアでライセンス生産を行うためにドイツから受け取ったものでした。
我らのパンチラは所詮幻だったのだ・・・
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ツリー化、枝化とは?
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- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
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