Tier 7 スウェーデン(パンユーロ) 中戦車 Leo (レオ)
Ver 7.3で実装されたスウェーデンルートの2番目の車両。
同格中戦車内で1位の単発火力と良好な俯角、鋭い傾斜の車体上部装甲が特徴。奇抜な外観の前身とは変わって正統派なカッコいいデザイン。(個人差あり)
公式紹介画像
関連車両:Svear
直近90日の平均勝率:49.92% (2023年9月7日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v7.3.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
Leo | VII | パンユーロ (スウェーデン) | 中戦車 | 1100~1200 | 70/40/30 | 45/20 | 25.15 | 1,350,000 |
---|
武装
砲塔:Leo m/47
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VI | 7,5 cm kan strv 74 | 10.91 | AP APCR HE | 148 200 38 | 160 135 200 | 1746 1473 2182 | 0.36 | 1.9 | 60 | 145 2000 5 90 | - | +15° -10° |
---|
砲塔:Leo m/48
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VI | 7,5 cm kan strv 74 | 12.00 | AP APCR HE | 148 200 38 | 160 135 200 | 1920 1620 2400 | 0.35 | 1.7 | 60 | 145 2000 5 90 | - | +15° -10° | |
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VII | 10,5 cm kan m/34 | 6.32 | AP APCR HE | 155 194 53 | 290 250 380 | 1833 1580 2702 | 0.42 | 2.3 | 35 | 315 3200 8 300 | +210 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VI | Leo m/47 | 75/45/35 | 33 | 230 | - |
---|---|---|---|---|---|
VII | Leo m/48 | 110/45/35 | 38 | 240 | +200 |
射界 | 全周 |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Ⅴ | Volvo A8B | 410 | 20 | - |
---|---|---|---|---|
VI | Meteor Mark IV Mod 271 | 450 | 20 | -306 |
VII | DB 605 | 500 | 20 | -294 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VI | Leo m/47 | 30.00 | 34 | - |
---|---|---|---|---|
VII | Leo m/48 | 30.00 | 38 | - |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Loader
派生車両
開発ツリー
Strv 74 | ━ | Leo 53,500 | ━ | 7,5 cm kan strv 74 | ━ | Leo m/48 10,500 | ━ | 10,5 cm kan m/34 16,700 | ━ | Emil I 87,300 2,552,000 | ||||
━ | Leo m/47 | |||||||||||||
━ | Volvo A8B | ━ | Meteor Mark Ⅳ Mod 271 6,100 | ━ | DB 605 11,300 | |||||||||
━ | Leo m/47 | ━ | Leo m/48 8,700 |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
スウェーデンルートの中戦車で一部の重戦車をも上回る強力な単発火力が最大の特徴。また、俯角も10°取れるため地形適応力も非常に高い。
ただ視界範囲が重戦車並みに悪く、撃たれても敵を発見出来ない、すなわち撃たれ損となることがしばしばある。さらに履帯性能も低いのでスピードが出てるとうまく曲がりきれないという弱点も・・・
それでも、優秀な機動力と大きく取れる俯角で重戦車に匹敵する単発火力を持ち運べるのは非常に魅力的であり、上手く弱点を補える使い手であれば大きく化ける車両である。
装甲
- 砲塔
避弾経始に優れていた前身とは異なり、砲塔正面は傾斜が緩いうえに装甲厚も110mm程と、傾斜を計算に入れても最大でも140mmほどの防御力しかなく、格下の低貫通の中戦車の通常弾ならなんとか弾けるといった程度の装甲である。
キューポラは実質88mmと格下からでも確実に貫通されてしまう上、砲弾調整の拡張がされたSmasherやSU-152相手だと榴弾が貫通する可能性すらあり得る。
防盾も主砲付近は空間装甲110mm+本装甲30mmしかない*1ので、弾くことはあまり期待できない。
側面は45mmとかなり薄く、空間装甲なども存在しないため大口径砲の榴弾を打ち込まれない様に注意が必要。
砲塔の形状上敵に対して正面を向けて横に少しフリフリすると最も防御力が高くなる。
- 車体
車体上部は50mmの装甲に70度近く傾斜が掛かり実質150mm程度・・・であるが、本ゲームに存在する「AP系砲弾が70度を超える角度で装甲に当たると強制的に跳弾となる」仕様によって同格までの弾をほとんど弾いてくれる。ただし、大口径砲を持つ戦車等はAP系砲弾の3倍ルールによる標準化作用や強制跳弾角度の小さい高貫通力HEATによって抜くことができるので過信は禁物。
また、このような形状の傾斜装甲は近距離まで接近されたり、地形によって打ち下ろされたりすると前面の傾斜が甘くなり、強制跳弾の効果は無くなってしまう。(Panther I等の車高が高い戦車には要注意。)
また、車体向かって右にある覗視孔(車内から外を視認するための窓)は120mm程度の装甲で、傾斜もほとんど掛かっていないため明確な弱点である。
車体下部は傾斜込みで88mm程度しかなく、マッチングする全ての戦車からほぼ確実に貫通されるため、基本的に下部を隠す運用が求められる。
側面も40mmと大口径砲の榴弾が貫通する薄さの上に、車体が六角形の構造をしているため車体側面部の傾斜が殺されてしまう豚飯は基本的に推奨できない。
総じて、車体上部の硬さは魅力的であるものの、砲塔自体ははあまり硬くなく、あくまでも中戦車らしい防御力に留まっているといえる。
主砲
- 10,5cm kan m/34
本車最大の特徴である単発290を誇る主砲。これは同格中戦車トップであり、一部の重戦車や格上中戦車をも上回る数値である。その代償としてDPMは低く*2Tier7帯にありがちな低単発高DPMの車両とのダメージレースは不利になるほか、精度や照準も低水準である。加えて弾速も遅いために中距離以遠の戦闘には難儀するだろう。強装薬と改良型射撃装置のどちらを搭載するかはメインとする交戦距離で決めると良い。
通常弾貫徹力に関しては155mmとさほど低くはなく、大きめの口径ゆえに2倍ルールの対象となる装甲が52.5mmまでと他の軽中戦車に比べると幅が広い。課金弾の貫徹力は口径の割には低めに設定されているが、重戦車と正面から戦わない限り不足を感じることはないだろう。そして、高い単発火力は多くの相手に対してアドバンテージを取れるため積極的に貫通させにいこう。俯角が-10°取れるためハルダウンをメインに一発ずつ丁寧に当てていけば単発火力が活きてくるだろう。
同じ100mm級の主砲を持つT-34-1と比べると、精度や照準時間は同等であり単発や俯角、移動時の拡散で勝っている代わりに貫徹力と弾速で大きく劣っている。
機動性
加速力に難のあった前身から出力比が大きく改善された。
最高速度は45km/hと多少物足りないがストレスを感じることは無いだろう。
立ち回り方
特徴
長所
- 強力な単発火力
- そこそこの機動力
- 鋭い傾斜の車体上部装甲
- 被弾経始に優れた砲塔装甲
短所
- 悪い砲精度・照準速度
- 弱点のほっぺたと薄すぎる側面装甲
- 遅い弾速
- 物足りない貫徹力
初期の研究
- まずは本車両最大の特徴の単発火力を得る為に改良砲塔と最終砲を開発しよう。
- その後は、機動力を確保するために中間エンジン→最終エンジン→履帯の順に開発しよう。
歴史背景
[本家wotより]
Stridsvagn Leo(ストリッツヴァグン レオ)*3は、ランツヴェルク社が設計した25トン級中戦車の計画案である。
1943年、スウェーデン陸軍はフィンランドを通じてT-34の存在を知り、それを脅威と見なした。
同年に量産開始されていたStridsvagn m/42はT-34に対して既に性能不足だったからである。
スウェーデン陸軍は1944年からStrv m/42に代わる新型戦車の開発計画を開始した。
初期段階では7.5cmの自動装填砲の搭載したStridsvagn m/42、または10.5cm砲を搭載した固定戦闘室の駆逐戦車型Stridsvagn m/42が提案された。
前者はStridsvagn m/42をより大型化した中戦車へと発展し、後者は強力な10.5cm対空砲を転用して正面装甲を分厚くする事を要求された。
戦争の当事国ではなかったスウェーデンでは戦車開発はゆったりと進められた。
1945年、中戦車案の主砲には高初速の7,5cm砲か中砲身の10cm砲が相応しいと結論付けられた。
砲塔の形状は側面を傾斜させる事にし、車体装甲厚は正面70mm、側背面は30mmとした。
1946年には駆逐戦車型は30トン級とし、その車体を流用して25トン級中戦車が開発される事になった。
これが25トン級戦車Stridsvagn Leoである。
この中戦車は57mm砲に耐えられる装甲を与え、増加装甲で7,5cm砲にも対処可能にできるように構想され、ソ連のT-34を凌駕する事を目的としていた。
1947年にはまず30トン級駆逐戦車の試作車両を製造する予定だったが、他国の戦車に対して明確な強みが無かった事に加え、スウェーデン陸軍は30トン超の戦車には慎重だった事もあり、この計画は棚上げされてしまった。
スウェーデンはヨーロッパ西部ほど橋梁や道路が整備されておらず、30トン超の戦車は運用が難しかったという事情があった。
この計画で提案された30トン級駆逐戦車はTLP-46と呼ばれたが試作される事はなく、その車体を流用する予定だった25トン級中戦車Stridsvagn Leoも試作されず、不採用となった。
これらを設計したランツヴェルク社はStridsvagn Leoを輸出目的で開発を続行したものの、結局いずれの国にも買い手が見つからず、開発は中止になった。
なお、この時期のスウェーデン陸軍の30トン以上の車両に対するアレルギーがStridsvagn Pilen、Lansen、Prickenといった15~25トン級戦車の開発を促した。
しかし、1949年にIS-3の情報が他国に一歩遅れてもたらされると状況は一変し、KRV(EMIL)計画における重戦車開発が始動する事になった。
コメント
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
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- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
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