Tier 8 ソ連 重戦車 IS-3 (読み方 イーエース・トゥリー)/スターリン3型重戦車
本車両には2つの伝説迷彩が存在する。
価格は1450
適用中は車両名が「IS-3 Bear」となる。
ロシアに生息する熊は羆と白熊であるが、本迷彩では羆の褐色を背景に白熊とその爪痕が描かれている。最大種白熊の亜種、羆の天敵は
価格は1,450
適用中は車両名が「IS-3 Romaer」となる。
伝説的迷彩『ベアー』+付属品『鋼鉄の槍』装備状態
付属品『鋼鉄の槍』装備状態
技術的限界による重量制限の中、傾斜装甲を徹底することでIS-2から重量を増さずに高い防御力を実現した。
運用上の問題点は多く、第三次中東戦争など僅かな戦歴しかないものの、本戦車の先進的なデザインはM103やConquerorといった対IS-3の重戦車を生み出し、ソ連に止まらず世界の戦車開発に重大な影響を与えた。
関連車両: IS-3 Defender
Tier8の兄弟たち: IS-5 IS-6 IS-2Sh Object 252U
直近90日の平均勝率:49.78%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v6.10.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
IS-3 | VIII | ソ連 | 重戦車 | 1700~1800 | 110/90/60 | 38 | 48.67 | 2,568,500 |
---|
武装
砲塔:Kirovets-1
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VII | 122 mm D-2-5T | 3.95 | AP APCR HE | 175 217 61 | 400 340 500 | 1580 1343 1975 | 0.46 | 3.4 | 28 | 1025 4800 12 608 | 2,600 | +23° -5° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VIII | 122 mm D-25T | 4.73 | AP APCR HE | 175 217 61 | 400 340 500 | 1892 1608 2365 | 0.46 | 3.4 | 28 | 1025 4800 12 608 | 2,590 | ||
VII | 100 mm D10T | 6.51 | AP APCR HE | 175 235 50 | 280 240 350 | 1822 1562 2278 | 0.42 | 2.9 | 50 | 252 4400 11 252 | 2,257 | ||
IX | 122 mm BL-9 | 4.00 | AP APCR HE | 225 265 68 | 400 340 500 | 1600 1360 2000 | 0.4 | 3.4 | 28 | 1025 4800 12 608 | 2,790 |
砲塔:IS-3
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VII | 122 mm D-2-5T | 3.95 | AP APCR HE | 175 217 61 | 400 340 500 | 1580 1343 1975 | 0.46 | 3.4 | 28 | 1025 4800 12 608 | 2,600 | +23° -5° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VIII | 122 mm D-25T | 4.73 | AP APCR HE | 175 217 61 | 400 340 500 | 1892 1608 2365 | 0.46 | 3.4 | 28 | 1025 4800 12 608 | 2,590 | ||
VII | 100 mm D10T | 6.51 | AP APCR HE | 175 235 50 | 280 240 350 | 1822 1562 2278 | 0.42 | 2.9 | 50 | 252 4400 11 252 | 2,257 | ||
IX | 122 mm BL-9 | 4.14 | AP APCR HE | 225 265 68 | 400 340 500 | 1656 1407 2070 | 0.4 | 3.4 | 28 | 1025 4800 12 608 | 2,790 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VIII | Kirovets-1 | 150/90/80 | 22 | 230 | 11,200 |
---|---|---|---|---|---|
VIII | IS-3 | 220/110/110 | 20 | 240 | 11,500 |
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VIII | V-11 | 650 | 15 | 750 |
---|---|---|---|---|
IX | V-2-54IS | 700 | 12 | 700 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VII | IS-3 | 53.9 | 27 | 10,000 |
---|---|---|---|---|
VIII | IS-3M | 53.9 | 30 | 10,000 |
乗員
- Commander
- Commander
- Radio Operator
- Driver
- Gunner
- Loader
派生車両
開発ツリー
IS | ━ | IS-3 77,000 | ┏ | 100mm D10T 16,500 | ┏ | IS-8 164,700 3,531,000 | ||
122mm D-2-5T | ┻ | 122mm D-25T 19,000 | ┻ | 122mm BL-9 55,000 | ||||
━ | Kirovets-1 | ━ | IS-3 14,625 | |||||
━ | V-11 | ━ | V-2-54IS 32,500 | |||||
━ | IS-3 | ━ | IS-3M 14,200 |
:必要経験値:151825
解説
Ver.4.5から車輌モデルが変更された。
走攻守揃った強力な重戦車だが、狭い俯角や低い耐久値、斜めに向けると防御力が下がる楔形装甲など、運用はやや難しい。
特に楔形装甲と狭い俯角は以降このルートの車両の特徴になるのでここで慣れておきたい。
主砲
ISから引き継いだ初期砲は課金弾を用いても貫通力不足。最終砲は初期砲塔にも搭載可能なのでフリー経験値を用いるなどして急いで最終砲を開発しよう。
▷122 mm BL-9
最終砲は十分な貫徹力と、中距離程度までは安定する精度を手に入れた。また、APCRは距離減衰も少ない。
照準時間は長いため、遠距離戦では引き続き苦労するだろう。
但し、DPMは同格最低クラスであり、装弾数も少ないため、無駄弾を撃たないよう慎重に照準する必要がある。
ソ連戦車の特徴で俯角は取れないが、前部砲塔且つ、仰角は非常に優秀なので自車両より高い位置にいる敵を撃つことが容易。
ver10.3で特殊消耗品「タングステン砲弾」が追加された。単発火力が向上するため単発交換でよりアドバンテージを得られる。
装甲
▷車体
- 車体正面
楔型の正面上部は真正面からは実質200~210mm程度であり、格下~同格の通常弾に対しては有効ではあるがそれ以上に対してはあまり役に立たない。
楔型である為昼飯で防御力を伸ばすことはできないが、高貫通砲相手には、蛇行運転で狙いをブラし車体側面やもう一方の上部装甲を撃たせることで跳弾を誘発可能。相手戦車の貫通力・精度に応じて戦法を変えるといい。
正面下部は傾斜込みで200mm程度と特に弱点と言える薄さではない。この部分を抜ける貫通力があれば大抵は車体上部を狙われるので(特に車高が高い戦車だと傾斜を殺されるため余計に狙われやすい)特に気にする必要は無い。
なお、正面から見える左右履帯真上から薄く見える斜めのラインまでは空間装甲であり、貫通可能表示になるが狙ってはいけない。 - 車体側面
側面は履帯より上は30mmの空間装甲で覆われている。空間装甲とその裏の車体は傾斜がきつく、真側面からでも実質200mm相当になるので、下の履帯部(履帯20mm+車体垂直90mm)を狙おう。
上下とも空間装甲を持つためHEAT、HEに非常に滅法強く、豚飯逆豚は高い防御力を持つ。特にT49から見ると側面ですらHEATで貫通可能な範囲が非常に狭く、砲精度の悪い戦車相手には圧倒的に有利に戦える。
▷砲塔
初期砲塔は防楯や傾斜部は頑丈だが、装甲が薄く防楯脇やキューポラなど弱点も多い。側面からは容易に貫通されるなど、あまり頼りにできない装甲である。
改良砲塔では装甲も厚くなり、正面から弱点以外を貫通することはほぼ不可能。有名な天板は50mmに増圧され、弱点ではなくなっている。
ただし砲塔左側にはキューポラ(180mm程度で貫通可能)とアンテナの根本の部分に小さな出っ張り(235mm程度で貫通可能)が存在し、精度の高い戦車相手だとたまに抜かれることがあるので注意。
側背面は下部は装甲が非常に厚く頑丈だが、上部はペネ200mm程度から貫通が狙える。
機動性
最高速38km/h、出力重量比14と重戦車とは思えないぐらいに加速力は良好。
遅めの中戦車程度の速力を持つが、旋回速度はあくまで重戦車の範疇の性能であり、格闘戦にはやや不向き。
総評
重戦車としては高い機動力を持ち、相手に先駆けて有利な前線を形成したり、待ち伏せて先手を取ったり、あるいは中戦車に随行して装甲を活かすなど、臨機応変に立ち回ることが可能だが、DPMが低いのでラッシュには不向きである。
焦らず守りを固め、丁寧に単発交換をしていけば自ずと勝利に近づけるだろう。
正面装甲は貫通力が低い格下~同格LT・MTくらいまでしか通用しない。丁寧な飛び出し撃ちや豚飯、ハルダウンを心がけよう。
特徴
長所
- HTとしては良好な機動力
- 威力に優れ、ISから大分精度が改善された最終砲*1
- タングステン砲弾でさらに火力増強が可能
- HEの貫通力が地味に高い(最終砲)
- 格上駆逐戦車の弾ですら弾き返す強固な砲塔装甲
- 課金弾が空間装甲相手でも強いAPCR(弱点である距離減衰も少ない)
- 優秀な仰角
- かっこいい伝説迷彩
- この車両から見た目がかっこよくなっていく(個人の意見)
短所
- Tier8車両中最低レベルのDPM
- 砲の照準時間が長く照準拡散も劣悪
- 慣れていないと扱いづらい楔型の正面装甲
- 脆い弾薬庫
- 狭い俯角
IS-5やIS-6、Object 252U、53TP Markowskiego。更にはType 57とライバルが多い
初期の研究
- 122mm BL-9を最優先で開発しよう。ST-Iを研究済みなら使いまわせる。
- 初期砲塔は致命的に脆いと言うわけではないが、主砲の次になるべく早く開発したいモジュール。
歴史背景
IS-3(ロシア語: ИС-3、ウクライナ語: ЙС-3、ポーランド語: JS-3)は、第二次世界大戦末期においてソビエト連邦が開発した重戦車。
日本語文献においてもポーランド語やウクライナ語、ドイツ語や英語の表記に従ってJS-3と書かれることも少なくない。「IS/JS」とはヨシフ・スターリンのイニシャルであり、そのためスターリン3型重戦車とも呼ばれる。
IS-2戦車が量産に入っていたころ、ニコライ・ドゥホフの設計チームにより新型重戦車の試作型・キーロヴェッツ1が計画され、1944年10月31日に完成し、オブイェークト703の開発番号が与えられた。11、12月の間に10輌の増加試作型が製造され、年末に正式採用されたこの戦車はIS-3と名づけられ、翌年からチェリヤビンスク工場で量産に入った。
大戦中のソ連戦車は傾斜装甲を多用していたが本車は前面装甲にもそれを展開するほど徹底し、車高と砲塔の扁平さは当時としては極めて先鋭的であった。この特徴的な車体前面装甲は形状が似ている「シシュチー・ノス(川カマスの鼻)」と呼ばれ、「シシューカ(川カマス)」がIS-3その物に対する通称となった。これはIS-2の前面装甲部分の欠点を解消した設計ではあるが、初期においては溶接の不良で振動(主砲の射撃時や路外地走行時等)により装甲が剥離するというトラブルが発生した。IS-3は重装甲と122mm砲を持つ重戦車であるにもかかわらず、45tとパンター戦車並みの重量しかなく、全長以外はそれ以下のサイズに抑えられていたが、これは内部容積を犠牲にした結果であり、主砲の発射速度などに悪い影響を与えた。
ベルリンにおける戦勝パレードで第2親衛戦車軍所属の52輌が披露された時、その先鋭的なシルエットと巨大な砲に他の連合軍首脳は度肝を抜かれ、これに対抗するためアメリカはM103重戦車、イギリスはコンカラーといった重戦車を開発することとなるが、時代の変化で重戦車というカテゴリーの有効性が失われていき、全て退役していった。
本車は1945年中に1,711輌、1948年から1951年までに600輌の総計2,311輌が生産され、後に拡大発展型のIS-8改めT-10を生み、IS-3自体も1960年から雑具箱を兼ねる車体側面装甲の変更やエンジンをV-55に換装する等の改修を加え、IS-3Mとなった。
第二次世界大戦にこの戦車が間に合い、独ソ戦で実戦に参加したかどうかは過去論議されていたが、現在では部隊配備はされたもののトラブルの解決や訓練に時間をとられ、ベルリンへの輸送中に終戦を迎え、実戦参加は無かったと断言されている。また満州侵攻では第1極東方面軍配備の一個重戦車連隊が投入され、吉林省を自走し大連に達したが、戦闘を経験することなく終戦を迎えた。
IS-3が最初に戦闘を行ったのは1956年のハンガリー動乱で、ブダペストでの市街戦で数輌が撃破され、残骸の写真が残されている。
第三次中東戦争ではエジプト軍に売却された約100輌のIS-3Mにより、初の本車による対戦車戦闘が行われた。シェイク・ズワイドにおいてイスラエル国防軍第401機甲旅団所属のM48パットンA2戦車は、20~30輌のIS-3Mと戦闘に入ったが、その90mm砲弾は弾き返されてしまった。しかし未熟なエジプトの戦車兵は後部の補助燃料タンクを装着したままで、これに気付いたイスラエル側が曳光徹甲弾で狙撃し5、6輌を炎上させたところで、残りのエジプト戦車兵はパニックに陥り逃走、放棄されたIS-3Mは無傷で捕獲されたという。ラーファ付近ではスーパーシャーマンとM48A2を相手に、エジプト第125戦車旅団の60輌と21輌ずつのIS-3Mで編成された他の二つの重戦車旅団が戦ったが、練度の差で接近戦に破れ、車体を隠蔽しての待ち伏せによる戦法でイスラエル軍を苦戦させたこともあったが、最終的に73輌が失われた。一部はイスラエル軍に捕獲装備され、エンジンをT-54の物に変更するなど改修を加えたが、部品供給の問題もあり最終的にはヨルダン川沿岸に車体を埋めトーチカ代わりとなった。
ソ連軍でのIS-3Mは1970年代まで装備車輌リストに含められており、後に北方領土で沿岸防衛用のトーチカ代わりとして長く使われ、現在も放棄され錆び付いた物が残されている。ソ連と前述のエジプト以外でのIS-3の運用は少なく、チェコスロバキアとポーランドにそれぞれ1 - 2輌(実戦部隊配備無し)、北朝鮮に部隊編成が出来る程度の数が送られたのみである。それ以外の同盟国で使われたスターリン戦車はIS-3MではなくIS-2Mであり、またT-10、T-10Mはソ連軍以外では使われていない。
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
この「ツリー化」を行わないと、どのコメントに対する意見なのか分かりにくくなることがあり、混乱を招くため、必ず関連するコメントをするときは「ツリー化」を行ってください。
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