Tier 8 ソ連 重戦車 IS-2Sh / IS-2M
イベントに合わせて実装されたソ連のTier8重戦車。所謂ソ連のChrysler Kである。
IS-2の改良案の1つであり、装甲値を始め各種性能が向上している。一方、重量増加に伴い機動性はやや低下している。
尚、HDモデルをBlitzサイズに落とし込んでいるため、テクスチャが美麗である。
性能は異なるが本家で言うところのIS-Mとなっている。
価格は0,000
適用中は車輌名が「IS-2Sh Imperturbable」となる。
側面
背面
直近90日の平均勝率:49.36%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
まだ豚飯、ハルダウン、マップ、味方や敵の構成、などの把握ができていない方はそもそもTier8車両(戦場)はオススメしない。自分も勝てずにイライラする上に、味方にも迷惑をかけてしまう。まずは低Tierで腕を磨き、基本的なプレイができるようになってから高Tier車両に乗れば、より楽しい戦車ライフがあなたを待っているだろう。
基本性能(v6.10.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 前進/後退 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (ゴールド) |
IS-2Sh | VIII | ソ連 | 重戦車 | 1800 | 130/100/60 | 42/12 | 53.42 | 7,200 |
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実用出力重量比(hp/t) | 10.92 |
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武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VIII | 122mm D-25TA | 4.29 | APCR HEAT HE | 221 270 61 | 400 340 500 | 1716 1459 2145 | 0.412 | 2.7 | 40 | 1,180 4,400 11 608 | 2,590 | +15° -7° |
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砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VIII | IS-2Sh | 170/90/90 | 20 | 240 | 12,200 |
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射界 | 全周 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IX | V-2-54-IS/2 | 700 | 12 | 700 |
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履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VIII | IS-2Sh | 58.4 | 25 | 12,000 |
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乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
派生車両
派生元:なし
派生先:なし
関連車両:IS-2
解説
主砲はISシリーズにしては扱いやすい部類で、機動性も必要十分に備わっている・・・のであるが、後部砲塔であるため思った以上に砲の取り回しが悪い。
さらに履帯裏の装甲が薄く、後部砲塔車両お得意の豚飯が強制跳弾角度以外では使いづらい。
攻撃にしろ守備にしろ、ソ連戦車の割にはかなりの慎重さを求められる一両である。
装甲
車体砲塔共に傾斜装甲を用いており、一見すると防御力が高く思えるが、車体下部や砲塔の広い範囲だけでなく、車体の側面下部の履帯裏の装甲が60mmとかなり薄い。
この履帯裏の薄さ故、豚飯が活きる後部砲塔という車体形状にミスマッチしている上に、後部砲塔故ハルダウンもやりにくいため運用が非常に難しい。
この装甲でハルダウンをしつつ敵の砲撃を弾くには相応の技術を要求される。
- 砲塔
砲塔はISのものによく似た形状である。
防盾は空間装甲と本装甲、傾斜を加えて実質400mm以上の防御力を誇り、マッチする車両では貫通不可能である。
しかし防盾脇はほぼ垂直のため実質170~210mmと同格重戦車には通常弾で容易に貫通出来る。向かって右の方が170mmの範囲が広くTiger等の精度に優れる格下からは課金弾を使うまでもなく抜かれてしまう。
それ以外の部分は強制跳弾角度近い傾斜により300mm超の実質装甲厚を持つので、ここに当てさえすればかなり弾いてくれる。
そのため装填中は小刻みに横移動をする必要があり、精度や貫通の良い車両には防盾脇を貫通されることは多々あるものの、これらの戦術は精度の悪い車両や格下相手には十分有効である。
ペリスコープやキューポラは90mmと薄いが非常に小さく、上記のように当てやすい防盾脇があるためにあまり狙われない。 - 車体
車体正面上部は130mmと傾斜で実質235mm前後と同格重戦車の通常弾までなら十分に跳弾を期待出来る。
しかし車体下部は130mmほどと格下からも難なく貫通されるため、基本的には下部を隠して戦いたい。
なお上部正面にあるバイザーは100mm、正面から見えるドライバーハッチは30mmとこちらは91mm以上の徹甲弾には3倍ルールで跳弾すら発生しないが、範囲は非常に狭く狙って抜けるほどではない。
側面は100mmあり後部砲塔を活かした豚飯が有効…のように思えるが、履帯裏はなんと60mmという薄さであり、強制跳弾の角度から少しでも緩くなるだけで同格戦車には容易に前部誘導輪ごと貫通され得る。
とはいえ、上手く側面上部の装甲の厚い部分を撃たせることが可能ならば、高い防御力を誇る。
豚飯を行う際には履帯裏の角度に細心の注意を払おう。
主砲
- 122mm D-25TA
主砲はソ連重戦車お馴染みの122mm砲である。
貫通力は通常弾221mm・課金弾270mmで同じTier8ソ連課金重戦車であるIS-5、IS-6、IS-3 Defenderと全く同じ値。
DPMはIS-5と同じ値で、ISシリーズでは比較的良好な部類であるものの、精度は他の122mm族と同じ0.412で相変わらず劣悪である。
しかし、照準速度はISシリーズの中だけでなく同格ソ連重戦車の中でもトップで、120mm以上の同格重戦車ではVk168に次ぐ2位となかなか良好である。
注意する事項として、課金弾はHEATであり空間装甲・履帯等の敵戦車のモジュールに弱いという点と、通常弾はAPCR・課金弾はHEATという弾種の為、弾速の落差がかなり大きい点には注意。
俯角は7度と、ソ連の後部砲塔車両とは思えない程の豊かな俯角を持つ。頭出しなどの稜線射撃も容易にこなせる優秀さである・・・のだが、後部砲塔ゆえ他車輌と扱いが異なる点に注意。
機動性
重量出力比は10.92hp/tと重戦車らしい数値。他のISシリーズが12~14hp/tであることを考えるとややもっさり感がある事は否めない。
しかし最高速度が42km/hと重戦車にしてはそこそこ速く、陣地転換に困る事は少ないだろう。
総論
本来のプレミアム車輌らしく癖が強く、強戦車とは言いづらい車両である。
後部砲塔車両であるのに側面装甲が薄いので豚飯が使いづらく、性能が上手く噛み合っていないという弱点を抱える。
乗りこなす為にはマップや敵車両に関する知識と最適な角度での豚飯・昼飯の技術、そして凄まじい技量が必要不可欠である。
従って通常ツリーでTier8以上まで進めていないようなプレイヤーは絶対に、絶対に乗ってはいけない。
しかしこれらの技術と知識を習得し、独特のクセを味方につける事ができれば、他のISシリーズも驚きの高い攻撃力と防御力を併せ持つ戦車となれるだろう。・・・多分
特徴
長所
- 優れた砲火力
- 通常弾がAPCRで弾速が速い
- ソ連重戦車にしては短い照準時間
- ソ連戦車にしては良好な俯角7度
- 全てのソ連HTの中で唯一超信地旋回が可能
短所
- ソ連重戦車お馴染みのガバガバ砲精度
- 非常に薄い履帯裏(60mm)
- 以上故、豚飯が非常に使いづらい
- 豚飯が使いづらいので後部砲塔がほとんどデメリット
- 金弾で抜かれ放題の砲塔装甲
- 非常に薄い車体下部(115mm程度)
- 装甲が薄いが故ヘイトが高い
歴史背景
122mm砲搭載型IS戦車の開発と改良
IS-85に搭載された85mm砲は戦場における突破口として不十分な性能であると見なされていた。122mmや152mmといった口径の大きな砲が要求されたのである。Kotin技師はコンクリート壕や敵戦車に対する有用性から、A-19 122mm砲の使用を提案していた。砲撃時に目立ちすぎるという意見があったが、この砲はマズルブレーキを装備していた。完成した砲はD-2Tと名付けられた。当初T型マズルブレーキを装備していたがこれは試験の結果不採用となり、ドイツ式のマズルブレーキ(KV-1Sが装備している122mmD-2-5T)に置き換えられた。その後、再びソ連独自のマズルブレーキのD-25Tに交換された。
この新型戦車砲の威力は絶大なものであった。改良されたAP弾を用いることで、1,400mの距離からPanther戦車の正面装甲を、1,800mの距離からTiger戦車の正面装甲を撃ち抜くことが出来た。この戦車はIS-122として採用された。量産型のIS-122とは時間毎の火力を高める為に半自動装填補助装置付のD-25T戦車砲を搭載している点で異なっていた。その後もIS戦車の運用期間を通して、火力向上を狙った改良が行われた。1997年のVoyenniy Vestnikとのインタビューにおいて、Kotinは次のように回想している。「私は最前線へ向かう戦車に注目するようにしていた。私は戦闘中の戦車には搭乗しなかったが、戦闘後の状態を調査した。...私はIS戦車を調査したことを覚えている。砲弾が重いため、装填手は装填に時間が掛かりすぎると不満を漏らしていた。私は戦車に乗り込み、砲弾を持ち上げ、それが実際に重すぎることを確認した。何か手を打つ必要があった。Kirov工場で砲尾に砲弾を装填するための特殊な機構を開発した。」Kotinの開発した装置は効果的であったようだ。Ustinov軍事委員宛の手紙の中で、100mm砲を搭載したIS戦車の再軍備について技師らは「私たちはIS-2にも引き続きD-25Tを搭載する必要があると考えています。ANIOPで行われた最新の試験では1分あたりに4~6発の射撃が可能でした」と記している。
Shashmurin技師の夢見た新型IS
Shashmurin技師(おそらく本車輌名の'Sh'は彼の名から来ている)は全く新しいIS戦車の開発に躍起になっていた。実際この新型戦車とIS-2とで共通している点と言えば、砲口径や突破口としての役割ぐらいであった。見た目も全く異なっていたのである。
この事業に対する計画は非常に高遠なものであった。正面装甲はあらゆる距離からPanther、Tiger、Ferdinand戦車の砲弾を跳ね返し、側面は500m以上の距離からは貫通不能とされた。また800~1000馬力のエンジンを搭載し、極めて頑丈な装甲を持っていながら35km/hで移動することが出来た。この戦車の重量は55トンと考えられている。戦闘室は後方に、エンジンは中央に設置された。この珍しい配置のおかげで砲身の非常に長い砲を搭載し、砲弾を1000m/sまで加速させることが出来た。トランスミッションは電気式もしくは機械式であったとされる。Shashmurinの計画の1つは実現可能と見なされ、IS-2Mと名付けられた上で開発が開始された。しかし不幸なことに、建造局の資材がIS-6戦車の開発計画の方に割り当てられてしまった。あらゆる砲弾を弾き返す正面装甲を実現することは不可能と考えられていたが、同じ年その要求に見事応える戦車が登場した。それがIS-3である。
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
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