Tier 6 イギリス 重戦車 Churchill VII(チャーチル セブン)
砲塔側面の予備履帯は増加装甲として機能する。
設計が改善され、重装甲化された後期型チャーチル。
重量が増えたことで速力はさらに落ちたが、大戦後期のもはや電撃戦のなくなった西部戦線においては重大な威力を持つ兵器であった。
「例え窮地に陥っても、自分を信じて突き進め。」
この車両はそれを体現した一輌であるといえるでしょう。Tier 6 重戦車 Churchill VII は従来のモデルから大幅に強化された一両となっています。砲塔回りを中心に非常に強固な防御を持ち、弱点もかなり小さく収まっています。装甲だけでなく、良好な連射力とDPMを持つこの車両は接近戦でこそ実力を発揮するでしょう。
直近90日の平均勝率:49.78%(2021年7月14日現在、BlitzStars調べ、ver8.0.x)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v6.10.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
Churchill VII | VI | イギリス | 重戦車 | 1050~1200 | 152/95/50 | 20/12 | 39.19 | 900,000 |
---|
武装
砲塔:Churchill IV(初期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
V | QF 6-pdr Gun Mk. V | 18.63 | AP APCR HE | 130 180 15 | 90 80 100 | 1676 1490 1863 | 0.39 | 1.9 | 84 | 45 2400 6 32 | 450 | +20° -12.5° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VI | 75 mm Vickers HV | 10.00 | AP APCR HE | 145 202 38 | 160 135 200 | 1600 1350 2000 | 0.36 | 2.3 | 84 | 100 2800 7 56 | 591 | +12° -4° |
砲塔:Churchill VII(後期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
V | QF 6-pdr Gun Mk. V | 18.63 | AP APCR HE | 130 180 15 | 90 80 100 | 1676 1490 1863 | 0.39 | 1.9 | 84 | 45 2400 6 32 | 450 | +20° -12.5° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VI | 75 mm Vickers HV | 10.53 | AP APCR HE | 145 202 38 | 160 135 200 | 1685 1422 2106 | 0.345 | 2.3 | 84 | 100 2800 7 56 | 591 | +12° -4° | |
VII | OQF 77 mm Gun Mk. II | 10.91 | AP APCR HE | 148 208 20 | 160 135 200 | 1746 1473 2182 | 0.364 | 2.3 | 84 | 150 2800 7 75 | 681 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
V | Churchill IV | 89/76/76 | 20 | 240 | 7,500 |
---|---|---|---|---|---|
VI | Churchill VII | 152/95/95 | 20 | 240 | 8,000 |
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IV | Meadows D.A.V. | 360 | 20 | 724 |
---|---|---|---|---|
IV | Bedford Twin-Six | 375 | 20 | 1,531 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
V | Churchill IV | 43.00 | 18 | 8,150 |
---|---|---|---|---|
VI | Churchill VII | 43.00 | 20 | 8,150 |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
派生車両
派生元:Churchill I 兄弟車輛:Churchill III Churchill Mk. VI Churchill VIII(データのみだったのだがイベントにより追加された)
派生先:Black Prince
開発ツリー
Churchill I | ━ | Churchill VII 27,000 | ━ | QF 6-pdr Gun Mk. V | ┳ | 75 mm Vickers HV 5,900 | ||||
┗ | Churchill VII 4,600 | ━ | OQF 77 mm Gun Mk. II 17,110 | ━ | Black Prince 63,720 1,400,000 | |||||
━ | Churchill IV | |||||||||
━ | Meadows D.A.V. | ━ | Bedford Twin-Six 1,000 | |||||||
━ | Churchill IV | ━ | Churchill VII 5,780 |
:必要経験値
解説
装甲
運用は前身と同じだが、装甲が十分強化されたことでより弾きやすくなっている。
耐久値も引き続き同格重では高め。
- 車体
車体上部は152mm装甲と非常に厚いが、傾斜がないため実質装甲厚は数値のままである。車体下部は139mm装甲に傾斜が加わり実質150mm程度と上部と変わらない防御力を誇る。弱点となる機銃マウントとドライバー用直視孔は140mm程度と若干薄くなっているものの、正面全体として同格重戦車の中ではトップクラスの防御力を持つ。
格下や同格中戦車の通常弾程度ならば棒立ちでも十分だが、同格重戦車や格上相手となると昼飯や豚飯を駆使する必要がある。
前身のように広い範囲を同格から容易に貫通されるようなことは少なくなっているが、前身同様履帯裏に装甲が配置されている*1。
ただし、Ver8.5にて履帯裏の装甲厚が86mmから120mmに大幅に増厚されたことで、履帯裏上部が実質210mm程度、下部が140mm程度に強化された。
下部は依然として弱点であることに変わりはないが、以前よりも積極的に正面装甲を活かしていけるようになった。
側面は95mmの垂直装甲でこのTierとしては非常に厚く、豚飯が特に有効。角度さえ間違えなければ、格上相手にも十分に通用するため積極的に活用していきたい。
しかし前述した履帯裏の弱点が原因で豚飯状態でも駆動輪付近を貫通される恐れがあるため、豚飯を行う際は万全を期して駆動輪は隠すようにしよう。
- 砲塔
装甲厚は車体と同じ152mmで前身から順当に強化されているが、垂直な一枚板であるため狙われやすい。基本的には車体と同じ防御力を持つという認識で良い。
防盾も152mmの空間装甲が垂直に存在するのみで、正面と防御力は変わらないが、防盾脇に存在するふくらみ部分は202mmもの装甲厚を持ち、適当に狙うと弾かれる可能性がある。
砲塔側面は95mmと厚めで、貼り付けられた予備履帯が40mmの増加装甲として機能する。装甲厚と四角形の形状を活かしたよそ見が有効に見えるが、手数型の主砲や遅い砲塔旋回の影響で相性は悪い。単発交換を強いられそうな時に行うぐらいで良いだろう。
天板は25mmと非常に薄かったが、Ver8.5で50mmに増厚され弱点ではなくなっている。
主砲
- 75 mm Vickers HV
前身から引き継げる砲。前身と比べると、DPMが向上し精度がわずかに改善されたものの、照準速度が若干劣化している。最終砲とほとんど変わらない性能であり、乗り出しでストレスを感じることはないだろう。
- OQF 77 mm Gun Mk. II
最終砲。Cometの最終砲と互換する。弾速と装填速度および貫通力が僅かに向上するが、単発火力、貫通力は相変わらず同格HT中最下位である。
高いDPMと優れた精度・拡散を活かして確実に相手を削っていき、中盤から終盤にかけてヘルスの少ない敵を殲滅する立ち回りが求められる。
機動性
前身から進歩するどころか、最高速度が20km/hに引き下げられている。
加速、旋回とも劣悪なままなので、ますます先を見据えた立ち回りが重要になる。
立ち回り方
非常に足が遅く、格闘性能が低いので重戦車ルート以外での戦闘は苦手とするが、それ以上に味方とはぐれないことが重要である。
マッチングをしっかり確認し、孤立しないよう先を見据えた立ち回りを心がけよう。
履帯裏の弱点を除けば、非常に高い防御力が特徴になる。
砲性能が微妙なため撃ち合いは苦手だが、豚飯や旋回、前後運動でなんとか履帯を撃たせないようしつつ味方の壁になろう。
特徴
長所
短所
- 履帯裏の悪魔
- Churchill Iからさらに劣化した機動力(最高速度20km/h)
- Tier6重戦車としては高いとは言えない最終砲の単発火力・貫通力
- 俯角が4度しか取れず、折角の砲塔装甲を活かしづらい
- すまんこれChurchill Mk. VIで良くね?
初期の研究
- 前身のChurchill Iの開発を完全に済ませているのなら、開発が必要なのは改良砲塔と最終砲と改良履帯の3つのみである。
- 最終砲を搭載するには改良砲塔の開発が必須である為、改良砲塔の開発を最優先に進め、その後最終砲→履帯の順に開発を行おう。
歴史背景
チャーチル歩兵戦車(Mk.IV Churchill Infantry tank)は、第二次世界大戦期のイギリスの歩兵戦車。多砲塔戦車A20を元にA22として小型化したもので、国威発揚のために首相ウィンストン・チャーチルの名を付けた。
フランスに派遣したイギリス海外派遣軍が戦車を含む大量の重機材をダンケルクの戦いにおいて遺棄して撤退したこと、同時にナチス・ドイツによる電撃戦により戦車の地上戦闘における重要性が増したことによる逼迫した戦車事情により、満足に性能テストもできないまま量産が開始され、1941年6月に部隊配備が開始された。特に超信地旋回も可能なメリット・ブラウン操行装置はトラブルを多発したが、メーカーの対策チームを前線に派遣するなどして対応、後に完全に改修されている。第二次世界大戦の末期まで生産と運用が続けられた。実戦からの情報をフィードバックして改良を重ねたため、多くの派生型がある。
Mk.VII
車体設計が大幅に変更された後期型。それまでの12.7mm厚の装甲板を溶接して車体を組み、内側からリベットで増加装甲を留める手間のかかる作り方を改め、全面的に溶接組みを取り入れた。砲塔前面装甲が152mm、車体側面も95mmの一枚板に強化され、A22Fという新たなナンバーが与えられた。しかしその分重量が増えたため、最大速度は20km/hに落ちてしまった。
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
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- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
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