Tier 7 日本 駆逐戦車 Chi-To SPG
本車は複数の計画案を合体させて作られたと思われるWGお得意の架空戦車である。
最終砲は高DPMや高貫通、良好な俯角とかなり優秀。車体正面装甲も厚く、キューポラも格下通常弾程度なら安定して弾くことができ、機動力もそこそこあるのでとても強力な戦車となっている。
因みにSPGとは、「Self Propelled Gun」、自走砲の意味であると思われる。
多数の敵砲弾がこの駆逐戦車の装甲を貫けずに跳ね返されるでしょう。中距離または長距離で撃ち出したものならなおさらです。こんなぶ厚い装甲を持っている割りに、Chi-To SPG には素晴らしい機動力が備わっています。中戦車から取ったそのサスペンションは最高速度が 45 km/h で、重量出力比が高く、優れた機動性を提供してくれます。
最も難しい点は、貫通力がかなり低い初期主砲をもっといい主砲と入れ替えることです。最終主砲を開放できるまで、頻繁にリスクを負う必要があるでしょう。ですが、105 mm の最終主砲があれば、Chi-To SPG は標準砲弾で 215 mm、もう1つの砲弾で 265 mm 貫通することができ、分間 2,500 ダメージ以上与えることができます。とりわけ弱点を狙わなくても、どんな距離でも敵戦車に穴を開けられます!
直近90日の平均勝率:53.04%(2023年9月7日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v6.9.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
Chi-To SPG | VII | 日本 | 駆逐戦車 | 1050 | 150/50/40 | 45/18 | 31.83 | 1,345,000 |
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武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VII | 8.8 cm Gun Type 95 | 8.45 | AP APCR HE | 145 195 44 | 220 190 270 | 1859 1606 2282 | 0.34 | 1.7 | 90 | 252 2800 7 252 | - | +15° -10° | |
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VIII | 10.5 cm Gun Shin | 7.89 | AP AP HE | 215 265 60 | 310 280 400 | 2446 2209 3156 | 0.35 | 1.9 | 60 | 1000 3200 8 166 | +935 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VII | Chi-To SPG | -/-/- | 25 | 245 | - |
---|
射界 | 左10°/ 右10° |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
V | Type 100 Kakyuu V-12 | 300 | 15 | - |
---|---|---|---|---|
VI | Mitsubishi AL Type 4 Kuurei V-12 | 400 | 15 | +350 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VI | Chi-To SPG Plan 1 | 44.80 | 21 | - |
---|---|---|---|---|
VII | Chi-To SPG Plan 2 | 44.80 | 26 | - |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
派生車両
派生元:Type 4 Chi-To
派生先:Ho-Ri Type I
開発ツリー
Type 4 Chi-To | ━ | Chi-To SPG ? | ━ | 8.8 cm Gun Type 95 | ━ | 10.5 cm Gun Shin 16,720 | ━ | Ho-Ri Type I ? ? |
━ | Type 100 Kakyuu V-12 | ━ | Mitsubishi AL Type 4 Kuurei V-12 6,310 | |||||
━ | Chi-To SPG Plan 1 | ━ | Chi-To SPG Plan 2 15,000 |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
記念すべき日本駆逐ルートの1台目である。攻守がバランス良く、駆逐としては最低限の機動性を持つ。
とても扱いやすい駆逐戦車なので、ホリ車へ向けての予行練習としても最適な車両。
装甲
Tier比で見れば日本戦車随一と言っても過言ではない程の良好な防御力を持ち、格下相手であれば昼飯や飛び出し撃ち、同格格上にはハルダウンである程度の対抗が可能。
満遍ない装甲配置であり下部以外はほぼ弱点になり得ない為、相対した際にはよく狙うよりも課金弾で強引に抜いていく方が確実である。
- 戦闘室
正面に関しては150mmに傾斜で実質175~190mm程度とTier帯を鑑みれば比較的強固な部類。防盾は狭いものの空間装甲と本装甲合わせて350mm以上あるのでいかなる車両も貫通不能であるが、防盾脇は実質177mmほどのため同格重戦車以上には抜かれてしまう。また左右の切り欠きも160mm前後しかなくここも弱点となる。
もっとも、俯角を最大限使えば、実質装甲厚を切り欠きが190mm、戦闘室正面が225mmまで増厚することが出来、格下の課金弾や同格通常弾の多くを無効化することが期待できるが、防盾脇は185mmとあまり伸びないので慢心は禁物である。
なお、正面の最上部の僅かな部分のみ280mmを超える箇所があり、ここは格上駆逐の通常弾さえも跳弾させることが出来るが、狙って弾くことはほぼ不可能。基本的に格上や同格の課金弾には無力なので、ガシガシと弾いていくほどではない。
またキューポラは140mmで車体下部と合わせて狙わせないようにしたい。 - 車体
車体は上部は強制跳弾角により貫通不能であるが、下部は傾斜が緩く165mm程度で標準化を考慮すると格下中戦車の通常弾を弾くのがせいぜいで、課金弾で簡単に貫通されてしまう。
側面は50mm装甲で自身の榴弾で貫通できてしまう程の薄さであり、豚飯は推奨できない。
主砲
本車は最終砲を開発してからが本番である。
初期砲は貫通力がTier6中戦車クラスで他車両でのstock状態にも劣る性能であり、戦犯認定は避けられない。早急にフリー経験値を投入して最終砲への開発を急ごう。
- 10.5 cm Gun Shin
他国の固定砲駆逐戦車に類する性能の主砲。
優秀な貫通力とDPMを併せ持ち、ドイツ車ほどではないが精度は良好。照準時間は平均的であるが、他の数値が優秀なことを考えると十分な性能であり、拡散も低く前線での積極的な運用も可能とするなど、全体的にハイレベルでまとまっている。
Jagdpantherの最終砲に比べてDPMと俯角において勝り、貫通力では同等。*1精度と照準時間において劣っている。また、課金弾のダメージが他車両に比べて20高く、比較的弾種切り替えのデメリットを減らせる。
機動性
チトなどの日本陸軍車両譲りの少し鈍い足回りにより、迅速な陣地転換などは難しいが、最低限は確保されている為支障はない。
後退速度が比較的速いため、前述の通り固定駆逐としては飛び出し撃ちの適性が高めである。
総評
いわゆるバランス型の駆逐戦車で、駆逐として手堅く纏まった性能を持つ。
使い勝手の良い主砲と日本戦車にしては強固な装甲を活かす事がカギとなる。
立ち回り方
基本はRPMを活かす為の狙撃運用が主体となるが、比較的強固な装甲を持つためTierトップであれば積極的に前線に出て攻勢に出ることも可能。
マッチングと相談して時には支援、時には前線へ赴こう。
特徴
長所
- 同規模の駆逐内で最優のDPM(1位)と貫通(2位タイ)
- 通常弾と課金弾の単発火力の差が少ない
- 課金弾が強化APなので傾斜装甲に強い(日本駆逐ツリー共通)
- 満遍なく抜かれにくい正面上部
- 大きく取れる俯角
- エンジンが前身のチトで開発済み
- 新規モデリング車両なのでモデルが綺麗
- モジュール開発が履帯と砲だけなのでとても楽 【次も一緒】
- 同格TDの中でもトップクラスの性能を誇る
短所
- 脆く壊れやすいエンジン
- 遅めの加速
- 搭載できることが問題レベルの初期砲
- 意外と低い隠蔽率
初期の研究
全フリー経験値を投入して最終砲を装備してから戦場に向かいましょう。初期砲では味方に迷惑をかけるのでやめましょう。エンジンはチトでも開発できるので、先に開発しておくと乗り出しが楽です。
歴史背景
Type 4 Chi-To 中戦車を基にした駆逐戦車の下書き段階の設計図。この車輌は設計図上でのみ存在し、実際に使用されていない。
と、公式から紹介されてあるが…………
「Chi-To SPG」という名の車両は存在していないが、近い車輌として以下の三両が挙げられる。
- 新砲戦車 ホチ
チハ車を改造した砲戦車ではなく、1942年に新しく砲戦車として計画された車輌。
後の四式中戦車(チト)となる新中戦車(甲)に75mmから105mm級榴弾砲を搭載した砲戦車として、二式砲戦車の後継・発展型に位置づけられていたが、1943年に運用思想が変化したことに伴い、計画中止。 - 試製十糎対戦車自走砲 カト
1943年の軍需審議会幹事会において、日本陸軍は、M4中戦車や、当時アメリカで開発中であった新型重戦車(M6やM26パーシング)を撃破できる兵器を必要とした。
具体的には口径105mmの対戦車砲が必要とされ、試製十糎対戦車砲(カト砲)を自走式とすることで計画が進んだ。
その後、設計は1944年1月着手、1945年2月に実用試験の予定であったが、実際には砲のみの完成にとどまり、計画が実現することはなかった。
なお、この幹事会では試製十糎戦車砲(長)の開発も決定され、この新砲を搭載した車両が「ホリ」となった。
砲は前述の通り、新規開発された専用の試製十糎対戦車砲(カト砲)を用い、口径105mm、貫通力は175mm(射距離1000m、徹甲弾)というスペックであった。
一方、装甲は対戦車砲ということもあり、オープントップ。実車が存在したナト車と似通った車体であると思われる。
また、FV217や三号突撃砲に類似した形状の図も散見されている。37ミリ副砲が搭載されているようだが、こちらの真相は不明。
- チリⅡ固定戦闘室案
チリⅡはチリ車の生産効率を向上するための改良型である。このうち、更なる省力化を目的として固定戦闘室型とする案があったらしい。この案では主砲と防盾を除き、形状や各種性能が概ねゲーム内の車輌と合致している。
チリⅡはチト車を拡大したような形状をしている為、WGによってチトと分類された可能性もある。
これらはゲーム内の車輌と完全合致はしないものの、近しい性能を保持している。上記車輌がtier7相応になるようにWGが組み合わせたものが「Chi-To SPG」なのではないかと思われる。
尚、ゲーム内車輌の初期砲である88ミリ砲についてはかなり複雑である。
日本国内に存在していた*2九九式八糎高射砲*3をモデルにした…のではなく、マズルブレーキなどの特徴からおそらくティーガーIの主砲と同じ56口径8.8 cm KwK 36ではないかと思われる。
ただ、KwK 36の原型であるFlaK 36の開発が1936年、KwK 36は40年代に入ってからの開発であることを考えると、モジュール名称のtype 95*4は、Flak 36の原型のFlak 18(1933年)をたまたま1935年に日本軍が制式採用しており、後に自走砲化する際にこれといって制式名を変えずにKwK 36ソックリの見た目に改修して搭載した…というかなり無理のある状態である。
(そんな事ができるならFlak 18のさらに原型であるボフォース製の75mm Lvkan m/29(1929年)をコピーして1944年に高射砲や戦車砲として生産しない)
(そもそもSPGとは自走砲である)
参考:Wikipedia日本語版 新砲戦車 ホチ 試製十糎対戦車自走砲 WoT妄想日本戦車ツリーWiki Casemated Chi-Ri II
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