Tier 5 フランス 軽戦車 AMX ELC bis/日本語表記:AMX製ELC戦車改良型
フランスのTier5軽戦車。
戦後、ELC計画に基づいて開発された試作空挺戦車の改良型である。軽量故すばしっこいが体当たりに弱い。快速でそこそこ重量のあるLeopardは天敵と言える。
本車両から機動力と隠蔽を武器に巧く立ち回ろう。
参考画像:AMX ELC bis 90 mm D.915
史実砲の1つであり公式Twitterにてお披露目された際の画像でも搭載されていた。現状blitzでは削除された状態で実装されている。
※PC版のHDモデルをBlitzに落とし込んだもので、現在ゲームデータにあるものとは異なる
基本性能(v7.1.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
AMX ELC bis | V | フランス | 軽戦車 | 610 | 25/10/15 | 65/23 | 7.4 | 400,000 |
---|
武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IV | 75 mm SA32 | 6.90 | AP HEAT HE | 84 100 38 | 150 130 170 | 1035 897 1173 | 0.46 | 2.3 | 60 | 48 2800 7 38 | 1,520 | +13° -5° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VI | 75 mm SA44L | 7.14 | AP APCR HE | 120 170 38 | 160 135 175 | 1142 964 1250 | 0.38 | 2.3 | 48 | 109 2800 7 98 | 1,740 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
IV | AMX ELC bis | 20/15/10 | 44 | 240 | 500 |
---|
射界 | 左35° / 右35° |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IV | SOFAM de 150 cv | 150 | 20 | 340 |
---|---|---|---|---|
V | SOFAM 8 Gxb | 240 | 20 | 400 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
IV | AMX ELC | 7.95 | 25 | 1,500 |
---|---|---|---|---|
V | AMX ELC bis | 7.95 | 30 | 1,500 |
乗員
- Commander(Gunner/Radio Operator/Loader)
- Driver
派生車両
開発ツリー
B1 | ━ | AMX ELC bis 10,500 | ━ | 75mm SA32 | ━ | 75mm SA44L 10,000 | ━ | AMX 12 t 25,000 875,000 |
━ | AMX ELC bis | |||||||
━ | SOFAM de 150 cv | ━ | SOFAM 8 Gxb 5,000 | |||||
━ | AMX ELC | ━ | AMX ELC bis 5,000 |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
前身B1から豹変、装甲を捨て去り、優れた機動力と高い隠蔽率を手に入れた。
装甲
装甲は無いに等しいため、遮蔽物の無い場所で見つかると容易に致命傷を受けてしまう。
このため、随一の隠蔽率や車高の低さを活かして被弾率を下げる事が重要になる。
車体の軽さから車輌同士の接触による被害も大きく、此方から突っ込むのは論外として、相手から仕掛けてくる可能性に常に警戒しておこう。
乗員が2名と少ないため、全員負傷による戦闘不能にも注意しなければならない。
車体の形状により時たま強制跳弾が発生することがある。過信は全くもってできないが、75ミリ未満の砲相手の場合強気に出るのも一手。
主砲
本車は軽戦車でありながら限定旋回の砲塔により左右射界に制限がある。そのため行進間射撃や逃げ撃ち、NDKなどを他車両のように行う事が出来ない。また、いちいち相手を正面に捉え続ける必要がある為、格闘戦は不得手である。…が、射角を旋回で補正する機能を活用することで引き撃ちやNDK時の敵捕捉がしやすい利点がある。
序盤は無理にダメージを取ろうとせず、視界提供に専念しよう。
敵と味方が交戦を始めるのを確認し次第、側面からのクロスファイアや裏取りを狙おう。
余談ではあるがPC版WoTの方で最終砲とされていた90mm D.915は実装されていない。実装当初は性能グラフにこちらを搭載した際のデータと思われる伸び代が存在したが、現在その表記は無くなってしまっておりwotbの戦場にて90mm砲搭載AMX ELCを拝める可能性はかなり低くなってしまった。
機動性
出力重量比31.25(hp/t)。加速・最高速共に極めて優秀であり、平地ではあっという間に最高速に達し、坂道でも20~40km/h程度という快速で登る事ができる。走行中の旋回性能も悪くないので機動面に困る事は無い。
注意すべき点は、建物や木などに接触すると急速に速度が落ちる事と、高速走行中はちょっとした段差でもすぐにフリスビーのように飛んで行ってしまう事の二つ。
特に高所から落下した場合、車体が地面と接触するように回転してしまい大ダメージをくらってしまう。最悪の場合被撃破も有り得る為、地形には細心の注意を払おう。
また、高い加速力の割には旋回性能が足りない場面がある。限定旋回砲塔であることもあり、拡張パーツでは改良型操縦装置の搭載を推奨したい。
敵陣の中を突っ切るような偵察をこなすことも不可能ではないが、同格車輌の性能が全体的に強化された現環境では生還すら危うい。
立ち回り
限定旋回式の砲塔かつ紙装甲なので開幕爆散することもあるため、慎重な立ち回りが必要とされる。
主砲の頁のとおり、偵察に徹しつつ体力を消耗しないよう敵のヘイトの隙をついてダメージを取っていこう。
総論
小柄な車体と高い隠蔽率により偵察の適性が高い軽戦車である。
まず注意すべきは防御面。大口径榴弾には特に弱いため、あまり敵に身を晒すのは得策ではない。
慣れない内は、無意味な被ダメージと偵察の放棄だけを避けるよう運用しよう。
序~中盤では生存を最優先に、茂みでの置き偵察を重視し、或いは走り偵察も臨機応変に行おう(必ず退路は確保するように!)。その後の積極的な火力支援も忘れずに。終盤では耐久の減った敵に対し、その機動力・隠蔽性能を最大限に活用し、神出鬼没の動きで翻弄しつつ、各個撃破を狙おう。
独特な癖を理解しつつ、軽戦車のセオリーを守りながら慎重に立ち回れば、多少の劣勢なら覆す事のできる本車の潜在能力を発揮できるだろう。
隠蔽の高さにより、茂みを使えば50メートルの強制視認範囲までの敵には見つからない。さらに、15メートルルールを使用せずとも、200m先の敵に対して見つからずに射撃することが可能(通常の軽戦車では230m以下で撃つと見つかる場合がある)。退路を確保した上でなら、むしろ積極的に偵察し、射撃すべきだろう。
余談だが、本車はゲームに登場する車両の中でも1,2を争う低車高である為、砲の位置が高く俯角の取れない車両相手の場合、相手にピッタリ張り付けば「相手はこちらを狙えないが、こちらは相手を撃てる」という状況が生み出せる。そうそう出会う場面ではないが、いざという時には活用してほしい。
特徴
長所
- 優秀な加速(出力重量比はゲーム内3位)
- 車高が低い=ハラキリ・ジツが出来る
- 隠蔽が高い(移動時の隠蔽1位で静止時の隠蔽3位)
搭乗員どうやって乗ってんの? - 被弾面積の小ささ
- 十分な課金弾貫通力
- ちっちゃくて可愛い (個人差アリ)
短所
- 軽戦車なのに限定旋回砲塔
- 車高の低さにより比較的水没しやすい
- 薄い装甲
- 限定旋回砲塔を加味すると旋回性能に難あり
- 俯角が取れない
- 軽量なのでラムアタックに弱い
初期の研究
- 砲を優先しよう
- 加速度が多少落ちるものの、肝心の速力自度体は初期エンジンでも出すことが可能。
小ネタ
時はウシミツアワー。
戦場は混沌を極めている。
飛び交う砲弾と罵声の雨を掻い潜りながら、自慢の152mmを引っさげ昼飯も知らない初心者を叩き潰す。
心穢れたソ連のKV-2は今日も今日とてtier6を満喫していた。
終盤の1vs1、手に汗を握る終盤戦。
敵の位置は大方把握し、あとは装甲と火力にものを言わせて、HEを掠らせるのみ…そう楽観的に考えていた。
…が、進み続けても敵が見えぬ。
逃げられたのかもしれない…そう思い踵を返した彼の後ろから、小さく…平べったい…まるで(ゴキ)ブリキの玩具のような戦車が現れた。
距離にして80m。80mですら見つけられないというのか。
「ドーモ、ELCです。」
「ナッコラー!ヴォラッコラー!」
一瞬の静寂が終わり、両者が詰め寄る。
KV-2は自信に満ち溢れていた。
履帯を壊されても2回は直せるし…HPも有り余っている。
旋回速度上昇も組み込んでNDK対策もバッチリ。
…が、しかし。
ニンジャめいた瞬間移動により、その小人は自身の脇腹へと潜り込んでいた。装甲で覆われた車輌でありながら、その動きは実際機敏。
「ハイクを詠め、KV-2=サン!」
これが噂に広まりしハラキリ・ジツ。
自慢の巨躯が仇となり、彼の小さすぎる体に攻撃が届かない。ウカツ!152mmも当たらなければ意味がない。
「イヤー!」
「グワーッ!サヨナラッ」
…これぞインガオホー。
小柄な彼もまた、巨躯な自身と同じく
一騎当千の猛者であったということであった。
ニンジャめいた隠蔽率の高さ。アンブッシュから常に先手を取れる。
逃げるも戦うも貴方次第。
E 25とは異なるハラキリ・ジツが求められる。
歴史背景
1955年、フランス国防省はELC計画と呼ばれる軽戦車試作計画を立ち上げた。このELC計画の目的は、航空機での輸送により速やかに展開が可能な重武装かつ軽装甲の空挺戦車を開発することにあった。当時、フランスがこの類の空挺戦車を求めた背景には、活発化した植民地の独立運動があったと考えられる。
AMX ELCはこの計画に基づき、開発された試作車の一つである。しかしながら、この車輌は大量生産されず、制式配備は行われなかった。
車重は6トンで、操縦手と砲手は90mm D. 915 砲が設置された砲塔の両側に乗車する。この車輌はとても軽量であることに加え全高もとても低く、操縦手はリクライニング姿勢を用い、砲手は半身を戦車車体部に潜り込ませる必要がある為、砲塔の動きに制限がかかることとなった。この為、静止時の砲塔は360度回転することが可能であったが、車体運動時には従来の突撃砲のように制限された。
AMX ELCには、SOFAM 8 Gxbエンジンが搭載されていた。オチキス社の計画により制作された車台で、いくつかのモデルの砲塔(AMX ELC Bis)の試験が行われた。この車輌は駆動用懸架装置に、4つの転輪と2つのトップローラーをそれぞれ両側に備えていた。新型の車台は1957年より開発が始まり、1961年にELC Bisと呼ばれる5つの転輪を持つ新型試作車輌が完成した。この試作車輌はソミュール戦車博物館において保管されている。
上の画像はELC EVEN 90。Ets Brunon-Valetteによって開発されたバージョンで、AMXの主導で開発されたAMX ELCとは大きく二つの点で異なる。
一つは操縦手が砲塔ではなく車体に位置すること、もう一つはAMX-13と同様の揺動砲塔を搭載している事である。
PC版WoTで実装されている。
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ツリー化、枝化とは?
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