Tier 9 フランス 駆逐戦車 AMX 50 Foch/日本語表記:AMX社製 50 フォッシュ
v4.0で追加されたフランスのTier9駆逐戦車。走攻守のバランスが取れており扱いやすい。
ver10.6.0での変更点
・車体の旋回速度を 28.84 度/秒から 29.3 度/秒に上昇させました。
・AP/APCR/HE 弾の弾速を 980/1,240/930 m/秒から 950/1,100/900 m/秒にそれぞれ低下させました。
・主砲「120 mm AC SA46」
照準時間を 4.7 秒から 4.2 秒に短縮しました。
装填時間を 17.26 秒から 16.3 秒に短縮しました。
- レンジファインダーの中央部分および車長キューポラの正面装甲が 60 mm から 180 mm に増加。
- 車体側面、車長キューポラ後部、そしてレンジファインダー側面の装甲が 50 mm から 75 mm に増加。
直近90日の平均勝率:51.66%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v9.7.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
Foch | IX | フランス | 駆逐戦車 | 1500 | 180/75/50 | 50 | 50.18 | 3,670,000 |
---|
実用出力重量比(hp/t) | 19.93 |
---|
武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
X | 120mm AC SA46 | 7.32 | AP APCR HE | 260 320 65 | 400 340 515 | 2928 2489 3770 | 0.35 | 2.3 | 64 | 0000 0000 00 0000 | 3,580 | +18° -6° |
---|
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
AMX 50 Foch | - | - | 250 | - |
射界 | 左10° / 右10° |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IX | Maybach HL 295 | 850 | 20 | 750 |
---|---|---|---|---|
IX | Saurer | 1000 | 20 | 750 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VIII | AMX 50 Foch | 59.56 | 19 | 11,000 |
---|---|---|---|---|
IX | AMX 50 Foch bis | 62.56 | 23 | 11,000 |
乗員
- Commander(Radio Operator)
- Driver
- Gunner
- Loader
派生車両
派生元:AMX AC mle. 48
派生先:AMX 50 Foch (155)
開発ツリー
AMX AC mle. 48 | ━ | AMX 50 Foch 178,250 | ━ | 120 mm AC SA 46 | ━ | AMX 50 Foch (155) 290,000 6,100,000 |
━ | Maybach HL 295 | ━ | Saurer 25,200 | |||
━ | AMX 50 Foch | ━ | AMX 50 Foch bis 24,000 |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
v4.0で追加されたTier9フランス駆逐戦車。
優れた正面装甲から積極的に前に出たくもなるが、序盤は駆逐戦車として定石通りの運用で構わない。戦況に合わせて機動力を上手く活用していこう。
装甲
前面装甲は実質260~280mm程度と順当に強化され、貫通力300mm級の砲弾でも距離減衰や貫通力の下振れ次第では弾ける機会があるだろう。更に後部の機銃塔が撤廃されており、弱点が減ったといえる。
ただ、車体上部の機銃塔、ステレオスコープの中心部、車体下部は相変わらず弱点となっている。これはFoch (155)になっても引き継がれているためここで慣れるといいだろう。
半球形の機銃塔は傾斜込みで200mm~240mm相当となっており、同格の通常弾程度ではマグレ弾きされる可能性がある。対敵した場合は、ステレオスコープ(150mm垂直)の中心部を狙ったほうが確実。ステレオスコープの両端はただの空間装甲でダメージ(当たり)判定はないので注意。
車体下部は100mm+傾斜で平地なら200mm相当。上部の弱点と異なり地形で隠すことが可能な上に面積が狭く、更に跳弾角度になりやすいため、ステレオスコープを差し置いてわざわざここを狙う必要性は薄い。
側面装甲は75mmと薄く、昼飯の角度を取るとかえって貫通の機会を与えてしまうことになる。キツい角度で当たれば跳弾の可能性があり、3倍ルールは適用されなくて済む。
左のスコープを隠しながら攻撃を行うと良い。
主砲
砲ラインナップはAMX AC mle. 48から引き継ぐ120mm砲1門のみ。射界や仰俯角に変化はない。はずだったがv9.7でオートローダー化され前身の最終砲とは別物になった。
- 120 mm AC SA46
前身から発射レートが大きく向上した。単発400x2、連射間隔2.5秒であり弾倉交換は17.2秒とtier9初めてのオートローダー駆逐である。
オートローダー化されたことによりtier9駆逐トップレベルのDPMが最低近くのDPMとなってしまったが、瞬間火力は高めであり中軽戦車相手には絶大な威力を発揮する。長い弾倉交換時間をどう活用するかがこの車両にとって重要である。課金弾はAPCRであり、使い勝手は良い。あと精度が個人的に実数値よりも低く感じることが多くしっかり絞ってからではないとすっぽ抜けることがある。また、v9.7により弾速も低下したため頭に入れておく必要がある。
機動性
優れた正面装甲にバランスの良い砲をもっていることを加味すると、優秀な機動力ではある。
但し、旋回速度は前身から大きく劣化してしまっており、軒並みの重駆逐戦車らしい数値となってしまっているため、NDKに対する耐性は皆無と言って良い。次のAMX 50 Foch (155)も同じような操作感覚なのでここで慣れておくと良いだろう。
総論
走攻守のバランスのとれた駆逐戦車。
しかし、巨大な車体に極端にアンバランスな装甲は立ち回りに大きく制限が掛かる。機動力を活かす場面を見極め、駆逐戦車の基本を忠実に守り地道にダメージを積み重ねることで真価を発揮できる。格下相手には装甲を生かしつつ翻弄することも可能であり、後ろからの支援も前線の支援も卒なくこなせる車両だろう。
ある程度ある走行も相まって軽中戦車相手にはローダー砲が絶大な威力を発揮するためタイミングを見て軽中戦車に突撃するのもありである。
特徴
長所
- 優れた正面装甲
- 車体を揺らせば弱点をずらしつつ、且つ装甲の水増しができる
- 高い出力重量比と最高速度
- ちょっと強めなラムアタック
- オートローダーによる高い瞬間火力
- ティア9としては非常に少ないフル開発までの要求経験値
短所
- 重戦車ベースのため車体が大きい
- 相変わらずわかりやすい弱点と脆弱な側面装甲
- 大きく劣化した旋回速度と後退速度
- 口径に対して劣悪な砲拡散と精度
- tier9駆逐最低水準のDPM
初期の研究
- 主砲を開発する必要はないため、エンジンと履帯のみ。
エンジンはAMX 50 120と互換するため、重戦車ルートと並行して進めているか終わらせていると楽。
歴史背景
AMX50の車体を利用した駆逐戦車であり、1946年より研究が続けられてきた重対戦車自走砲の研究成果を基に開発された車両である。
IV号駆逐戦車のようなシンプルな形状の車体に120mm SA46を装備し、車体前面上部の機銃塔には20mm MG151機関砲が据えられている。
1950年に最初の試作車が完成し、翌年追加生産された数両と共に「AMX50フォッシュ自走砲」として部隊配備された本車は、同年の戦勝記念軍事パレードに参加したが、さらに翌年の1952年から1953にかけての期間に全車両が退役したようである。
AMX50本体が120mm砲の搭載を達成したため、同じ120mm砲を搭載する対戦車車両の必要性が失われたせいだとも、EDC(ヨーロッパ防衛共同体)構想に基づく加盟国の兵器共通化計画が動き出したのが原因であるとも、あるいはその両方が原因であるとも言われているが、ともあれ本車が少数の試作車両以降全く生産されなかったことだけは確かなようである。
↑弾薬配置と燃料タンクの位置を図示した図面。
AMX AC mle. 48の特徴だった後部回転銃塔は描かれていないが、取り付け位置とおぼしき空間はしっかりと描かれていることに注目。
↑主砲およびエンジンを描いた図面。
こちらの図面には後部回転銃塔の取り付けスペースらしき空間が明示されていない。
↑とりあえず実車に後部銃塔は取り付けられていない。
前部機銃塔の隣についているのは警察車両を示す回転灯……などではなく、46年の設計案からずーっとこの位置にくっ付いている測距儀である。
↑戦勝記念パレードに参加する本車。群集や街灯と比較するとそれなりに大柄な車両であることがわかる。
魚みてぇな名前だが第一次世界大戦におけるフランス陸軍北部方面軍司令。
大戦後期には連合軍総司令官に就任し、連合軍を勝利に導いたフランスの英雄フェルディナン・フォッシュの名前である。
兵器に英雄の名を冠するのは良くある事である。
ちなみに同名の空母や巡洋艦も存在した。
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
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- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
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