Sturmtiger

Last-modified: 2024-04-02 (火) 14:57:11

G127_SturmTiger.png

Tier 10 ドイツ 駆逐戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)230/80/80本体価格(シルバー)6,100,000
最高速度(km/h)前進38.0マッチング範囲(戦闘Tier)10~11
後退14.0派生元車輌Bär
発見可能範囲(m)静止時424.07
移動時432.36

パッケージ

Sturmtiger
E:210,000
S:6,100,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
SturmtigerMaybach HL 230 TRM P4538 cм StuM RW 61 L/5.4SturmtigerSturmtiger2,200FuG 12A
87028 / [22.94]---/---/---720
13.381.1/1.4/2.724390

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
左<射界>右
最伏角
38 cм StuM RW 61 L/5.4HEAT
P HE*1
HE
1,430
18G
1,530
280
115
115
1,300
1,700
1,700
---
12.87
9.00
385
465
465
750
750
750
1.942,522
(HEAT)
3.500.4518+85
10< >10
-4

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier 10ドイツ駆逐戦車
     
  • 火力
    • 38 cм StuM RW 61 L/5.4
      Barという地獄を抜けた勇者へ送られる驚異の38cm砲。
      4度というとてもありがたい俯角に加えて良好な射角を手にした。(Bär比)
      口径は大きく立派に見えるが、通常弾として割り当てられているHEAT弾の貫通が280mmとTierX駆逐戦車としてはかなり頼りない。
      車体下部や側面を狙っても履帯に吸われたり少し横を向かれただけで弾かれることもしばしば。
      確実に弱点を晒している相手に使うようにしよう。しかし貫通さえしてしまえば一撃で弾薬庫誘爆や炎上はザラで、4桁ダメージが保証されているロマン砲。
       
      HE弾の貫通力は115mmで、ほぼ貫通しないと言ってよい。
      だが、先述したHEATに変わって重装甲車両にも400~600程度、装甲圧によっては4桁手前のダメージを確実に与えられる上に、モジュールを平気で数個破損させることが出来る優秀な弾。
      しっかりと積んでおくようにしよう。もし敵戦車が薄い背面や側面を晒している際に貫通させれば、一発2000ダメージというとんでもない値を叩き出すことも可能。
      理論上の最大ダメージは驚異の2125で、この値を出せば現在実装されている全てのTierX中戦車を一撃で葬り去ることが可能。
      ただ前述した通り貫通力は115mmしか無いので、それなりの正面装甲や、空間装甲を持つ相手への貫通はほとんど期待できない。Leopard1「えっ?」
      また、HE弾の爆発範囲が一部の自走砲を超えるレベルで高く設定されており通常弾で着弾地点から半径9m、プレミアムHE弾に至っては半径12.87mというとんでもない爆発半径を持つ。
      この凶悪な爆発半径はかなり使い勝手がよく、Type 5 HeavyMaus等、
      正面装甲がかなり厚い敵戦車の真下の地面を撃つことで装甲が薄い車体底面へのダメージ判定を生み出し、大ダメージを与えることが出来る。
       
      また、仲良くくっついている敵戦車を撃てば二両にまとめてダメージが入り、建物や残骸の裏に隠れている敵戦車の真横の地面を撃つことでダメージを与えるという荒業が可能。
      このテクニックを覚えておけば建物や残骸の裏に潜む「妖怪1足りない」に出くわした時も、自らの車体を晒すことなく安全に処理できるだろう。
      しかしこのロマン砲、とんでもない弱みがあり、最大の弱点は臼砲という特殊な砲であること。HEAT,HE共に目で追えるほど弾速が遅く、その弾速の遅さは自走砲レベル。
      というか一部自走砲の方が弾速が速い。高速移動する車両は勿論、視界ギリギリを移動している重戦車や駆逐戦車ですら慣れないと偏差射撃はほぼ当たらないと言ってよい。
      動きの素早い戦車に対して遠距離から狙撃した場合、弾を見られてから避けられるというあまりにも悲しいことがよく起きる。
      この弾速の遅さは姿の見えない敵に対する射撃、いわゆるめくら撃ちにも支障をきたしており「姿は見えないが山のてっぺんや稜線の上に確実いる」といった場面でも
      敵の姿が見えないがために照準画面で【射程範囲外】と表示され数km先を照準している判定を受け、とんでもない山なり弾道を描いて山や稜線の遥か上を弾が飛んでいってしまうため、標的の頭上を通過していってしまう。
      この判定の対策としては先述した「爆風範囲を活かす、敵戦車への至近弾」があるが、どうしようもないことも多々あるのでその場合は素直に諦めよう。
       
  • 装甲
    装甲はあるような無いような微妙な厚さと傾斜で、昼飯を取ればそこそこ弾いてくれるが基本的には貫通されると思っていた方が良い。
    2022/4/25に実施された【戦車大改修/目指せ:Sturmtiger】によって正面装甲が190mm→230mmへと強化された。これにより格下や低貫通砲からどこを撃たれてもスポスポ抜かれるといった悲しいことは起きにくくなった。
    しかし覗き窓や機銃口、車体正面下部といった弱点は相変わらず薄いので同格が扱う課金弾等はさすがに真正面で弾く事は難しい。以前より確実に弾いてくれるとはいえ慎重な行動を心がけたい。
     
    • 戦闘室
      基本的に角ばっているので貫通されると何処かしら破損するか乗員が死ぬことが多い。
      特に砲とエンジンの面積が大きく、よく破損するため改良型修理キットは必須といって良い。
      正面装甲は装甲圧230mm、傾斜が45°あり実質装甲値は325.27mmとなる。
       
    • 車体
      車体は箱に微妙な傾斜を付けたような形をしており、そこまで大きくない割には結構目立つ。
      車体の真ん中上らへんに砲が付いているので、自らの射線が通っていないor車体を隠しているつもりでも正面上部、いわゆる「おでこ」を抜かれることがよくある。車体を隠しながら射撃する時は常に気をつけておきたい。
      Tier相応に少々厚くはなっているものの、元々虎の車体を流用しているので正面下部はこのTier帯では何の役にも立たないゆるゆる装甲である。
       
  • 機動性
    機動性は悪くなく、平地なら35km前後で移動することが出来る。
    LTやMT程では無いが陣地転換や撤退もそこまで苦にはならない部類、旋回性能も駆逐戦車にしては悪くないといったところ。
     
  • 隠蔽率
    車体サイズの割に隠蔽率はすこぶる悪く、基本的に視界に捉えた車両には発見されると言っても良い。
    劣悪な隠蔽の理由は恐らく車体後方にあるクレーン、この支柱部分に謎の当たり判定がある(空間装甲扱いのためダメージは無い)。なんでこんなところに判定があるんですかね...(困惑)
    隠蔽スキルをガン積みして後ろからの援護に徹しても良いが、上述の通りかなり癖のある砲を積んでいるので遠距離射撃は至難の業。隠蔽系スキルは好みに合わせて付けよう。
     
  • 総論
    一癖どころではなく扱いにくい砲を積み、装甲圧や隠蔽率と何かと微妙な点を持っている戦車だが、1発4桁を確実に叩き出す大口径HEATに無敵オラオラしている重装甲車両に500ダメージ前後を安定して叩き出すHE弾と、とてつもないロマン砲を積んでいる。
    その威圧感故にヘイトが高く、前に出過ぎない絶妙な支援と射撃の腕さえ磨けば戦線の状況を一瞬で大きく味方に引き寄せることが出来る。
    正に大口径駆逐戦車ツリーの真骨頂と言えるだろう。

史実

Sturmtiger、あるいはSturmmörserは特徴的な兵装を備えている。
本来は敵潜水艦に対して使用することを目的とした38 cm砲である。
この主砲が発射するロケット推進砲弾の排気煙は非常に高圧となるため、砲尾から砲口まで通じる換気シャフトが必要であった。
このような主砲を搭載する強度を持つのはTiger Iのシャーシのみであったが、Tiger戦車は前線での需要が高かったため、
製造されたSturm Tigerは18輌に留まり、うち12輌が完成して戦闘に投入された。

 

コメント

  • 地獄のTier9車両だったBarの後だとありとあらゆる意味で快適な戦車。自走砲と何ら変わらないダメージに比較的広い射角、4度もある俯角、相変わらずの仰角に良好な機動性と全てにおいて勝ってる。地獄から開放された搭乗員に対して渡されるにふさわしい一台 -- 2021-11-06 (土) 12:51:34
  • Barという最難関厳冬車輌を超えた先にあるこの世の春。 -- 2022-07-14 (木) 23:30:05
  • この前FV4202をワンパンする人見かけたな(自分は虎2) -- 2024-01-11 (木) 12:37:07
  • 通常弾であるHEATだが、低貫通・悪精度・低弾速によって想像以上に安定性が悪い。必中を確信した時以外は無難に榴弾を使う方が最終ダメージは確実に高くなる。弾種配分は1:3がオススメ。通常弾がAPだったらどんなに強かっただろうか… -- 2024-01-23 (火) 13:26:16
  • 仰角が85度ある!今なら自走砲ツリーの最終に置けば違和感ないですね。 -- 2024-04-02 (火) 14:57:11

*1 Premium HE