ソ連 RankIV 戦闘機 Yak-3U
概要
Yak-3のエンジンをLa-7などと同じM-82FN空冷エンジンに換装した機体。
小柄な機体に大出力エンジンを搭載しており、低空では無類の機動性を誇る。
一方で、La系の特徴であった中高度以上での出力低下という悪癖も受け継いでしまった上、武装が機首のB-20S二門のみと、BR不相応な箇所も存在している。
機体情報(v1.89.1.13)
必要経費
必要研究値(RP) | *** |
---|---|
機体購入費(SL) | *** |
乗員訓練費(SL) | 90,000 |
エキスパート化(SL) | 310,000 |
エース化(GE) | 1,400 |
エース化無料(RP) | 620,000 |
バックアップ(GE) | 10 |
護符(GE) | 1900 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 5.7 / 5.7 / 6.0 |
RP倍率 | 1.84 |
SL倍率 | 1.3 / 3.7 / 3.4 |
最大修理費(SL) | 2,370⇒3059 / 10,770⇒13,516 / 9,130⇒11,458 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | ***⇒725 / 649⇒695 |
(高度6,000m時) | |
最高高度(m) | 10,500 |
旋回時間(秒) | ***⇒17.8 / 19.4⇒18.0 |
上昇速度(m/s) | ***⇒32.8 / 21.6⇒26.5 |
離陸滑走距離(m) | 360 |
最大出力(hp) | ***⇒1,791 / 1,386⇒1,570 |
離陸出力(hp) | ***⇒2,072 / 1,667⇒1,851 |
毎秒射撃量(kg/s) | 2.40 |
燃料量(分) | min:12 / 20 / 30 / max:41 |
限界速度(IAS) | 700 km/h |
限界マッハ数 | 0.76 |
フラップ破損速度(IAS) | (着陸)270 km/h |
ランディングギア破損速度(IAS) | 310km/h |
主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
通常/ステルス | |||||
機関砲 | 20mm B-20S | 2 | 240 | 機首 | 100/160 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
20 mm B-20S | 既定 | FI-T/AP-I | 27 | 25 | 19 | 15 | 9 | 6 |
汎用 | FI-T/HEF/ AP-I/FI-T | |||||||
地上目標 | HEF/FI-T/AP-I | |||||||
曳光弾 | FI-T | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | |
徹甲弾 | AP-I/FI-T/ AP-I/AP-I | 27 | 25 | 19 | 15 | 9 | 6 | |
ステルス | AP-I/HEF/ HEF/FI |
追加武装
追加武装:無し
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 4,300 | *** |
ラジエーター | |||
20mm弾薬ベルト | |||
II | コンプレッサー | 7,200 | *** |
機体 | |||
III | 主翼修理 | 5,400 | *** |
エンジン | |||
新しい20mm機関砲 | |||
IV | インジェクター交換 | 10,000 | *** |
カバー交換 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
--加筆求む--
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
優秀な低空での上昇能力と加速力、良好なエネルギー保持率と機動性を持っていて機体性能だけで言えばBR6帯でも十分にやっていけるのだが、BRが6.3から5.3まで落ちた理由のおそらくもっとも大きいものは武装の貧弱さである。スパークと低威力でよく知られているSHVAK機関砲を2門240発しか搭載していない。おまけにレートが高く、敵をエイムして撃ち落とすために必要な技能が大きく要求されることもあって、敵を撃墜することに関してはやや扱いづらい印象を受ける。敵機を狙う際は200~300m程度まで近づき、なるべく相手の速度やエネルギーを殺してから射撃するなど、空戦テクニックを駆使する必要がある。機体性能だけで言えばとても優秀なので、武装に対する慣れが戦果に大きく影響すると思われる。
エンジンの特性上、2000mから出力が落ち4000mを超えるとMECでもオートでもWEPが使えなくなってしまう。これ以上上の高度に登っても本機の強みを活かすことはできない。更に火力が低いこともあり相手に対してヘッドオンのプレッシャーをかけることも難しいので、勇気をもってやや低めの高度で待機するのがベストだ。機体強度はそれまでのYak3系列と比べると向上しており、700kmを超えても警告が出ないが、同BR帯の一撃離脱機と比べると低く、高い高度から一撃離脱をしようとしても相手に逃げ切られたり、最悪自分の機体が空中分解しかねない。速度管理はしっかり行おう。筆者はこの機体で一撃離脱を行う場合、基本的にはスロットルを0に設定し、余裕があるときはラジエーター系列を100%まで開いて運用している。それによって速度調整が可能になるからだ。ラジエーター系列は普段は20~30程度で構わない。
Yak戦闘機は格闘機と思われがちであるが、厳密に言えばやや違うことを説明したいと思う。確かにYak3系列は優秀な格闘性能を持っていて、大半の敵を相手にしてもそれなりに格闘戦をこなせてしまうのであるが、実は単純な横旋回能力だけで言えば、BF109Gや雷電などと比べても0.5~1秒程度の差しかない(BF109はよく曲がるのである)。LAと比べてロール回転率に劣る本機では、この程度の差だと相手がエネルギーを多く保持していていて自機が劣位にある場合、敵機の射線に捉えられて撃墜される恐れがある。また本機は高速域に入ると機体の動きが鈍り、600kmあたりで旋回を始めるとP47やP51などのアメリカ軍機相手にも射線に捉えられかねないため、単純な横旋回はなるべく控えるようにしよう。
ではどのような動き方をすれば良いのかというと、筆者は2~3つの動きを組み合わせることをおススメしたい。どうしても横に旋回したい場合は、少しロールを入れるとか、斜め下の方向に動く、ラダーを蹴って機体を半分傾けながら旋回するなどの動きを組み合わせること。本機の特性上一番有効だと思われるのは、優秀なエネルギー保持率と加速力を活かした縦方向への機動なので、相手のエネルギーや速度を削ぐよう、ロールをしながら上の方向に引っ張っていくのが一番良いので最終的にはこの機動ができるよう格闘戦を展開していくと良いだろう。スピットファイアや零戦を相手に単純な縦・横旋回をしてしまうと撃墜されてしまうが、自機のエネルギーを意識しながら格闘戦する限り、ほとんどの場合相手に攻撃されることなく撃墜できるポテンシャルがある。ただし、天敵は烈風である。
【シミュレーターバトル】
低空限定だがレシプロ最高峰の戦闘機の一つ。
Yak-3の機体重量をほぼそのままにエンジンが超強化された結果、あらゆるレシプロ戦闘機の中でも最高峰の馬力荷重を手に入れており、加速力では他の追随を許さない。
また、軽い機体に小さな主翼、埋め込まれたコクピット、大馬力エンジンということで速力も圧倒的で、高度300メートルではWep次第で620Km/hを超える超高速を発揮し、追いつける機体はほぼ存在しない。
特に対枢軸に限ると、低空ならば事前のエネルギー差なしに追いつける機体は全く存在しないと言ってよい。
では直線番長なのかというとそんなこともなく、Yak-3の旋回力をそのまま維持しており、ランク3よりさらに鈍重な機体が増えるランク4では格闘戦闘機としてもかなり優秀な部類である。
機関砲こそB-20Sが2門とこのランク帯としてはやや控えめだが、この火力でも戦闘機相手ならば一瞬の交差で撃墜することは可能なため、爆撃機を相手にしなければ火力不足を感じることはあまりないだろう。ただし、無双しようと思うと1門120発という弾数ではやや物足りないか。
なお、相変わらずコクピットの位置が低く、前下方視界は悪い。
運用法としては改造元のYak-3とほぼ変わらない。性能こそ上位互換的なものになっているが、BR比で良好な加速・速力・その割に低い限界速度・それなりの旋回力と、特性がほぼ変わっていないためだ。
あまり高度を取らずに2000メートル程度を徘徊し、水平気味に一撃離脱、相手を選んで格闘戦を仕掛けていけばよいだろう。
史実
Yak-3にASh-82FN 星型エンジン(1380kW, 1851hp)を搭載し、性能向上とVK-107,-108で問題となっていたオーバーヒートの解決を同時に達成することを目指した機体。
翼幅は20cm延長され、主翼取り付け位置を22cm前へ移動し、コックピットを8cm上に押し上げている。
武装は2門のベレジンB-20S 20mm機関砲を搭載、装弾数は一丁当たり120発であった。
試作機は高度6000mにおいて682km/hを達成したがドイツ降伏後のことであり、生産に移ることは無かった。
小ネタ
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外部リンク
コメント
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