イギリス RankVI 中戦車 Vickers Mk.7
概要
Vickers Mk.7は、イギリスのヴィッカーズ・ディフェンスシステムズ社が1980年代の後半期に開発した輸出向け50t級大型MBTで、ドイツ製のレオパルト2の車体にチャレンジャーの砲を組み合わせたものになっている。
車両情報(v1.93)
必要経費
必要研究値(RP) | 250,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 690,000 |
乗員訓練費(SL) | 200,000 |
エキスパート化(SL) | 690,000 |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 10 |
護符(GE) | 2,700 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 10.3 / 10.3 / 10.3 |
RP倍率 | 2.26 |
SL倍率 | 1.2 / 1.5 / 1.7 |
最大修理費(SL) | 2,420⇒*** / 3,980⇒*** / 3,770⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 29.5⇒**.* / 18.4⇒**.* |
俯角/仰角(°) | -10/20 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 7.8⇒6.0 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 130 / 45 / 25 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 160 / 105 / 44 |
重量(t) | 54.6 |
エンジン出力(hp) | 2032⇒*** / 1327⇒*** |
2,600rpm | |
最高速度(km/h) | 80 / 72 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
最大登坂能力(°) | ***⇒*** / ***⇒*** |
視界(%) | 94 |
乗員数(人) | 4 |
光学装置
倍率 | 暗視装置 | 種類 | 世代 | |
---|---|---|---|---|
IR投光器 | - | 無 | - | - |
車長 | 3.0x-10.0x | 有 | 赤外線 | - |
砲手 | 4.0x-12.0x | 有 | 熱線 | 第一 |
操縦手 | 1.0x | 有 | 赤外線 | - |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 120mm L11A5 cannon | 50 |
機銃 | 7.62mm L8A1 機関銃 | 2000 |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
120mm L11A5 | Shot L23A1 | APFSDS | 3.89 | - | 1535 | 396 | 394 | 387 | 376 | 367 | 357 |
L26 | APFSDS | 4.1 | - | 1550 | 471 | 469 | 464 | 458 | 450 | 444 | |
L37A7 | HESH | 17.1 | 4.1 | 670 | 152 | ||||||
L34 | Smoke | 17.1 | - | 670 | - |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
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I | 履帯 | *** | *** |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
弾薬開発1 | |||
II | サスペンション | *** | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
火砲調整 | |||
弾薬開発2 | |||
III | フィルター | *** | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
弾薬開発3 | |||
IV | 変速機 | *** | *** |
エンジン | |||
追加装甲 | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
【火力】
この車両の砲はチャレンジャーMk.3と同様にL11A5 120mmライフル砲を搭載、APFSDS(L23A1/L26)、HESH、Smoke弾が使用可能。
【防御】
X線映像で見ると複合装甲が10.0にしてはしっかり搭載されているように見えるが、実際の装甲厚は車体下部、上部、砲塔の順に約150mm、約300mm、約350mmとなっていて、BR9.7付近では貫徹力400~480mmの弾が飛び交うことを考えると全く当てにできるものではない。更に防循がこれでもかと言うほど大きい。
同BRのチャレンジャー1と比べて砲塔装甲が頼りなくハルダウンもしづらい。
【機動性】
エンジンはレオパルド2と同等のものであり前進後退ともに高速で非常に扱いやすい。初手で他国戦車に遅れることはまず無い。
史実
Vickers Mk.7はヴィッカーズ・ディフェンスシステムズ社が1980年代の後半期にプライヴェート・ヴェンチャーで開発した輸出向けの50t級大型MBTである。1979年に開発されていたVickers Mk.4 Valiantよりも早く開発段階に入っており西側のフランスのAMX-32やイタリアのOF-40と同じく当時の輸出ブームに乗っかる形と正式配備されていたチャレンジャー1の置き換えが目的で製作された。Vickersという名がついているが輸出向けという点を除けばほぼ別物の車両であり、MK.1、MK.3との関連性は皆無である。
本車はレオパルド2の車体を流用し、ヴィッカース社独自で開発し、Vickers Mk.4で使用していたユニバーサルタレットという西側の120mmL11A5,ラインメタル120mm,GIAT120mmなどのどの主砲でも搭載できる砲塔を使用していた。また、装甲はチャレンジャー1で使用されていた複合装甲チョバムアーマーを搭載していた。
また、レオパルド2の車体を用いているためパワーパックはドイツのレオパルド2と同等であり、1500hpで最高時速72km/h出すことができた。
FCS(射撃統制装置)は砲手用レーザー測遠機付き安定型昼/夜間兼用光学照準機と目標・射撃データ表示装置、砲口照合装置、車長用の安定型全周旋回式昼/夜間兼用ペリスコープ・サイトとレーザー測遠機、車長用目標・データ表示装置、装填手用全周旋回式光学ペリスコープ、マルコーニ社製のセントー16ビット弾道コンピューターから構成されており、本車に本格的な走行間射撃能力と夜間戦闘能力を与えており、電動式の砲塔安定装置や前述の主砲選択の自由の高さという信頼性、応用力、即応力の高さ、そしてレオパルド2の車体の流用などによるコストの低さをセールスポイントとしていた。
また90年代には装甲と砲塔を一新したVickers Mk.7/2が製作されている。
しかし前述のとおり、チャレンジャー1を置き換えるのを目的にも生産されていたが、イギリス陸軍の目に留まることもなくそのままチャレンジャー2が配備されまた、Vikers Mk.1等の顧客であった他国の目にも留まらなかったため輸出向けにも国内向けの販売にも失敗、結局1台が製作されたまま開発は終了した。
また派生型の製作も行われており、BGT 155砲塔に155mm howitzer を搭載した自走砲型やマークスマン砲塔をのっけた自走対空砲型も存在していた。
画像はmilitary-todayより
小ネタ
・開発コストを抑える為、流用したレオパルド2と同じ車体をしている。
主砲はチャレンジャーと同じ砲を、砲塔の複合装甲はエイブラムスと同じ機構を採用している。
・本車はレオパルド2の車体を流用しているがヴィッカース社は後にも先にもこの車体の出所を公開していない。
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外部リンク
コメント
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