アメリカ Rank IV 軽巡洋艦 Atlanta class, USS Atlanta (CL-51)
概要
warthunderで実装されている巡洋艦の中では最も小さな口径の主砲を持つ。
片弦に5inch砲を14門も指向でき駆逐艦よりは固い装甲を持つため、対駆逐艦性能は圧倒的。
だが巡洋艦相手にはなかなかダメージを出せず、装甲もあまり役に立たない。
艦艇情報(v2.30)
必要経費
必要研究値(RP) | *** |
---|---|
艦艇購入費(SL) | *** |
乗員訓練費(SL) | 72,000 |
エキスパート化(SL) | 360,000 |
エース化(GE) | 940 |
エース化無料(RP) | 480,000 |
バックアップ(GE) | 80 |
護符(GE) | 1,900 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 5.3 / 5.3 |
RP倍率 | 1.66 |
SL倍率 | 3.5 / 5.2 |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | 95 / 95 / 32 |
主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 32 / 32 / 32 |
船体 | 鋼, 20 mm |
上部構造物 | 鋼, 8 mm |
排水量(t) | 8473 |
最高速度(km/h) | 52⇒*** / 52⇒*** |
乗員数(人) | 625 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 5 inch/38 Mk.12 Mk.28砲架 | 連装 | 8 | 7200 | *** |
対空砲 | 1.1 inch/75 Mk.1 | 四連装 | 3 | 23400 | *** |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
5 inch*2/38 Mk.12 | 5 inch AAC Mk.34 | HE | 25 | 3220 | 792 | 0.4 | 36 | |||||
5 inch Common Mk.32 | Common | 24.49 | 1150 | 792 | 6 | 121 | 102 | 83 | 71 | 63 | 55 | |
5 inch SP Common Mk.46 | SP Common | 25.02 | 906.5 | 792 | 6 | 148 | 125 | 101 | 87 | 77 | 68 | |
5 inch AAVT Mk.34 | HE-VT | 25 | 3220 | 792 | 0.0001 | 36 |
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
1.1 inch*3/75 Mk.1 | 規定 | HEFI-T | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
追加武装*4
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 533 mm Mk.15 | 8 | 110 | - |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
533 mm Mk.15 | 1559 | 224 | 83⇒62 | 5.50⇒9.15 |
カモフラージュ
研究ツリー
前艦艇 | USS Raleigh (CL-7) |
---|---|
派生艦艇 | - |
次艦艇(右) | USS Cleveland (CL-55) |
次艦艇(下) | - |
解説
特徴
Ver1.91にて追加された4隻目のアメリカ軽巡洋艦。防空巡洋艦とも呼称される。
その名に違わず強力な対空能力を有しているが全てにおいて優れている、というわけではない。
【火力】
主砲はオマハ級2隻が使っていた6インチ砲から駆逐艦で使用していた5インチ砲に戻ってしまった。だが門数は連装砲で8基16門と驚異の数が搭載されている。一度の砲撃で扱える門数は最大で14門、使用できる砲弾は駆逐艦で使用していた榴弾・半徹甲弾・近接信管榴弾が使用可能、連射速度は1次弾薬庫内に砲弾があるうち(内包数は50発、連装砲なので回数は25回)はかなり連射が効きたとえ撃ち尽くしても6インチの砲を使用する巡洋艦と比べても高い連射速度で撃ち続けることができる。砲塔旋回速度も駆逐艦並とかなり取り回しがいい。
しかしどれだけ数や連射速度で勝っていても所詮は駆逐艦の砲、弾速や弾道、貫徹能力はどうにもならずスポーン直後の巡洋艦での10km以上の砲撃戦は珍しくないが本艦ではそういった状況ではけん制するのがやっとである。出来る限り敵艦の注意を引かずにこちらの有効射程まで接近するのが本艦最大の勝負になる。余談ではあるがアメリカ軽巡洋艦の使用する徹甲弾としては本艦の半徹甲弾がもっとも炸薬量が多い。まぁ一番若いし…
副砲には1.1インチ機関砲"シカゴピアノ"を3基、魚雷は533mm4連装を左右に1基ずつの8門。スタンダードな兵装だが偏り気味な主砲の能力を補うように活用したい。
【防御】
装甲は強固とまでは言えないが薄いわけでもない。機関部側面の喫水線部と船体内の隔壁部分が92.25mmと最も厚い。メイン弾薬庫が上側面の装甲+側面部の燃料タンクで覆われ抜かれにくくなったのは嬉しいところ。しかし艦上構造物はかなり薄めで、砲塔及び基部の1次弾薬庫は31.75mm、艦橋は63.5mmしかない。
怖いのが主砲下にある1次弾薬庫で、大量の砲弾を置いている船体前後の弾薬庫とは違い一発で撃沈とならないこともあるものの急激な浸水や乗員へのダメージは免れない。また主砲自体も破壊されやすく一瞬で攻撃能力を奪われることも少なくない。
対空防御は本艦の本業、近接信管を使用したAIの対空砲撃は少し回避行動を取っただけでは躱すことは不可能に近い。仰角もたっぷりとれるので砲塔旋回速度と相まって隙が無い。難点としては対艦対空共に主砲に依存しきっているのでどちらか一方にしか火力を割り振れないこと。自らがシカゴピアノを選択し主砲をAIに任せている間は大型艦には魚雷でしか対応が出来ない。
【機動性】
最大船速は70km/h(AB)とそこそこの速度、しかし排水量の割に装甲や武装の搭載に無理をしているためか舵はオマハ級よりもずっと取りづらい。早めに舵の改修はしておきたい。
史実
アトランタ級はオマハ級の後継艦として建造された軽巡洋艦であるが、発達する航空機の脅威に対抗するため38口径5インチ両用砲を主砲に多数搭載した防空巡洋艦として知られている。この38口径5インチ砲が登場する以前の米艦艇は5インチ砲でも対艦(平射)用の51口径と対空用の25口径の異なる砲を搭載していて効率が悪く、対艦・対空両方で使える両用砲が開発されて以降、統一されるに至った。また前述した経緯から水雷戦隊旗艦として運用されることも想定し4連装魚雷発射管を2基装備していたが、旗艦として求められるはずの水上機運用能力は無く、一部では砲熕武器での打撃力不足から装備されたものとも推測されている。装甲は垂直が最大で89mm、水平が32mmとブルックリンやクリーブランドと比べ薄い。
アトランタ級は8隻の建造が戦前に決まり、さらに3隻が戦時中に追加され、合計11隻が建造された。
1番艦アトランタから4番艦サンファンまでが5インチ砲8基16門搭載、5番艦オークランドからは復元性を考慮して5インチ砲2基を撤去した12門、9番艦ジュノー(2代目)からは魚雷発射管を撤去。これらを初期型、中期型、後期型と分類することもある。追加3隻の後期型は戦後に竣工した。
大戦を通して奮戦し、機動艦隊に随伴すれば防空巡洋艦と呼ばれる通りの活躍で南太平洋海戦やマリアナ沖海戦では日本の攻撃隊に大打撃を与えた。ネームシップのアトランタと2番艦のジュノーの2隻がいずれも第3次ソロモン海戦の戦闘で沈没した。
アトランタ級の中でも特筆すべき艦は3番艦「サンディエゴ」である。
1942年1月10日に就役した後、主に防空軽巡として空母の直衛に当たる。ソロモン諸島の戦いでは護衛対象である空母「ホーネット」を守りきることができず、姉妹艦であるアトランタとジュノーを立て続けに失う。
大切な仲間を失いながらも、サンディエゴは太平洋戦争における22の主要作戦のうち19もの作戦に参加し、総合航海距離は、終戦時点で48万kmに達した。護衛艦だったので目立った戦果というのはないのだが、終戦後初めて東京湾へ入港するという名誉を果たしたのはサンディエゴである。また第二次世界大戦において18個の従軍星章を授与される。これは武勲艦として名高い空母「エンタープライズ?」に次ぐ第2位の受勲数であり、彼女の活躍ぶりがわかる。
【参考】
紛らわしいことに、アトランタ級には2隻のジュノーという名の艦が存在する。沈没した2番艦のジュノーと1946年に就役した9番艦の2代目ジュノーの2隻。
伊-26の雷撃により沈没した2番艦のジュノーには5人兄弟が乗っていたが全員戦死している。生存者は10人だった。
アトランタ級軽巡洋艦 | ||
---|---|---|
1 | Atlanta | - |
2 | Juneau | - |
3 | San Diego | - |
4 | San Juan | - |
5 | Oakland | - |
6 | Reno | - |
7 | Flint | - |
8 | Tucson | - |
小ネタ
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外部リンク
コメント
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