Type 89

Last-modified: 2024-01-06 (土) 15:04:26

日本 RankⅥ 軽戦車 Type 89 / 89式装甲戦闘車

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Ver2.7以前

kari_top.jpg

概要

ver1.85で追加された歩兵戦闘車(IFV)。陸上自衛隊の現役車両である。武装はType87が搭載しているエリコン35mm機関砲と貫徹値700mmを誇るType79(79式対舟艇対戦車誘導弾)を装備する。

車両情報(v1.85.0.70)

必要経費

必要研究値(RP)220,000
車両購入費(SL)590,000
乗員訓練費(SL)170,000
エキスパート化(SL)590,000
エース化(GE)2,100
エース化無料(RP)***
バックアップ(GE)90
護符(GE)2,600

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング9.0 / 9.0 / 9.0
RP倍率2.0
SL倍率1.1 / 1.5 / 1.8
最大修理費(SL)1,570⇒2,328 / 3,100⇒4,597 / 2,800⇒4,152

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)81.6⇒112.9 / 51.0⇒60.0
俯角/仰角(°)-9/60
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
1.3⇒1.0
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
35 / 15 / 15
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
35 / 20 / 15
重量(t)26.5
エンジン出力(hp)930⇒1,145 / 531⇒600
2,100rpm
最高速度(km/h)82 / 73
実測前進~後退速度(km/h)69 ~ -47 / 46 ~ -42
最大登坂能力(°)***⇒*** / ***⇒***
視界(%)88
乗員数(人)3

光学装置

倍率暗視装置種類世代
IR投光器---
車長2.0x-8.0x赤外線-
砲手2.0x-8.0x熱線第一
操縦手1.0x赤外線-

武装

名称搭載弾薬数
主砲35mm Oerlikon KDE cannon255
副砲Type 79 ATGM4
機銃7.62mm 74式 machine gun2000

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)購入
費用
(SL)
10m100m500m1000m1500m2000m
35x228 PKLHAPDS0.38-1,40012712511911110497220
35x228 MSB/KHE0.552041,1755
 
名称弾種弾頭重量
(kg)
弾速
(m/s)
誘導
システム
射程
(km)
爆薬量
(kg)
リロード貫徹力(mm)購入費用
(SL)
距離10~2000m
Type 79ATGM20200半自動4.04.2700
Type 79ATGM-HE19.9200半自動4.003.01700

車両改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I履帯33,000***
修理キット
砲塔駆動機構
IIサスペンション22,000***
ブレーキシステム
手動消火器
砲火調整
Airstrike
IIIフィルター31,000***
救急セット
昇降機構
Laser rangefinder
IV変速機27,000***
エンジン
発煙弾投射機
砲撃支援
Improved optics
35×228 PKLH

カモフラージュ

クリックで表示
既定
War Thunder Super-Resolution 2019.01.03 - 10.52.46.85.jpg
条件-
説明標準カモフラージュ
Beige gray green camouflage
War Thunder Super-Resolution 2019.01.03 - 10.53.14.71.jpg
条件200GE
説明砂漠系マップなど茶色系の色が目立つマップで活躍する。
Bicolor green camouflage
War Thunder Super-Resolution 2019.01.03 - 10.53.56.18.jpg
条件撃墜/撃破数 504(AIを除く) RB(×2)SB(×2) または 200GE
説明良く知られた自衛隊の迷彩
Multicolor camouflage
War Thunder Super-Resolution 2019.01.03 - 10.54.18.33.jpg
条件200GE
説明砂漠系マップなど茶色系の色が目立つマップで活躍する。
Late bicolor green camouflage
War Thunder Super-Resolution 2019.01.03 - 10.54.47.26.jpg
条件200GE
説明良く知られた自衛隊の迷彩の色合いで微妙に上と異なる
Winter camouflage
War Thunder Super-Resolution 2019.01.03 - 10.55.10.29.jpg
条件撃墜/撃破数 720(AIを除く) RB(×2)SB(×2)
説明冬季マップで効果を発揮する。
Late winter camouflage
War Thunder Super-Resolution 2019.01.03 - 10.55.43.13.jpg
条件200GE
説明冬季マップで効果を発揮する。

研究ツリー

前車両Type 87 RCV
派生車両
次車両
 
 

解説

特徴

日本のランク6の歩兵戦闘車

 

【火力】
ゲパルトや87式自走対空砲等が搭載している「エリコン35mm機関砲KD」シリーズのうち、発射レートを落としたKDE型を装備している。この型はスタビライザーを装備しており、とっさの撃ち合いに非常に強い。仰角は60度まで取れ、現在実装されているIFV中で最速を誇る砲塔旋回速度と併せて、接近したヘリ等の対空目標への攻撃にも十分対処できる。1マグの装弾数は17発程度だが、一瞬で撃ちきるということは無いので安心して射撃しよう。
砲弾は「APDS」「HE」の2種があり、それぞれ対戦車や対軽装甲車両に対空と用途によって使い分けよう。

また、副武装として2基のミサイルランチャーが砲塔両側面に設置されている。重MATとも呼ばれるこのミサイルは、他国のIFVに比して射程が一番長く、また炸薬量も倍近い。弾数は4発しかないが、出し惜しみして返り討ちに合うことのないよう積極的に活用していこう。ちなみに前は6発積んでいたが、実車同様の4発に減らされた。
発射する際は左→右の順番で、両方とも撃ちきることで再装填が始まる。状況を判断し、瞬間的な火力が必要な時は撃ちきってリロードを入れてしまうのも一つの手だろう。
他国のIFVはいずれも静止状態でなければミサイルを発射することは出来ないが、本車両は唯一行進間射撃が可能なのも特徴である。Ver2.9アップデートにて本車も静止状態でないと発射できなくなった。
また、弾速が64MATの85m/sに比べ「200m/s」という平均的な速度にまで向上した。それでも他国(IT-1M901など)に比べれば若干遅いが、同じような感覚で使えるだろう。
拠点で補給する場合、1度に2発ずつ補給される。

熱線映像装置(IR、NVDの白い方)を開発によって装備出来ることも大きな特徴であり、スコープ画面も唯一全画面に表示されるスクリーン型であることも相まって、非常に高い索敵能力を誇る。このランク帯でIRを装備できるのは少ないため、非常に大きなアドバンテージになる。
しかし重要な点として、主砲は俯角が取れるものの、ミサイルランチャーは全く俯角が取れない(0度)ため、近距離において主砲で狙えているからとミサイルを撃つと俯角が足りずに敵の真上をミサイルが通り抜けていく、ということが多々ある。近距離では、側面を取ったからと慢心していると、ミサイルを2発とも外した上に気付かれてしまい反撃されるということがあるため、注意する必要がある。

 

【防御】
もっとも厚い前面で35mmと、機関砲相手でも抜かれてしまう。しかし車内レイアウトが優秀なおかげか、そこまで打たれ弱いわけではない。また、操縦手の横にエンジンを配置するというレイアウトのおかげで、特定の状況で非常に高い生存性を発揮することもある。
さらに後部乗員スペースは弾薬の他に履帯ぐらいしか重要コンポーネントがないため、こちらをさらしあえて弾を受けることで攻撃の機会を得ることもできる。もちろん弾薬が被弾した場合消滅するので、貴重なミサイルも失うことになり、船体崩壊する危険性もあるのであまりお勧め出来ない。

 

【機動性】
平地での機動性はとても優秀で、30km/hまですぐ加速する。ただし登坂性はあまり高くはなく、他の戦車が普通に登れるような坂や階段(特に中東の地下駐車場など)で登り切れず後進してしまうこともしばしば。しっかりと助走をつけておくか、なるべく進みやすいルートを選択しよう。

 

【総論】
IFVの中では走攻守ともにバランスがよく、優秀な車両である。前線にてその主砲とミサイルで直接支援をするもよし、機動力を活かして裏どりを狙い、かち合った同業者を粉砕しつつ側面から援護するもよし。IRとAPDSがあるかないかで本車の価値が大きく変わるため、まっ先にそれらを開発し、ミサイルの弾数や登坂力の低さに留意し、その特性を理解して、しっかりと運用することで、十二分に能力を発揮してくれるだろう。

史実

 いわゆる「BMPショック」を受けたNATO加盟国、特に米国がIFVの開発配備に着手したことを受けて、陸上自衛隊でもIFVの開発配備に関する議論が高まった。特に北部方面隊隷下の普通科部隊には死活問題で、例えば7師団隷下の11普通科連隊では受領したばかりの73APCを形式外で改造して戦闘力を強化するなどが図られていた。
 このような状況を受け、1980年より三菱重工の主導によるIFV開発が開始され、1989年に正式採用される。なお、三菱重工の競争相手である小松製作所も独自にIFV開発に着手したが、結局、試験運用すらされなかった。
 性能としてはBMPに十分に対抗でき、かつ、NATO加盟国のIFVにも劣らないものであった。しかし、調達価格が6.5億円以上という、90TKの平均調達価格7.5億円に迫る価格であったために防衛費を逼迫させるとともに、湾岸戦争で米軍のM2IFVやM3CFVが20輌以上も損壊した(しかし、実際には友軍相撃による損壊が多数であった。)ことでIFVの有用性に疑問が呈された。また、ソ連崩壊により北方の脅威が低下したとして陸上自衛隊、特に北部方面隊の刷新が図られた結果、68輌しか調達されなかった。11普通科連隊ですら3個中隊にしか配備されず、結局、11普通科連隊は73APCを使用し続けることになる。
 2014年の御岳山噴火に際しては高い防護力と機動力がかわれて、4輌が投入された。

小ネタ

自衛隊で広報向けの愛称として「ライトタイガー」というものがある
だがいつものように、部隊内ではもっぱら「89FV」「FV」として呼ばれており、また愛称の知名度も低いため在って無いようなものである。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算