日本 Type 10/議論ページ
概要
10式戦車について議論を行うページです。
資料等は下の資料庫に適宜追加してください。
資料庫
一次資料等
一次資料のURL等はこちらにどうぞ。
動画などについては軽量化のためURLでお願いします。
全般
- 軍事情報アーカイブ
- 大火力太郎@岩本三太郎(@Military_Hobbys)様が作成された情報開示請求の結果などをまとめたアーカイブ。戦車・砲・弾薬の仕様書のほか、システム概要・照準装置・動力装置・付加装甲の試作時の設計書など。
URL(10式戦車の項) - 技本60年史 技術開発官(陸上担当)
- Wayback Machineによるアーカイブ。陸上装備の開発経緯など。
URL(PDFファイル) - 平成13年度 政策評価書(事前の事業評価)新戦車(その1)
- 項目17。WARPによるアーカイブ。開発の目的・必要性などの評価のほか、別紙1では開発線表が記載されている。
URL - 平成21年度 政策評価書(事後の事業評価)新戦車
- 項目13。WARPによるアーカイブ。開発の達成状況などの評価。
URL
火力
- 10式APFSDSの構造図・諸元
- 資料1のp.97。WARPによるアーカイブ。
URL - 技本50年史 防衛技術研究開発の動向
- WARPによるアーカイブ。平成14年時点で、徹甲弾のL/D増加を目指した研究は行われていないとのこと。
URL - 高速装填の資料動画
- 陸上自衛隊第1師団公式ツイート。フォーラムの計測によると射撃間隔 3秒+13フレーム(30FPS)≒ 3.43秒
URL - 弾薬自動装填装置特許
- 特許情報プラットホームより。
URL - ダイキン社によるAPFSDSのセルフシャープニング技術に関する特許
- 特許情報プラットホームより。
URL
装甲
- 試作時の質量検討表
- 軍事情報アーカイブ/将来車両装置(その2)の研究試作 システム概要設計報告書 「イ 質量の検討」, p. 2-24
実際の10式戦車はコンベンショナル型(従来型)砲塔なので後者の2つの案に近い可能性が高い。参考と示された90式戦車のものと比較すると、エンジンの軽量化などにより合計質量は減少しているにもかかわらず砲塔・車体ともに特殊装甲の質量が大幅に増加している。表2. 2-3 質量の検討結果 単位: kg 装置名 90式戦車 セミオーバヘッド型砲塔搭載型 コンベンショナル型砲塔搭載型 (参考) (その1)
試算値(その2)
試算値(その1)
試算値(その2)
試算値火力
システム主砲 3,095 2,650 弾薬・弾箱 938 830 自動装填装置 1,228 950 890 950 890 小火器・弾薬・弾箱 491 490 砲・砲駆動装置, FCS, 眼鏡 953 1,010 960 950 バスケット, 他 432 420 430 機動
システム動力装置 6,320 4,200 燃料装置 1,452 1,320 懸架・終減速機等・履帯 11,462 9,100 10,050 9,100 10,050 その他 1,347 1,310 防護
システム車体筐体 10,264 9,070 9,030 9,070 9,030 車体特殊装甲 1,249 2,680 2,520 2,680 2,520 砲塔筐体 7,320 5,190 5,090 5,460 5,360 砲塔特殊装甲 1,381 1,440 1,940 ステルス 0 160 その他 2,360 2,280 合計 50,295 43,100 43,640 43,820 44,410 注: 備考は割愛。
- 正面要部耐弾性試験 他
- 射距離250mなどの資料は物品役務(随契)18年度10月分。19年度7月分に付加装甲に関する対戦車ロケット弾による試験の記述も。WARPによるアーカイブ。
URL - 耐弾性確認用30mm徹甲弾
- 該当箇所は<3/3>のp.677。WARPによるアーカイブ。
URL - 技本50年史 第1研究所
- WARPによるアーカイブ。耐弾構造構成要素の研究成果がモジュール装甲の設計に反映されている。
URL - 結晶粒微細化防弾鋼板技術
- 令和元年度防衛基盤整備協会賞を受賞した三菱長崎機工による開発と成果の説明。
URL(PDFファイル)
機動
- 防衛装備庁 研究開発報告関連 外部評価委員会による評価結果概要
- 新戦車の動力装置関連技術についての評価。
URL
視察系
- 量産型の暗視装置
- 仕様書の付属書B(63ページ)によると、車長用・砲手用照準潜望鏡ともに中赤外線カメラを搭載している。
軍事情報アーカイブ/陸上自衛隊仕様書 GV-Y120001E 10式戦車
- 試作検討時の暗視装置
- 基本設計書2-47ページ(pdf p.53)の記述によると、赤外線カメラの種類は砲手用が冷却式遠赤外線カメラ、車長用が冷却式中赤外線カメラとなっている。
理由としては「中赤外線カメラは情景の視認性に優れるので視察を主とする車長用に、遠赤外線は車両の高温部の強調性に優れるので照準を主とする砲手用に搭載するものとした」とされている。
軍事情報アーカイブ/将来車両装置(その2)の研究試作 基本設計書
4-133ページ(pdf p.207)によると、遠赤外線カメラの有効画素数は約横640x縦480。検知波長帯域は8~9μm。
軍事情報アーカイブ/将来車両装置(その2)の研究試作 設計計算書(第1分冊)
通信システム
その他
- 10式戦車乗車体験 360°ムービー
- 陸上自衛隊広報チャンネルの動画。車長側レーザー検知器辺りからの視点。
URL - 総火演2020 射撃の瞬間の車内映像
- 陸上自衛隊公式ツイッターアカウントより。Open Jaw形状の砲尾環に注目。
URL - FNNプライムオンライン 10式戦車密着
- 後編では車内の解説があり、マルチラグ鎖栓方式や装填装置の装填扉と給弾用の車内格納扉が確認できる。動画冒頭部の10式APFSDSにも注目。前編での射撃はこれによるものと思われる。
URL(前編 射撃訓練)
URL(後編 車内映像) - サイドモジュールを外した状態の試作車の写真など
防衛装備庁陸上装備研究所広報ビデオR2 15:50~静特性試験装置 (Youtubeリンク)
ATLA 陸上装備研究所機動性能試験 登坂試験 (JPG)
ATLA 千歳試験場 (現在のページ)より車両定地試験施設 詳細 (PDF)
ATLA 千歳試験場 (過去のアーカイブ) より車両定地試験施設 詳細 (PDF)
TRDI ホームページ (2011年当時2012年当時2014年当時) より
防衛省技術研究本部パンフレット (PDF) 2010年版2011年版2014年版
TRDI 研究開発 技術開発官 陸上担当より10式戦車 (JPG)
TRDI 陸上装備研究所より機動性能試験 (JPG)
TRDI 下北試験場より120mm戦車砲による射撃試験 (JPG)
TRDI 各種資料 機関評価より機関評価報告書 本文 (PDF)
TRDI 採用案内ページ (2013年11月当時)よりトップ画像の1つ (JPG)
TRDI 採用案内ページ (2013年1月当時)より陸上装備研究所パンフレット (PDF) 下北試験場パンフレット (PDF)
TRDI 採用案内 技術研究本部紹介ビデオ より紹介ビデオ全編 (WMV形式動画ファイル)
TRDI 1種技術系採用案内 若手職員からのメッセージより職員と試作4号車の画像 (JPG)
防衛技術ジャーナル バックナンバー 2011年2月号より表紙画像 (JPG)
二次資料等
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全般
火力
- 千葉銀鳩の備忘録 /【物理】10式APFSDSの内部構造と侵徹力について
- URL
- 千葉銀鳩の備忘録 /【物理】JM33と10式APFSDSの内部構造の違いについて
- URL
装甲
- 千葉銀鳩の備忘録 /【軍事】10式戦車の装甲の防護力について
- 各種資料を基にした装甲の防護性能に関する考察。
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