ソ連 RankV 中戦車 T-54 mod.1947
概要
東側陣営の代表的戦車であり、世界一生産された戦車T-54の先行生産型。
前車T-44-100と比べ装甲が強化されているが、機動性や砲塔旋回速度が低下している。
車両情報(v.1.63)
必要経費
必要研究値(RP) | 160,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 300,000 |
乗員訓練費(SL) | 86,000 |
エキスパート化(SL) | 300,000 |
エース化(GE) | 1,200 |
エース化無料(RP) | 780,000 |
バックアップ(GE) | 50 |
護符(GE) | 2,100 |
基本性能情報
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 7.7 / 7.7 / 7.7 |
RP倍率 | 2.02 |
SL倍率 | 1.1 / 1.7 / 2.2 |
最大修理費(SL) | 3,640⇒4,924 / 3,450⇒4,667 / 7,240⇒9,795 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 12.4⇒24.5 / 7.7⇒13.0 |
俯角/仰角(°) | -4/17 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 11.05⇒8.50 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 120 / 80 / 45 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 200 / 125 / 50 |
重量(t) | 36.0 |
エンジン出力(hp) | 806⇒992 / 460⇒520 |
2,000rpm | |
最高速度(km/h) | 56 / 51 |
実測前進~後退速度(km/h) | / |
視界(%) | 83 |
乗員数(人) | 4 |
基本武装
種類 | 名称 | 口径 (mm) | 門数 | 搭載弾薬数 | 搭載箇所 |
主砲 | 100 mm D-10T 砲 | 100 | 1 | 36 | 砲塔中央 |
---|---|---|---|---|---|
機関銃 | 12.7 mm DShK 機関銃 | 12.7 | 1 | 250 | 砲塔上部 |
同軸機銃 | 7.62mm SGMT 機関銃 | 7.62 | 1 | 3500 | 砲塔右部 |
弾薬
名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入費用 (SL) | |||||
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
BR-412 | APHE | 16.0 | 110.5 | 895 | 218 | 213 | 192 | 169 | 148 | 130 | - |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
BR-412B | APHEBC | 16.0 | 110.5 | 895 | 218 | 214 | 195 | 173 | 154 | 137 | 230 |
BR-412D | APCBC | 16.0 | 103.7 | 887 | 239 | 236 | 223 | 207 | 192 | 178 | 460 |
BR-412P | APCR | 8.0 | - | 1050 | 224 | 216 | 186 | 153 | 127 | 105 | 1000 |
OF-412 | HE | 15.0 | 1460 | 880 | 19 | - |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP(RP) | 購入費用(SL) |
I | Tracks | *** | *** |
---|---|---|---|
Parts | *** | *** | |
Turret drive | *** | *** | |
II | Suspension | *** | *** |
Brake system | *** | *** | |
FPE | *** | *** | |
Adjustment of Fire | *** | *** | |
III | Filters | *** | *** |
Elevation Mechanism | *** | *** | |
IV | Transmission | *** | *** |
Engine | *** | *** |
カモフラージュ
研究ツリー
前車体 | T-54 mod.1949 |
---|---|
派生車体 | T-54 1951年型 |
次車体 | T-55A |
解説
T-54の1947年バージョン。
- 火力面
主砲は"100mm D-10T"であり、T-44の"85mm ZIS-53"から威力・貫通力共に大幅に向上している。初期弾はAPHEで、炸薬がたっぷり入っており、貫通させれば敵に大打撃を与えられる。だが、ただでさえ不足気味な俯角が1°少なくなり、-4°に落ち込んでいる。ちなみにスキルを強化すれば、装填時間を9秒程にまで減らせる。- 機銃
砲塔上部に"12.7mm DShK重機関銃"、同軸機銃に"7.62mm SGMT"を一丁ずつ装備している。
- 機銃
- 装甲面
T-44から変わらず傾斜装甲が採用されており、前面装甲と砲塔の装甲が大幅に強化されている。しかし、T-44からのBRが大幅に上昇したことにより、戦後車両とマッチングすることもかなり多く、装甲に頼った立ち回りはできない。また、砲塔正面は100~190mm程度の装甲しかなくT-44同様弱点となっている。砲塔・車体正面は傾斜込みで装甲厚が200mm以上に達する。砲塔は愛嬌のある形状をしているが、下の方は驚異の全周ショットトラップ発生装置となっている。
また、ショットトラップ程ではないが、砲塔上面の鋲が打ってある部分(砲身の付け根の上にある鉄板の後端)を、ほぼ水平に着弾した弾が貫通することがよくある。なお、これらの弱点は射撃時以外、砲を振り続けることで少しは解消できるだろう。(お守り程度なので過信してはいけない)
T-54全てに言えることだが、側面車体下部には20mmの装甲しかなく、車体を少しおおよそ10度程度(要検証)でも傾ける(要するに昼飯の状態)と、格下にも抜かれる可能性がある。
- 機動力
T-44と比較すると、重量が増えたせいか少々動きが重くはなったが、中戦車としては十分な機動性を誇る。
- 総評
T-44から火力と装甲を大幅に強化した戦車であり、使用感も速度が遅いこと以外はほぼ変わらないだろう。だが、俯角が減っている点と、車体右側には燃料タンクと弾薬庫が連なっている劣悪な構造は変わっておらず、貫通されれば一撃爆散も免れない。
なお、対峙する相手に、ヤークトティーガーやIS-4M、IS-3などが居る。これらの車両は正面からの装甲貫徹が難しいため、中戦車の機動力を生かして回り込み、撃破するとよい。
史実
T-54(ロシア語:Т-54テー・ピヂスャート・チトィーリェ)は、ソビエト連邦で開発された中戦車である。1946年にソビエト連邦軍に「中戦車T-54」(«средний танк Т-54»)という制式名称でして採用され、1947年に量産型が完成した。当初はT-44Vと呼ばれたが、すぐにT-54に改称された。
第二次世界大戦時の戦訓を素に被弾を極力回避するための低い姿勢、避弾経始を突き詰めて生まれたドーム型砲塔、西側中戦車を大きく凌ぐ100ミリ砲といった西側の戦車技術水準をはるかに越えた設計と、圧倒的な生産量で東西冷戦初期の西側陣営を恐怖のどん底に陥れた画期的戦車である。ソ連軍のみならず東側主要国や第三世界諸国で供与・ライセンス生産が行われ、東西代理戦争の前線でも頻繁に姿を見かける兵器となった。
T-54中戦車の車体は圧延防弾鋼板を単純な船形の箱型に溶接組み立てしており、従来のT-34中戦車シリーズよりもはるかに大量生産に適していた。
これは、戦時中に開発された戦車工場の自動溶接システムによる組み立て工程に適合し易い、最も合理的なデザインであり車体前面上部の装甲板は60度の傾斜が付けられており厚さは120mm、車体側面と後面は車内容積を無駄にしないため直立させたデザインだが、それぞれ80mm、45mmの厚さの圧延防弾鋼板が用いられていた。
車体前面下部の装甲厚は100mm、車体上面と下面は20mm、操縦手用ハッチは30mmの厚さが確保されていた。
この装甲厚は当時の重戦車にも劣らないものであるが、小型化を徹底したために全体重量を36tに抑えることができた。
しかし小型化のツケで、内部は隙間がほとんど無いくらい操縦装置、燃料タンク、弾薬、パワープラントが詰め込まれていた。機関室内には燃料タンクを配置する余裕が無かったため、前述のように車体前部の主砲弾薬ラックの近くに主燃料タンクを同居させるという苦肉の策が採られていた。
このため後に航続力延伸が要求されるようになると、車外に予備燃料タンクを多数配置して配管を機関室に引き込むという、他国に無い異例の方式(すでにソ連ではIS-3重戦車の前例があった)を採用するに至った。
この戦車の最も驚異的な特徴はその生産数で、T-54/55シリーズの総生産数はなんと10万両以上である。これは、M4シャーマンシリーズの5万両弱、T-34シリーズの4万両弱といった記録をぶちぬいた、文句なく人類史上最多量産された戦車である。
ちなみに、フェンダー上に二挺の7.62mm機銃を搭載しており、遠隔操作で発射することができた。このフェンダー上の機銃は、後に撤去された。
小ネタ
派生車体 | T-54 (1949) |
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派生車体 | T-54 (1951) |
派生車体 | T-55A |
派生車体 | T-55AM-1 |
派生車体 | T-55AMD-1 |
派生車体 | TO-55 |
中国↓
派生車体 | 56式戦車 |
---|---|
派生車体 | 56式戦車 近代化改修型 |
派生車体 | 69式戦車 |
派生車両 | 69式戦車 2A |
派生車両 | 69式戦車 2G |
スウェーデン(フィンランド)↓
派生車体 | T-54 (FIN) |
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派生車体 | T-55M (FIN) |
イスラエル↓
外部リンク
コメント
誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモードの明記をお願いします。
- t54兄弟の中で砲塔正面1番硬いんかな? 格下での会敵率が高いのに砲塔も車体も硬くて困る。 -- 2016-09-09 (金) 08:39:02
- 多分。ショットトラップなんてめったに起こらないし、あんまり弱点にもなってない気がする -- 2016-09-09 (金) 09:03:15
- こいつに乗ってて死因の五割はショットトラップなんですがそれが…… -- 2016-09-10 (土) 00:24:37
- 砲身潰すつもりで撃ってみろ。意外とショットトラップを起こすぞ? 砲身に中たればそれはそれで戦闘力を奪える -- 2016-09-10 (土) 00:40:06
- HEAT,APDS以外なら128mmでも弾く。T-10Mは… -- 2016-09-09 (金) 23:08:48
- さすがに128mmがこっち向いてたら気絶を覚悟してそっと目を閉じるわ… -- 2016-09-10 (土) 01:41:52
- 多分。ショットトラップなんてめったに起こらないし、あんまり弱点にもなってない気がする -- 2016-09-09 (金) 09:03:15
- こいつは他のT-54と比べて車体の装甲が厚いけど、魔境の連中からしてみれば誤差の範囲でしかないのかねぇ -- 2016-09-10 (土) 08:03:55
- HEATFSの前には装甲なんて無力さ -- 2016-09-10 (土) 10:11:46
- こいつKV-2にもワンパンされるのか…砲塔下の凹みに弾が挟まって炸裂したものだから車体天板を☆されたぜ…恐るべし砲塔形状 -- 2016-09-20 (火) 17:52:19
- 安心しろ、どのランクの戦車でも当たるとこ当たればKV-2ワンパン出来るから、こいつに限ったことじゃない -- 2016-09-20 (火) 18:03:22
- なんでAPの貫通235mmもあるのにBR7.3にいるんですかね…ここまでくればAPDSのあるなし関係なくなると思うんですけど(名推理) -- 2016-09-22 (木) 13:17:51
- 同じ貫徹の砲を積んだ戦車がランク4にうようよいるらしい。こいつらもあげよう -- 2016-09-22 (木) 13:25:38
- ただでさえ苦行なイギリスランク4戦車が全部BR7.3以上になるとかひどいな -- 2016-09-22 (木) 13:30:44
- なんで堂々とアホなコトを言うんだろう…(超疑問) コイツに乗ったどころかBR6.7以上に乗ったことすら怪しいぞこれ -- 2016-09-22 (木) 13:44:37
- 釣られてるのアンタなんだよなぁ… -- 2016-09-22 (木) 17:26:32
- え? 釣りだったの? …ゴメン、ソ連ヘイトのお方ってこの手のバカ話を大真面目にするエアプが多過ぎて分かんなかったわ。ちょっと釣りが際どい -- 2016-09-22 (木) 17:59:36
- 炸薬入りAPの貫徹力でBRが決まるのか!じゃあ88mmL71持ちは全部BR7.3だね(ニッコリ) -- 2016-09-22 (木) 13:52:23
- わざわざバカ装ってまでソ連擁護ホイホイしなくてもエエんやで -- 2016-09-22 (木) 13:54:32
- つられまくってて草 -- 2016-09-22 (木) 13:58:23
- BRの表記が間違っていたので変更しました -- 2016-09-22 (木) 17:33:12
- 解説欄と史実欄に書いてある「ソ連の100mm砲は西側の90mmと同等の威力しかなかった」って記述、Wikipedia日本語版からの引用なんだろうけど、そのWikipediaの当該記述の出典がASCII.jpのWoT日本戦車紹介記事で信憑性がすっごい怪しいと思うんだけど… -- 2016-09-22 (木) 18:29:49
- マジかよ酷い。ゲームの紹介記事が一次ソースとかウィキ編集したやつ馬鹿でしょ…。こんなんだからウィキは信憑性がないとか言われんだよ。 -- 2016-09-22 (木) 18:39:12
- Wikipedia英語版のT-54/55の記事には「ソ連の100mm D-10Tは西側の90mm並み」なんて記述は見当たらないし、むしろ「1950年代の水準において、T-54は致命的な火力と優れた装甲防御と信頼性を有した優れた戦車だった」「この優位は西側のM48やセンチュリオンがロイヤルオードナンスL7を搭載するようになるまで続いた」と書かれている。 -- 木主 2016-09-22 (木) 18:42:37
- さらに付け加えると、英語版には「100mm D-10T戦車砲は西側の同等火砲よりも強力だった」とも記述されているが、この部分は要出典とされていた。 まあ、照準装置のヘボさとそれに起因する遠距離命中精度の低さは別として、「ソ連の100mmは西側の90mm並み」という情報は語弊があると言うか、かなり怪しくないか?という話。 -- 木主 2016-09-22 (木) 19:18:06
- 照準装置のアレっぷりとかは認めざるを得ないとして・・・もともと優秀な大砲作ってる大砲大好きな国がそうそうヘボい大砲作るとも思えないんだよなぁ。 遠距離砲撃能力や火力、俯角や視界、そして乗員のストレス諸々込みで「戦車という兵器としての戦闘能力」が西側90mm砲搭載戦車と同等というならまだ納得できる。 -- 2016-09-22 (木) 21:05:47
- 出典とされてるASCIIの記事の著者は有馬桓次郎氏。あんまり詳しくないから分からんのだが、この人は信用に値するライターなのだろうか。 -- 2016-09-22 (木) 23:35:00
- そいつトンデモだぞ -- 2016-09-23 (金) 01:09:57
- ちょっとその人のWoT関係の記事見てきたけど、いくら非ミリオタの一般人向けの記事とはいえ簡単に「最強の戦車」という表現を使っちゃうあたり仮にも軍事ライターとしてどうなんだろうなって感じだった。 知識はあるんだろうけど、それに伴う評価にバイアスかかってる感じ。 -- 2016-09-23 (金) 01:57:08
- ええ・・・じゃあウォーマシンレポートに書いてることも嘘だったんか・・・薄いくせに2500円もしたのに -- 2016-09-23 (金) 08:51:39
- あっ(察し)信憑性ダメみたいですね… これWTwikiだけじゃなくてWikipediaの方も編集しなきゃまずい案件じゃね? -- 2016-09-23 (金) 11:01:11
- それじゃあ適当に文章変えておきますね -- 2016-09-22 (木) 21:32:24
- なんかまた文章変えられてないか?上の気でも言われてたように90mmと105mmじゃ威力が全然ちがうのに史実だと同じ威力と書かれてるんだが -- 2016-09-23 (金) 17:19:15
- コイツの格下いじめ酷いなぁ 正面無敵かよ -- 2016-09-24 (土) 17:34:51
- 貫通が220越えの砲弾があるのならば砲塔正面の垂直な部分を狙うとぶち抜けるしワンパンもいけるからお勧めよ。逆に車体は硬いし傾斜があるからお勧めは出来ない。 -- 2016-09-24 (土) 22:51:00
- 砲塔正面より首狙え首。砲塔正面は謎兆弾のリスクが高いし、当たり所によっては一撃で仕留められん。首なら弾かれてもそのまま車体に飛び込む可能性が高いし、ドライバーまで昇天させられる。 -- 2016-09-24 (土) 22:57:19
- せやろか? 首を狙ってもショットトラップが起こった事は一度もないんだが…… -- 2016-09-24 (土) 23:25:53
- 結局コイツは7.3では限られた奴らが限られた方法でしか倒せないんやなって…はやく7.7にもどってくれ… -- 木主 2016-09-25 (日) 00:17:47
- 7.7ほどいい性能じゃないんだよなぁ…とりあえず自分はヘンシェルで出会ってしまったら味方のヤクトラとかIS-3とかセンチュリオンに任せて逃げてるわ。格下にはきついのは当たり前って割り切ってるよ -- 2016-09-25 (日) 01:51:00
- BRを上げてくれ88tiger2じゃ硬くて抜けない -- 2016-12-22 (木) 18:30:21
- 意味不にも程がある -- 2016-12-25 (日) 03:30:39
- そうすると8.0になってしまうな -- 2016-12-27 (火) 05:31:24
- トップマッチだったら無敵なのはもちろん、ボトムマッチになっても相手は紙装甲のレオパルトだから -- 2016-12-27 (火) 05:11:52
- めちゃくちゃ強い。ボトムマッチで相手してて怖いのはM60くらいかな。 -- 2016-12-27 (火) 05:13:43