中国 RankII 中戦車 T-34 (1943)
概要
1.91で実装された中国ツリーのランクⅡ中戦車。
ソ連から戦後中国人民解放軍に供与された。
1943年型は本来車長の視界不良を補うため左側に車長用キューポラが追加されているはずだが、ゲーム内では1942年型との違いは見られない。
実際には1943年型は中国で運用されておらず、ソ連から輸入されたものはT-34/85である。
車両情報(v2.3.0)
必要経費
必要研究値(RP) | 14,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 55,000 |
乗員訓練費(SL) | 16,000 |
エキスパート化(SL) | 55,000 |
エース化(GE) | 270 |
エース化無料(RP) | 250,000 |
バックアップ(GE) | 90 |
護符(GE) | 860 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 4.0 / 4.0 / 4.0 |
RP倍率 | 1.30 |
SL倍率 | 0.6 / 0.9 / 1.2 |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 23.8⇒47.0 / 14.9⇒25.0 |
俯角/仰角(°) | -5/30 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 8.4⇒6.5 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し / - |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 45 / 45 / 45 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 53 / 53 / 53 |
船体崩壊 | 無 |
重量(t) | 29.8 |
エンジン出力(hp) | 775⇒954 / 442⇒500 |
1,800rpm | |
最高速度(km/h) | 55 / 49 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
視界(%) | 83 |
乗員数(人) | 4 |
暗視装置
なし
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 76 mm F-34 cannon | 1 | 100 | ** |
機銃 | 7.62 mm DT machine gun | 1 | 1,890 | - |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
76 mm F-34 | BR-350A (MD-5 信管) | APHEBC | 6.3 | 0.15 | 662 | 87 | 85 | 76 | 67 | 59 | 52 |
BR-350B (MD-8 信管) | APHEBC | 6.3 | 0.09856 | 655 | 94 | 92 | 83 | 73 | 65 | 57 | |
BR-350SP | APBC | 6.78 | - | 655 | 102 | 100 | 91 | 81 | 72 | 64 | |
BR-350P | APCR | 3.02 | - | 950 | 125 | 119 | 92 | 68 | 50 | 36 | |
BP-350A | HEAT | 5.3 | 0.95942 | 355 | 80 | ||||||
OF-350M | HE | 6.2 | 0.621 | 680 | 10 | ||||||
Sh-354T | Shrapnel | 6.2 | 0.085 | 680 | 37 | 35 | 29 | 25 | 20 | 17 | |
D-350A | Smoke | 6.45 | 0.05 | 680 | - |
車両改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 履帯 | 520 | 1,200 | 100 |
修理キット | ||||
砲塔駆動機構 | ||||
BR-350SP | ||||
II | サスペンション | 470 | 1,100 | 90 |
ブレーキシステム | ||||
手動消火器 | ||||
砲火調整 | ||||
BR-350B(MD-8 信管) | ||||
III | フィルター | 650 | 1,500 | 120 |
救急セット | ||||
昇降機構 | ||||
BR-350P | ||||
IV | 変速機 | 560 | 1,300 | 110 |
エンジン | ||||
追加装甲 | ||||
砲撃支援 | ||||
BP-350A | ||||
D-350A |
カモフラージュ
研究ツリー
前車両 | M24(CN) |
---|---|
派生車両 | - |
次車両 | T-34-85(S-53)(CN) |
解説
特徴
詳細はこちらT-34 1942
型式は異なるが、性能に差異はないと思われる。
1942年型に比べて装弾数と重量が増加した。
--加筆求む--
【火力】
・本家ツリーと変わらず豊富な弾種があり、開発を進めれば状況に応じた砲弾の使い分けができるだろう。貫徹すれば加害力の高いAPHE(徹甲榴弾)、純粋に貫通力の高いAPCR(硬芯徹甲弾)、どの距離でも加害力が一定なHEAT(対戦車榴弾)と弾の特徴を把握して使用したい。
・俯角-5度と、同BR帯のM4A4や、M10と比べるとハルダウン(地形、障害物越しの射撃)しづらい。障害物越しはともかく、丘や、坂を利用したハルダウンはしづらい。ちょっとした起伏に乗り上げて、撃ちたい敵を撃てないというのはT-34あるあるなので丘を越えてから撃つ、なるべく平らなところに陣取るなど癖を把握して撃ってあげたい。
【防御】
・傾斜装甲の恩恵と、ソ連脅威の科学力により車体は全周45㎜、砲塔に至っては全周54㎜ある。傾斜装甲のため、仮帽、被帽のないAP、APHEをはじきやすいという特性がある。昼飯の角度を取るとさらに防御力を得られる。ただし過信は禁物で、遠距離でも100㎜超えの高貫通力の攻撃は貫通してしまう。戦況や、相手により立ち回りを変えていきたいところである。
・砲塔正面下部の丸身がある部分は史実でもあったショットトラップと呼ばれる弱点部分となっている。また砲塔の付け根や、砲塔正面端の垂直部分も貫通しやすいポイントとなるので注意したい。
・オプションとして予備履帯による増加装甲も施せる。プレイスタイルに応じて取り付けるといいだろう。
【機動性】
・高い走破性は本家と変わらない。後進速度は7kmと遅いため、引くときのことを考えながら立ち回りたい。
史実
概要にあるように、中国人民解放軍自体では使用されたことはないとされている
実は人民解放軍でT-34/76が使われたと主張しているのはお隣の惑星ことWorld of Tanksとその中国運営のKonzhong社のみなのである。
東側諸国に広く供与されたT-34-85に比べ、T-34/76はあまり広く供与されておらず(北ベトナム、東ドイツ、北朝鮮など)、中国に供与された記録は残っていない。
人民解放軍の歴史家であるMartin Andrew博士は1950~1954年にかけて人民解放軍が1964両のT-34-85を受領したと述べている一方で、76mm砲を搭載した記録は一切なく、WOTがこの車両を中国ツリーに実装するまでは示唆する情報すらなかったと述べている。
中国の丹東にある朝鮮戦争博物館にはT-34/76が所蔵されているという意見もあるが、この展示品は色々な特徴(例えばT-55の転輪が使われているなど)から不正確なレストア品であると見られており、また人民解放軍のマークも付いていない(というか朝鮮戦争には人民解放軍は参加していない事になっているので言うわけがない)。
ではこの車両はWOTがソースでWTに実装されたかというと、そうではない。ゲーム内から参照できる情報(つまり公式Wiki)では、史実欄において以下のように記載されている。
"中国のツリーに配置されているが、T-34(1943)は実は中国の車両ではない。(中略)。人民解放軍はごく少数のF-34搭載型T-34を訓練目的に少数保有していたと考えており、おそらくソ連が1955年に撤退した際に取得したものであろう。何両化がハルビン戦車学校に保管されている。しかし、T-34(1943)は北朝鮮に1949年に供与され始めたのを皮切りに運用されている(後略)"
どうやら北朝鮮車両であるという説を取っているようである。空のShenyang F-5のように、北朝鮮の兵器なので中国ツリーに実装というところだろうか。
……ゲーム内の画像には盛大に中華人民共和国の五星紅旗が翻っているが、これは単純ミスで本来は共和国国旗(北朝鮮)か金星紅旗(北ベトナム)の旗が翻っているハズだったのだろう。そう信じたい。
朝鮮人民軍に数量不明ながら供与されたようである。
2012年の訓練映像で登場したことがある。
参考 Tanks encyclopedia
参考 WT公式Wiki
引用
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
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