ソビエト RankV 重戦車 T-10A
概要
バトルパスシーズン1でゲットできる車両
いわゆるスターリン重戦車の流れを汲むソビエト製重戦車
IS-8として開発が進められていたが諸事情(小ネタ欄参照)によりT-10Aとなった
ISシリーズと同じ122mmだが各所にアップデートが施されている
車両情報(v2.1)
必要経費
機体購入費 | - |
---|---|
乗員訓練費(SL) | 10,000 |
エキスパート化(SL) | 720,000 |
エース化(GE) | 1,400 |
エース化無料(RP) | 1,660,000 |
バックアップ(GE) | *** |
デカール枠解放(RP) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 7.7 / 7.7 / 7.7 |
RP倍率 | 2.08(+100%) |
SL倍率 | 2.0 / 2.8 / 3.2 |
最大修理費(SL) | 790 / 860 / 8400 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 13.8⇒27.2 / 10.1⇒17.0 |
俯角/仰角(°) | -3/15 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 20.0⇒15.0 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 一軸 / 23 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 120 / 120 / 60 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 250 / 157 / 30 |
船体崩壊 | 無 |
重量(t) | 50.0 |
エンジン出力(hp) | 904⇒1,336 / 619⇒700 |
2,100rpm | |
最高速度(km/h) | 45 / 42 |
実測前進~後退速度(km/h) | 44 ~ -8 / 40 ~ -8 |
視界(%) | 92 |
乗員数(人) | 4 |
暗視装置
有無 | 種類 | |
---|---|---|
赤外線投光器 | 無 | - |
車長 | 無 | - |
砲手 | 無 | - |
操縦手 | 有 | 赤外線 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 122 mm D-25T cannon | 1 | 30 | 180 |
機銃 | 12.7 mm DShK machine gun | 2 | 750 | - |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
122 mm D-25T | BR-471 | APHE | 25 | 246.4 | 765 | 205 | 201 | 183 | 162 | 144 | 128 |
BR-471B | APHEBC | 25 | 246.4 | 795 | 205 | 203 | 191 | 178 | 166 | 155 | |
BR-471D | APCBC | 25 | 192.5 | 800 | 230 | 227 | 215 | 200 | 186 | 173 | |
OF-471 | HE | 25 | 3600 | 800 | 37 |
名称 | ベルト名 | 弾種 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
12.7 mm DShK | 既定 | AP-I/IAI/API-T/AP-I(c) | 27 | 25 | 17 | 11 | 7 | 6 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | *** | *** |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
弾薬開発1 | |||
II | サスペンション | *** | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
砲火調整 | |||
弾薬開発2 | |||
III | フィルター | *** | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
弾薬開発3 | |||
IV | 変速機 | *** | *** |
エンジン | |||
追加装甲 | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
Winter camouflage | |
---|---|
条件 | 540両撃破・撃墜 |
説明 | 冬季カモフラージュ |
Forest camouflage | |
条件 | 700両撃破・撃墜 |
説明 | 森林カモフラージュ |
Tricolor camouflage | |
条件 | 購入(200GE) |
説明 | 砂漠カモフラージュ |
Tricolor desert camouflage | |
条件 | 購入(200GE) |
説明 | 砂漠カモフラージュ |
Bicolor desert camouflage | |
条件 | 730両撃破・撃墜 |
説明 | 砂漠カモフラージュ |
Bicolor winter camouflage | |
条件 | 購入(200GE) |
説明 | 冬季カモフラージュ |
研究ツリー
解説
特徴
図体が大きい重戦車でありながら、このランク帯では装甲を頼りにできる場面は少なく、火力も物足りない点はありながらも、低速時なら使用することができるスタビライザーを活用して前線を持ちあげることができる戦車である。
【火力】
主砲はソ連重戦車おなじみの120㎜砲「D-25T」だが、使用できる砲弾が最大貫通230㎜のAPCBCに更新されているため、同BRのIS-4Mと同じ火力が発揮できる。しかし、BR7.7は350mm越えが普通であり、本車両は貫徹力で大きく劣り、最低クラスの部類に入る。そのためトップマッチだとしても貫徹力に困ることが多々ある。よって、裏取りにより相手の側面を撃てる位置取りが重要である。
また、本車の特徴として、低速域で使用できるスタビライザーが装備されている。このスタビライザーは 時速0km/h~24km/h前後 までをサポートする少し物足りないモノだが、飛び出し撃ちやバック時の射撃などには非常に安定した照準を確保することができる。
リロード速度も同格のIS-4Mより早く、エース化によって15秒程度にまで縮めることができる。しかし即応弾が7発であるため、慎重に弾を消費しよう。
【防御】
重戦車としてはまずまずの装甲を有している。しかし、正面装甲は上部と下部の繋ぎ目の部分は150~220mm程度であり、格下にも容易に抜かれてしまう他、操縦手ハッチなどの弱点も引き継がれている。また、側面装甲に関しては、履帯裏は50mm程度しかない部分もあり、こちらも格下に容易に貫徹されてしまう。これらのことから、HEATFSやAPDSをもつ戦後戦車のみならず、格下戦中戦車(特に貫徹力が高い車両)にも注意が必要である。
【機動性】
重戦車としては快適な機動性を有しており、前進45km/h、後退8.5km/h の機動性を有している。しかし旋回性能はとても悪く、超信地旋回もできないため小回りは効かない。開幕の拠点占領などは諦めよう。
史実
(T-10シリーズの主な概要に関してはT-10Mを参考に)
1955年になると、T-10戦車に対して、新たに主砲の垂直方向安定化装置PUOT-1「ウラガーン」(烈風)や排煙機を追加したT-10A重戦車(試作段階の呼称はオブイェークト267Sp1、生産型はオブイェークト731)、および主砲用垂直・水平方向安定化装置PUST-2「グロム」(雷鳴)を搭載したT-10B重戦車(試作段階の呼称はオブイェークト267Sp2、生産型はオブイェークト733)が登場し、それぞれ少数が生産された。
具体的な生産数についてはT-10A重戦車が1956年に30両、1957年に20両、T-10B重戦車が1957年に110両で、両型の生産数が少なかったのは直後にさらなる改良型であるT-10M重戦車が登場したためである。
─戦車研究室より
小ネタ
IS-4以降のスターリン重戦車系列はオブイェークト253(IS-5)、オブイェークト252(IS-6)、オブイェークト260(IS-7)と試作レベルでは開発は続けられていた、しかし…
IS-5→ディーゼルエレクトリック式ハイブリッドエンジンが信頼性不足で最初の試験走行で過熱大爆発、十分な冷却機構を積もうとすると重量過多になるため計画破棄
IS-6→IS-4と同様の足回りに再設計したら重量過多のうえ「IS-4とおなじ駆動系じゃ新型戦車開発の意味がない」と上に却下される
IS-7→試作車4両の火力・防御テストは優秀だったが…車体重量が68トンにもなったため足回りへの負荷が甚大でゴム転輪が摩耗しやすく転輪が数個破損しただけで重量限界を超えるうえ車内居住環境が悪いということで計画破棄
IS-8になってようやくまともに配備できる戦車となったのだが…(次項に続く)
外部リンク
コメント
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