アメリカ Rank III 駆逐艦 USS Somers (DD-381)
概要
ver1.87"Locked on!"で実装されたアメリカ海軍の駆逐艦。4連装魚雷発射管を3基(計12射線)備え、駆逐艦としては高い雷装能力を保有する。
艦艇情報(v2.30)
必要経費
必要研究値(RP) | 75,000 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 250,000 |
乗員訓練費(SL) | 29,000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | 320,000 |
バックアップ(GE) | 20 |
護符(GE) | 1,100 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 5.0 / 5.0 |
RP倍率 | 1.42 |
SL倍率 | 2.3 / 3.1 |
最大修理費(SL) | ***⇒3,118 / ***⇒3,488 |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
艦橋装甲厚 (前/側/後)(mm) | 13 / 13 / 0 |
船体装甲厚 (前/側/甲板)(mm) | 0 / 13 / 13 |
主砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 3 / 3 / 3 |
排水量(t) | 2130 |
最高速度(km/h) | 60⇒84 / 60⇒69 |
乗員数(人) | 235 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 127mm 5/38 Mark 12 Dual Purpose gun | 連装 | 4 | 2880 | *** |
対空砲 | 1.1 inch/75 Mk.1 automatic gun | 4連装 | 2 | 15600 | *** |
12.7 mm AN/M2 machine gun | 単装 | 2 | 4000 | *** |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
5 inch*2/38 Mk.12 | 5 inch AAC Mk.34 | HE | 25 | 3220 | 792 | 0.4 | 36 | |||||
5 inch Common Mk.32 | Common | 24.49 | 1150 | 792 | 6 | 121 | 102 | 83 | 71 | 63 | 55 | |
5 inch SP Common Mk.46 | SP Common | 25.02 | 906.5 | 792 | 6 | 148 | 125 | 101 | 87 | 77 | 68 | |
5 inch AAVT Mk.34 | HE-VT | 25 | 3220 | 792 | 0.0001 | 36 |
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
1.1 inch*3/75 Mk.1 | 規定 | HEFI-T | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
12.7mm AN-M2 | 既定 | API-T/AP/I/AP | 33 | 32 | 27 | 23 | 19 | 16 |
追加武装*4
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 533 mm Mk.15 | 12 | 140 | - |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
533 mm Mk.15 | 1559 | 224 | 83⇒62 | 5.50⇒9.15 |
カモフラージュ
研究ツリー
前艦艇 | Porter (DD-356) |
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派生艦艇 | - |
次艦艇(右) | - |
次艦艇(下) | - |
解説
特徴
【火力】
127mm連装砲を4機8門備え、前方に4門・側面に8門・後方に4門指向できる。装填速度が速く初期値で3.64秒、スキルを鍛えると最終的に2.8秒で装填が完了するため駆逐艦相手の砲撃戦にはめっぽう強い。しかし砲の旋回速度は速くないため使いづらさを感じる人もいるかもしれない。
また前部の主砲は真後ろを、後部の主砲は真正面を指向するスペースがないため、砲を反対側へ試行する際には大回りしてしまう。
魚雷は4連装魚雷発射管を3機備え、方舷に12門すべてを指向できるため非常に強力である。が、その魚雷は初期射程が5.5kmしかなくどう考えても短すぎる。改修することで9.15kmまで延ばすことができるが、デメリットとして雷速が落ちてしまう。しかし射程5kmの魚雷ではほとんど役に立たないため改修したほうが賢明だろう。
【防御】
主砲にはVT信管を備え高いレートで射撃可能なため防護火力は一見高く見える。しかし主砲の仰角がわずか35°しかないため船体の上方広範囲がすり鉢状に死角となっている。4連装28mm機関砲を2機と12.7mm機関銃2門を備えるため防護火力が低いとは言えないが、他のアメリカ駆逐艦と比較すると決して頼りになる対空性能ではない。
またこのランクでは珍しく船体中央のバイタルパート(エンジンと変速機)に装甲が施されている。厚さ12.7mmと決して分厚くはないがHE弾による被害を軽減してくれるだろう。
乗員数は235名と少な目なので、耐久力は高くない。
【機動性】
最大船速85km/h(AB)となかなかに高速である。重武装のわりに排水量は2130トンしかないため思ったより小回りも効く。しかし砲塔の旋回速度が遅いためあまり転進しすぎても射撃機会を失うだけだろう。
史実
前級ポーター級に続いてアメリカ海軍が建造した嚮導用駆逐艦。
級名は第1次バーバリ戦争にて火船「イントレピッド」でトリポリ港に特攻・爆死したリチャード・サマーズ艦長から。
1935年に2隻、翌1936年に3隻が起工され、計5隻が1937年から38年にかけて就役した。
ポーター級の同型艦として計画されたが、新型の高温高圧缶の採用など技術進歩を反映して新設計となった。
船体はポーター級と大差ないが、機器配置を見直して煙突を1本にまとめ、甲板上を広く取って兵器配置にあてた。
またファラガット級以来の各級駆逐艦がどいつもこいつも何をどうしてもトップヘビーだったので、設計段階からその反省を活かして重心を下げる工夫を取り入れた。
具体的には後部マストを撤廃、前部マストと艦橋の高さも抑え、射撃指揮装置削減、再装填用魚雷もない。
前述の新型ボイラーの採用も軽量化の一環だった。
その一方で空いた甲板上にただでさえ重い4連装魚雷発射管を3つも載せ、4基の主砲は両用砲にしたうえ完全砲塔化し、その他の兵装もだいたいポーター級から据え置きと、まあ予想はつくと思うが結局のところトップヘビー傾向はたいして収まらなかった。
中心線上に3基12門、片舷に全門発射可能な魚雷発射管はその後日本の「島風」が5連装3基15門という記録を立てるまでは世界最多の発射管数だった。しかし1934年建造のマハン級駆逐艦で荒天時に魚雷が発射不能になるという事態が起きたため、これを回避するためにただでさえ重い発射管を一段持ち上げた。
低重心化とは何だったのか……。
アメリカ海軍の魚雷マフィアたちもさすがにやばいと思ったか、就役後に魚雷発射管を1基下ろした。
大戦中には主砲を下して対空機銃を増設、レーダーを追加するなどポーター級同様の改装が行われた。
しかし1944年にはカリブ海で訓練中にハリケーンの直撃を受けた2番艦「ウォリントン」が転覆沈没している。
4番艦「デイヴィス」と5番艦「ジョーエット」に至っては魚雷発射管を全廃してかわりにボフォース40mmを搭載したほどである。
重雷装とは何だったのか……。
また、駆逐艦がどんどん大型化したことや駆逐艦戦隊旗艦に軽巡洋艦があてられたりしたことで、当初の計画だった嚮導艦としては(ポーター級同様)使われずに終わっている。
結局、サマーズ級はアメリカ海軍において嚮導艦として建造された最後のクラスになった。
DD-381「サマーズ」は名前の通りサマーズ級の1番艦として1935年計画で起工、1937年12月に就役した。
就役後は大西洋艦隊に所属し、東海岸からカリブ海を中心としてパトロールに当たる。
1941年11月にはアメリカ船籍に偽装して戦略物資(天然ゴム)を輸送していたドイツ船「オーデンヴァルト」を拿捕。
アメリカの参戦後も変わらず大西洋で哨戒と護衛任務を続け、ドイツの封鎖突破船の阻止に複数回成功した。
1943年1月にはカサブランカ会談に参加するルーズベルト大統領の護衛艦隊にも参加している。
ノルマンディ上陸作戦には輸送船団の護衛として参加。その後地中海に向かい、南仏上陸作戦に参加する。
1944年8月15日、南仏イエール諸島の一つポールクロ島(ドイツ軍の砲台があった)への上陸作戦を支援中、出撃してきたドイツ軍コルベット「UJ6081」(元イタリア海軍コルベット「カモッショ」)とスループ艦「SG21」(元フランス海軍通報艦「アミラル・セネス」)を単艦で迎撃、2隻とも撃沈した。
続いてフランス本土への上陸作戦を支援したり沿岸砲台と交戦して、数か所を損傷するが任務を完遂する。
その後も終戦まで大西洋からカリブ海で哨戒、護衛や訓練に当たり、終戦後の1945年10月に退役、2年後除籍された。
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小ネタ
後艦橋の内部をよく見てみると掃除用なのかバケツ2つとデッキブラシが置いてある。
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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