ドイツ RankI 自走砲 Sd.kfz.221(s.Pz.B.41)
概要
1.79アップデートで追加されたドイツランクI軽戦車(4輪装甲車)
一見砲塔が回りそうに見えるが、前方に対戦車銃を乗せただけの自走砲である。
車両情報(v2.51)
必要経費
必要研究値(RP) | 2900 |
---|---|
車両購入費(SL) | 700 |
乗員訓練費(SL) | 200 |
エキスパート化(SL) | 1000 |
エース化(GE) | 20 |
エース化無料(RP) | 96,000 |
バックアップ(GE) | 40 |
護符(GE) | 190 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 1.0 / 1.0 / 1.0 |
RP倍率 | 1.0 |
SL倍率 | 10 / 20 / 20 |
最大修理費(SL) | 160⇒207 / 210⇒272 / 260⇒337 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 33.32⇒56.0 / 20.83⇒29.75 |
俯角/仰角(°) | -10/20 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 3.9⇒3 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 肩当て式/ *** |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 14 / 8 / 8 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 7 / 8 / 15 |
船体崩壊 | 有・無 |
重量(t) | 4.0 |
エンジン出力(hp) | 116⇒143 / 66⇒75 |
2600rpm | |
最高速度(km/h) | 80 / 72 |
実測前進~後退速度(km/h) | 66 ~ -14 / 42 ~ -12 |
視界(%) | 107 |
乗員数(人) | 2 |
レーダー
なし
暗視装置
なし
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 28/20mm s.Pz.B.41 cannon | 1 | 60 | 0 |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
28/20 mm s.Pz.B.41 | 2.8/2cm Pzgr.41 | APCR | 0.14 | - | 1400 | 95 | 94 | 66 | 38 | 15 | 8 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
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I | タイヤ | 200 | 60 | 50 |
修理キット | ||||
砲塔駆動機構 | ||||
II | サスペンション | 170 | 50 | 40 |
ブレーキシステム | ||||
手動消火器 | ||||
火砲調整 | ||||
III | フィルター | 250 | 80 | 60 |
救急セット | ||||
昇降機構 | ||||
IV | 変速機 | 320 | 100 | 80 |
エンジン | ||||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
口径は20㎜(砲弾自体は28㎜だが砲の特性上、発射される弾頭は20㎜になる)であるが、ドイツお馴染みの機関砲ではなく、ゲルリッヒ砲と呼ばれる単発砲で専用のAPCR弾を発射する。この砲は同ランク帯では十分過ぎる貫徹力を持ち、1400m/sという尋常ではない初速によって低弾道を叩き出す。また装輪装甲車なので機動性も高く、使い方によっては格上の重戦車を仕留める事も一応可能。
…が、問題なのは防御力。
見て分かるように、M18の車長もびっくりするくらい砲手が丸出しなのである。しかも本車両は搭乗員が全部で2人しかいないため、このむき出しの砲手がやられるとABでは即乗員回復、RB以上では占領した基地内にいないと即死である。敵に見つかったが最後、車載機銃だけであっけなくやられるので運用には細心の注意が必要。
【火力】
使用できる弾はAPCRのみで高い貫徹力を持つが、加害範囲の狭さに悩まされる。また小口径ゆえ貫徹力の距離減衰が激しいし、装填も決して早い部類ではない。
小口径という事もあり傾斜装甲に弱く、30度程度でも大幅に貫通が削がれてしまう為、垂直に近い箇所を極力狙う必要がある。また口径の割りに発砲炎が凄まじく、隠密性に欠ける。砲は前方に固定されているものの、そこそこ旋回できるので、待ち伏せをする分には十分である。
【防御】
そんなものはない
車体の装甲はもっとも厚いところで15ミリ程度しかないため、容赦無く撃ち抜かれる。また、車体には所々傾斜がかかっており、跳弾することがごく稀にあるが、期待してはいけない。持ち前の機動力と的の小ささが本車両の最大の防御と言えるだろう。またRB,SBではその車体の小ささを生かして敵から身を隠すのも有効な手段となる。
【機動性】
軽装甲車と言うことだけあって、機動性は非常に高い。陣地転換や裏取り、回避行動には困らないだろう。ただ、装輪車両独特の癖のある操縦性を持つので、慣れるまでは少し苦労するかもしれない。
史実
ドイツ再軍備宣言以前より使用されてきた4輪軽装甲偵察車Kfz.13は、民用車のシャーシを流用していたため後輪駆動のみで路外機動性は一切考慮されていなかった。また、装甲板も限定的に取り付けられただけという、軍用の装甲偵察車として用いるにはあまりにも頼りない車両であった。
そこでドイツ軍首脳部は後継車種の開発を決定、1935年よりSd.Kfz.221の生産を開始し、1938年にはKfz.13を予備役に配置転換させた。生産は1935年~1940年のあいだ行われ、総生産数は339輌である。このSd.Kfz.221と並行して、武装強化型のSd.Kfz.222が1936年~1943年のあいだ生産され、こちらは1,000輌以上も生産された。
Sd.Kfz.221は、ドイツ国防軍としては初の軍用4輪軽装甲偵察車であり、ホルヒ製のKfz.70大型兵員輸送車のシャーシを流用、かつ、全輪駆動および前輪駆動の切替が可能なセンターデフとデフロックを搭載して路外機動性を確保している。また、オープントップの銃塔を除き装甲板も全周に設置し、歩兵支援を目的とする装甲偵察中隊などが運用するのであれば十分な性能を有していた。
しかし、武装が7.92mm MG34機関銃のみのSd.Kfz.221は、20mm KwK30機関砲(または20mm KwK38機関砲)および7.92mm MG34機関銃を搭載するSd.Kfz.222に比べて非力であった。武装を28mm s.Pz.B.le.Fl.41重対戦車銃(le.Fl軽量砲架を装備したs.Pz.B.41重対戦車銃)を流用して換装した車両も存在したが、1940年には生産が終了したため生産数は伸びなかった。
小ネタ
拠点での弾薬補充が異様に早い。0発から60発までわずか7秒で補充される
A「軽装甲偵察車がお好き?結構。ではますます好きになりますよ。さあさあどうぞ。軽装甲偵察車のニューモデルです。…快適でしょ?んあぁ、仰らないで。銃塔がオープントップ。でも装甲なんて見かけだけで、夏は暑いし、あまり弾かないわ、すぐに抜かれるわ、ろくなことはない。弾薬もたっぷりありますよ。どんなクソエイムの人でも大丈夫。どうぞ撃ってみてください。…いい音でしょ?余裕の音だ、初速が違いますよ。」
B「一番気に入ってるのは…。」
A「なんです?」
B「BRだ。」
と、喜劇(?)で説明ができてしまうくらい、シンプルな車輛である。
外部リンク
コメント
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