フランス RankIV 中戦車 Panther "Dauphiné"
概要
1.91にて実装されたランク4プレミアム中戦車。
現時点でWTに実装されているパンターの中で、唯一の前期型パンターG。
車両情報(v2.7)
必要経費
車両購入費(GE) | 6,090 |
---|---|
乗員訓練費(SL) | 10,000 |
エキスパート化(SL) | 340,000 |
エース化(GE) | 890 |
エース化無料(RP) | 1,140,000 |
バックアップ(GE) | 200 |
デカール枠解放(RP) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 6.0 / 6.0 / 6.0 |
RP倍率 | 1.78 (+100%) |
SL倍率 | 1.8 / 2.8 / 3.2 |
最大修理費(SL) | 5,100 / 5,700 / 4,400 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 37.6 / 20.0 |
俯角/仰角(°) | -8/20 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 9.62⇒7.4 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 80 / 50 / 40 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 110 / 45 / 45 |
重量(t) | 44.8 |
エンジン出力(hp) | 1145 / 600 |
2,500rpm | |
最高速度(km/h) | 51 / 46 |
実測前進~後退速度(km/h) | 50 ~ -3 / 37 ~ -3 |
視界(%) | 125 |
乗員数(人) | 5 |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 75 mm KwK42 cannon | 82 |
機銃 | 7.92mm MG34 machine gun | 2700 |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
7.5cm KwK 42 L/70 | PzGr 39/42 | APCBC | 6.8 | 0.0289 | 935 | 192 | 188 | 173 | 156 | 140 | 126 |
Sprgr. 42 | HE | 5.74 | 0.725 | 700 | 11 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | *** | *** |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
弾薬開発1 | |||
II | サスペンション | *** | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
火砲調整 | |||
弾薬開発2 | |||
III | フィルター | *** | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
弾薬開発3 | |||
IV | 変速機 | *** | *** |
エンジン | |||
追加装甲 | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
前車両 | - |
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派生車両 | - |
オリジナル車両 | Pz.Kpfw.V Ausf.G |
次車両 | - |
解説
特徴
基本的にはAPCRが使えない代わりにBRが5.7に下がったパンターG型である。
【火力】
長砲身の75mm砲を搭載しており基本的に格上重戦車と正面から戦わない限りは貫通力に困らない。
APCRが使えないため場合によっては少しつらいかもしれない。
主力となるAPCBCは炸薬入りのため無炸薬の弾が基本のフランスツリーでは炸薬の有難みが身に染みてわかるだろう。とはいえ炸薬量は決して多くないため炸薬があるからといって慢心せずキチンと狙おう。
【防御】
主に軽装甲車両の多い中ランクフランスツリーにおいてその優れた防御力は際立っている。
車体正面は特に格下に対しては鉄壁の防御力を誇るが背側面や砲塔は薄く、格下にも抜かれるので注意しよう。
本家G型との違いとして防循に"アゴ"がないため殆ど起きないもののショットトラップの危険性が出ている。
【機動性】
エンジンが換装されA型よりパワーと最高速度が低下したG型がベースだが優秀な機動力であることに変わりはない。
後退の遅さや低速時の動作の重さにさえ気をつければ走攻守揃った優秀な中戦車として使えるだろう。
史実
WW2終結後フランスはドイツの支配から解放されたが、戦車技術の急速な進化から完全に取り残されており、機甲部隊の再建と新世代の国産戦車の開発が急務だった。
まずフランス陸軍は機甲部隊再建の一環として占領時代に自国内に造られたパンターの生産ラインを接収し再生産を開始した他、降伏したドイツ残存部隊から接収したパンターを再生して自国部隊に組み込んで運用した。
WTに実装された車両はG型の外見上の特徴である防循の"アゴ"がないが、これは生産途中から追加された物であり全てのG型に付いていたわけではない。
フランス陸軍での運用に際してフランス陸軍省軍事技術局戦車車両課によってパンターの詳細な調査が行われ、履帯と走行装置の脆さが特に重大な欠点として指摘された。実際に運用した部隊側でも上記の欠点に加えて足回りの整備性の悪さが指摘され評判はあまりよくなかったようだ。
フランス軍のパンターは1951年頃まで現役で運用され、退役後も1961年頃までパリ近郊で予備保管されていた。後に少数が武装を撤去して民間に払い下げられており、大型トラクターやクレーン車に改造された。
小ネタ
車両名にもなっているDauphin(ドーファン)とはフランス語でフランス王政時代の王太子を意味する。
パンターの設計は後に生まれるフランス国産戦車に大きな影響を与えた。
WTに実装されているいくつかの戦後フランス車両にもこの影響を見ることができる。特に顕著なのがエンジンデッキであり、パンターの面影を色濃く残している。
他にもパンターに搭載された7.5cm KwK 42 L/70を改良した75mm SA50 L/57がベストセラーとして世界中に輸出されたAMX-13の主砲となるなど皮肉にも、パンター、ひいてはドイツの技術が戦後フランスの戦車技術を支えたと言っても過言ではないのかもしれない。
パンター
ARL-44
AMX-50
外部リンク
コメント
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