アメリカ RankVII MBT ✡Merkava Mk.3D
残念ながらMk.3Dの大きな特徴である砲塔後部のチェーンカーテンは再現されていない
概要
2020年9月24日~10月5日に行われていたイベントWargame“Strategist”の上位報酬である機密文書3つと交換することによって入手できた車両。イスラエルMBTであるMerkavaに120mm砲を搭載した改良型である。
車両情報(v1.101)
必要経費
車両購入費(GE) | - |
---|---|
乗員訓練費(SL) | 300,000 |
エキスパート化(SL) | 1,060,000 |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 150 |
護符(GE) | 2,900 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 11.0 / 11.0 / 10.7 |
RP倍率 | 2.38 |
SL倍率 | 1.1/1.7 /2.1 |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 32.4⇒**.* / 20.2⇒**.* |
俯角/仰角(°) | -7/20 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 8.7⇒6.7 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 二軸/ *** |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 50 / 30 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 65 / 65 / 65 |
船体崩壊 | 無 |
重量(t) | 65.0 |
エンジン出力(hp) | 1,860⇒2,290 / 1,061⇒1,200 |
2,400rpm | |
最高速度(km/h) | 67 / 60 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
最大登坂能力(°) | ***⇒*** / ***⇒*** |
視界(%) | 107 |
乗員数(人) | 4 |
暗視装置
有無 | 種類 | |
---|---|---|
赤外線投光器 | 無 | - |
車長 | 有 | 赤外線 |
砲手 | 有 | 熱線(1) |
操縦手 | 有 | 赤外線 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 120 mm IMI MG251 cannon | 1 | 46 | ** |
機銃 | 12.7 mm M2HB machine gun | 1 | 900 | - |
機銃 | 7.62 mm FN MAG 60-40 machine gun | 3 | 9,450 | - |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
120 mm IMI MG251 | M325 | HEATFS | 13.5 | 2.15 | 1,140 | 480 | |||||
M339 | HE-TF | 17.0 | 3.66 | 900 | 65 | 63 | 60 | 58 | 53 | 50 | |
M322 | APFSDS | 4.3 | - | 1,705 | 589 | 586 | 577 | 565 | 553 | 516 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | *** | *** |
修理キット | *** | ||
砲塔駆動機構 | *** | ||
II | サスペンション | *** | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | *** | ||
砲火調整 | *** | ||
LWS/LR | |||
III | フィルター | *** | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
M322 | |||
IV | 変速機 | *** | *** |
エンジン | |||
エンジン発煙システム | |||
煙幕弾発射機 | |||
支援砲撃 | |||
NVD(暗視装置) |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
【火力】
なんと言ってもこの車両の目玉は火力だろう。
砲はMk.2までのL7ベースの105㎜砲からIMI社により設計された120㎜滑腔砲へと更新され、搭載するM332 APFSDSは10mで625㎜貫通という高い貫徹力を誇る。これは重装甲で有名なあのT-80Uの車体正面を打ち抜ける貫通力であり、その貫通力の異常さが分かる。
伊CL3143、瑞slpprj m/95と同時に砲弾長の調整により最大貫徹力が589mmに下方修正された。
ただ、装填速度が他国MBTに比べて若干遅く、即応弾を打ち尽くすとリロードが1秒伸びるため、即応弾の残弾数に気を遣い、装填速度を改善するためにエキスパート化は必須である。
メインで使うAPFSDSに埋もれがちだがHEもこれまた特徴的でありなんと時限信管がついている。これは測距した数値に応じて爆発距離が設定されるタイプの榴弾であり、測距しなければただの榴弾として使用できる。流石にソ連やスウェーデンの破砕榴弾や75式HSP等の大口径榴弾のように対戦車戦闘に使用するにはいささか爆薬量が足りないが、遠距離でホバリングしミサイルを飛ばしてくるヘリコプターに対しては十分な脅威となれる、レーダーに捕捉されていないからと胡坐をかいているヘリに120㎜の榴弾をぶち込んでやろう。(もっともヘリによってはLWSが搭載されており、回避行動をとられることが多いが)
砲手用スコープもIR(第一世代)使用可能かつ6.0x-12.0xの全画面式であり、かなり快適に砲撃できる。
【防御】
砲塔には複合装甲が施されたが、車体には複合装甲がないため、車体は簡単に貫通されてしまう。しかし本車両の特徴としてエンジンを車体前面に配置することにより乗員を保護できる。また車内には隔壁がいくつかあり、広いため生半可な貫徹力の砲弾でエンジンを貫通して搭乗員区画まで加害するのは困難である。また、X線画像を見るとわかるがメルカバの乗員配置はなかなか面白く、車長以外は砲塔のかなり深い位置に鎮座しており、弾薬庫の類が砲塔に一切存在しないため、「貫通しても有効なダメージがない」といったことが往々にして起こりうるしかし車長は大概気絶する。
前述したエンジンによる砲弾吸収により発火しやすいが、発火してもすぐに消火器を使用するのではなく、周りの安全を確認して発砲してきた敵の主砲を破壊するなりしてから消化すると生存しやすい。消火器1本と引き換えに反撃チャンスを貰えるのだ。しかし消火器の本数にも限りがあり、高貫徹の弾にはエンジンガードが通用しないこともあるので、当たり前ではあるが撃たれない立ち回り(狙撃)を徹底しよう。
【機動性】
メルカバMk.1Mk.2からエンジンも換装され、今までとはだいぶ改善された、、、とはいえまだまだもっさりしており、周りを走る西側G3MBT達と比べればやはり見劣りはしてしまうが、T72B3等より後退速度が速く、ソ連のT72系列程劣悪ではない。また停止時の旋回性能がとても良い。
総じて陣地転換やハルダウン、撤退の際に不満は出ない程度の機動力はある。
史実
メルカバ(ヘブライ語: מרכבה)は、イスラエルが開発した第3および第3.5世代主力戦車のシリーズである。イスラエル国防軍で運用され、イスラエルの特殊な事情を色濃く反映した設計となっている。
過去の戦訓から、メルカバは乗員の生存性を第一に設計されている。その思想が端的に現れているのはエンジンの搭載位置である。各国のほとんどの戦車がエンジンを後部に配置しているのに対し、メルカバではエンジンが前部に配置されており、被弾時に走行不能になる可能性が上がる代わりに、エンジンへの被弾が遮蔽効果となり、結果として装甲の一部として機能する事で防御力の向上を図っている。他に燃料や各種装備など車内のあらゆる物が乗員と弾薬に対する防護として働く様に配置されている。
メルカバMk.3はそうしたメルカバシリーズの三番目であり、メルカバMk.2の部隊配備が始まった1983年に開発が始まり、1989年から生産が開始されている。
Mk.2が基本的にMk.1の基本構造をそのままに各部の改良に留まったのに対して、Mk.3はコンセプトは維持しながら各部が設計しなおされており、車体と砲塔どちらもが以前の型よりも延長されている。
メルカバMk.3Dは1990年代末ごろに登場した、砲塔の左右側面に楔形断面の大きな追加装甲モジュールを装着したバリエーションで、正式には「メルカヴァMk.IIIDor-Dalet(ドル・ダレット)」と言われるものである。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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- ? -- 2020-10-06 (火) 04:20:29