ドイツ RankIII 軽巡洋艦 KMS Emden(1944)/エムデン(1944年型)
概要
ver1.83にて実装されたドイツ海ランク3の軽巡洋艦。
巡洋艦ツリーで序盤に開発できるがドイツ軽巡洋艦の中ではトップクラスの装甲である。
艦艇情報(v2.1)
必要経費
必要研究値(RP) | 36,000 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 140,000 |
乗員訓練費(SL) | 39,000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 5.0 / 5.0 |
RP倍率 | 1.48 |
SL倍率 | 2.3 / 3.0 |
最大修理費(SL) | 730⇒*** / 520⇒*** |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | 40 / 50 / 20 |
主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 10 / 8 / 0 |
船体 | 鋼, 20 mm |
上部構造物 | 鋼, 8 mm |
排水量(t) | 6990 |
最高速度(km/h) | 47⇒*** / 47⇒*** |
乗員数(人) | 582 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 15 cm/48 KC/36 cannon | 単装 | 8 | 960 | 1 |
副砲 | 10.6 cm SK C/32 cannon | 単装 | 3 | 300 | 1 |
対空砲 | 4 cm Bofors Flak 28 cannon | 単装 | 2 | 4000 | - |
2 cm/65 Flakzwilling 38 automatic cannon | 連装 | 6 | 24000 | - | |
2 cm/65 Flakvierling 38 automatic cannon | 四連装 | 2 | 16000 |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
15 cm/48 KC/36 | 15 cm Sprg. L/4.5 Kz (m.Hb) | HE | 45.5 | 3910 | 835 | - | 37 | |||||
15 cm Spgr. L/4.4 Bdz (m.Hb) | SAPBC | 45.5 | 3320 | 960 | 5 | 141 | 122 | 102 | 88 | 79 | 67 | |
15 cm Spgr. L/4.5 Zt.Z | HE-TF | 44.8 | 3910 | 835 | - | 37 |
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
10.5 cm SK C/32 | 10.5 cm Sprgr. L/4.4 Kpf.Z | HE | 15.1 | 1550 | 900 | - | 20 | |||||
10.5 cm Sprgr/ L/4.4 Bd.Z | HE with base fuse | 15.1 | 1550 | 900 | 3 | 50 | 42 | 33 | 28 | 25 | 21 | |
10.5 cm Sprgr. L/4.4 Zt.Z | HE-TF | 15.1 | 1550 | 900 | - | 20 |
小口径砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
10.5 cm SK C/32 | 10.5 cm Sprgr. L/4.4 Kpf.Z | HE | 15.1 | 1550 | 900 | - | 20 | |||||
10.5 cm Sprgr/ L/4.4 Bd.Z | HE with base fuse | 15.1 | 1550 | 900 | 3 | 50 | 42 | 33 | 28 | 25 | 21 | |
10.5 cm Sprgr. L/4.4 Zt.Z | HE-TF | 15.1 | 1550 | 900 | - | 20 |
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
4 cm Bofors Flak 28 | 既定 | HEF-T* | 3 |
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
2 cm/65 C/30 C/38 | 既定 | AP-T/AP/HEF-T/HEF | 36 | 34 | 28 | 23 | 20 | 17 |
追加武装*2
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 533 mm G7a torpedo | 4 | 50 | - |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
533 mm G7a | 1528 | 358.4 | 81⇒56 | 6⇒14 |
カモフラージュ
研究ツリー
前艦艇 | SMS Elbing |
---|---|
次艦艇 | Nurnberg |
解説
特徴
最初に開発できる巡洋艦としては標準的な主砲火力を持つ。
しかし対空性能や装甲は最初の巡洋艦とは思えないほど高性能だ。
…その代償なのかRBの修理費はお高めとなっている。
--加筆求む--
【火力】
BR4.7駆逐艦のType 1936A (Mob)と同型の152mm45口径砲を単装砲として8門搭載する。
ただし配置上一度に斉射可能な門数は最大6門である。
弾種はType 1936A (Mob)でも使える榴弾・弾底信管榴弾・時限信管榴弾に加え徹甲榴弾も選択できるようになった。
この徹甲榴弾、なぜか45口径砲から撃ち出しているのに格上艦が持つ60口径砲の徹甲榴弾と同性能である。
アップデートにより60口径砲弾より貫徹力が下がった。
対空性能も非常に優秀。
初速や精度に優れ高性能な105mm砲を3門搭載し単装ボフォース40mm機関砲も2門搭載、中~遠距離も隙がない。
近距離用としては連装20mm6門と4連装20mm2門、合計20門もの20mm機関砲を備えまさにハリネズミである。
【防御】
極めて堅牢。舷側の50mm装甲に加え内部に傾斜した40mmの装甲を持つ、
この装甲形式こそドイツ艦に多用されるタートルバック装甲、二重の守りと傾斜は極めて高い生存性をもたらす。
弾薬庫や機関などの重要モジュールは全てこの装甲内に収まっている。
更に艦橋モジュールにも厚さ100mmの装甲が張られている(若干装甲からはみ出ているが)、
艦橋モジュールは被害を受けると操艦不能になってしまうため装甲化されていると安心感がある。
ただし主砲の装甲は20mmと榴弾の破片よけ程度、幸い分散配置されてるので一気に破壊される事は無い。
【機動性】
重装甲のためか最高速度は遅めとなっている。
史実
エムデンはドイツ海軍が建造した軽巡洋艦である。同型艦は無い。
戦間期のドイツ海軍(ライヒスマリーネ)はヴェルサイユ条約によって厳しい軍備制限が行われており、新規の建造は既存老朽艦の更新に限る事とされ、またその場合の排水量及び備砲口径にも制限が課せられていた。
旧式の小型巡洋艦<ニオベ>*3の代艦として、その排水量制限の中で計画されたのが本艦である。
排水量を有効活用する軽量化と建艦技術の維持のため、当時の新技術である電気溶接が多用された。
1921年に起工されたが、ドイツの軍備を監視していた連合国の横槍が度々入るなどして遅延し、1925年に就役した。
戦間期には練習艦として使われ、航続距離に不安がありながらも遠洋練習航海ではるばる日本にまでやって来ている。
1931年の来日時には日本の<加古>と交換見学会を開き、1937年の時には艦長が皇居に招かれたりしている。
第二次大戦が始まるとやや旧式となっていたエムデンもヴェーザー演習作戦やバルト海方面で活動した。
ただし練習艦としての運用が比較的多かったらしい。1939年にはイギリス軍の爆撃機の空襲を受けて損傷している。
エムデンの最後の活躍となったのは1945年1月から始まった東プロイセンの戦いの中で、ソ連軍によってドイツ本土から切り離された東プロイセンに孤立した軍民のドイツ人たちを本国へと避難させる「ハンニバル作戦」であった。
この作戦は残存ドイツ海軍の総力を挙げて行われ、1945年4月までの間に200万人以上を脱出させることに成功した。
そのハンニバル作戦中の4月9日から10日にかけて、キール軍港にイギリス軍爆撃機隊の大空襲が行われる。
この空襲で重巡<アドミラル・シェーア>が大破転覆、ドック内の<アドミラル・ヒッパー>も被弾。そしてエムデンもまたこの攻撃で被弾し大破。浸水がひどくなり、数日後には着底した。
もはや浮揚修理する余裕もなく、そのまま4月26日に除籍。5月3日には鹵獲を防ぐための爆破処理が行われ、戦後になってからスクラップとして解体された。
エムデンの名はドイツ海軍を象徴する艦名の一つであり、第一次大戦でその名を不朽のものとした初代エムデン、その名を継いだがスカパ・フローで自沈した二代目エムデンについでこの艦が三代目である。更に戦後にはケルン級フリゲートとブレーメン級フリゲートで1隻づつがエムデンの名を継いでいる。
ちなみに、本艦が置き換えた<ニオベ>はその後ユーゴスラビア海軍に売却され練習艦となっていたが、第二次大戦でイタリア軍に捕獲され、更にイタリアが降伏したのちなんとドイツ軍に戻ってきた。その後クロアチア海軍に譲渡され、アドリア海でイギリスの魚雷艇と交戦し沈没した。
エムデン級軽巡洋艦 | ||
---|---|---|
1 | Emden | - |
小ネタ
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外部リンク
コメント
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- 駆逐艦虐めるのたのしい…タノシイ…。そして航空機へ弾幕張る機関砲群が格好良くて癖になる。もっと副砲対空砲マシマシの大型艦はよきてくれ -- 2018-11-03 (土) 22:55:45