スウェーデン RankVI ジェット戦闘機 J32B Lansen
概要
Ver1.95”Northern Wind”で実装されたRankVIジェット戦闘機。
30mm機関砲や空対空ミサイル、またスウェーデンツリーでは初となるレーダーを備えた、全天候複座戦闘機である。
サーブ32シリーズは戦闘機型の本機のほか、対地・対艦攻撃機型のA32Aも実装されている。
長い懲役の末*12021年2月のBR改正でBRが9.7へと下がった。現9.7はMiG-21やF-104等超音速機がひしめき合う環境だが、上昇力を活かして立ち回れば活躍は見込めるだろう。
機体情報(v2.3)
必要経費
必要研究値(RP) | 390,000 |
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機体購入費(SL) | 1,000,000 |
乗員訓練費(SL) | 290,000 |
エキスパート化(SL) | 1,000,000 |
エース化(GE) | 2,400 |
エース化無料(RP) | 1,080,000 |
バックアップ(GE) | 20 |
護符(GE) | 2,600 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 9.7 / 9.7/ 9.7 |
RP倍率 | 2.2 |
SL倍率 | 1.0 / 2.1 / 5.8 |
最大修理費(SL) | 8,300⇒11,055 / 18,000⇒23,976 / 7,000⇒9,324 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 1133⇒1148 / 1128⇒1140 |
(海面高度時) | |
最高高度(m) | 12500 |
旋回時間(秒) | 34.4⇒33.6 / 34.6⇒34.0 |
上昇速度(m/s) | 84.7⇒119.5 / 78.6⇒101.0 |
離陸滑走距離(m) | 900 |
離陸推力(kgf) | 6520⇒7110 / 6470⇒6810 |
毎秒射撃量(kg/s) | 24.31 |
燃料量(分) | min8 / 20 / max26 |
限界速度(IAS) | 1160km/h |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)550km/h, (離陸)450km/h, (着陸)320km/h |
主翼耐久度 | -5G ~ 11G |
レーダー
分類 | 有無 | 距離 (km) |
---|---|---|
索敵レーダー | 〇 | 9/30/90 |
測距レーダー | × | *** |
追跡レーダー | 〇 | 5.00 |
火器管制装置 | × | *** |
敵味方識別装置 | 〇 | *** |
捜索中追尾 | 〇 | *** |
レーダー警報装置 | × | - |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
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通常/ステルス | |||||
機関砲 | 30mm Akan m/55 | 4 | 360 | 機首 | 570/860 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | 費用(SL) | ||
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10m | 500m | 1000m | ||||
30 mm Akan m/55 | 既定 | AP/HEI-T | 47 | 30 | 27 | - |
空中目標 | HEF-I/HEFI-T | 3 | 3 | 3 | *** | |
地上目標 | AP/HEI-T/AP | 47 | 30 | 27 | ||
ステルス | AP/HEF-I | 47 | 30 | 27 | *** |
追加武装
分 類 | 名称 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*2 | ||
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最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
R | m/57B | 38 | -2.9/-2.9 | -8.5/-8.5 | +0.3/+0.3 | 760 | m/57 | 重量266kg |
AAM | Rb24 | 4 | -5.0/-5.0 | -12.9/-12.9 | +0.3/+0.3 | 80 | Rb24 | 重量280kg |
AAM & R | Rb24 | 2 | -5.0/-5.0 | -14.6/-14.6 | +0.5/+0.5 | 800 | m/57 Rb24 | |
m/57B | 38 | 合計搭載量 406kg |
ロケット
名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 弾道最高速度 (m/s) | 誘導 システム | 射程 (km) | 貫徹力(mm) | 購入費用 (SL) | |||||
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||||
m/57B | ASM | 7 | 1.2 | 750 | 無誘導 | - | 16 | - |
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ミサイル
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 誘導 システム | 射程 (km) | 最大過負荷 (G) |
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RB24 | 72 | 7.62 | 1000 | 自動, IR, 後方 | 4.00 | 10 |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
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I | 胴体修理 | 50,000 | 87,000 |
30mm弾薬ベルト | |||
II | 新しいブースター | 37,000 | 64,000 |
機体 | |||
m/57ロケット弾 | |||
III | 主翼修理 | 42,000 | 73,000 |
エンジン | |||
新しい30mm機関砲 | |||
IV | 耐Gスーツ | 54,000 | 94,000 |
カバー交換 | |||
Rb24空対空ミサイル |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
索敵・追跡レーダーを備える複座機ということもあり、単発機としては大柄かつ重量級の機体である。F-86/CL-13、G.91、MiGシリーズといった小柄な機体には運動性では歯が立たないが、代わりにアフターバーナー付きの強力なエンジンを装備しており、加速力と上昇力ではこちらが優位に立てる。上下方向の直線的な機動を軸とした、重戦闘機的な立ち回りがメインになるだろう。
武装は機首に30mm Akan m/55リボルバーカノンを4門装備するほか、追加で75mm対空ロケットポッドとRb24(AIM-9B)を開発できる。AAM4発と30mm4門の重武装を併せ持つ機体は、J32Bの他にはジャベリンとIDFボートゥールぐらいのものであり、本機はそのボートゥールなどの高速爆撃機に対しても強力なカウンターとなる。逆に本機の脅威となるのは、空中スポーンかつAIM-9Jを備えるA-7D、9.7にして超音速かつAIM-9Eを4発装備可能なF-100D、そして隔離無き今度々マッチしてしまうBR10以上の面々などだろうか。
水平での音速突破こそ出来ないものの、総じて速度と武装に秀でた機体である。ランセン(槍)の愛称に恥じぬ加速と上昇で、敵機を貫くかの如く自慢の火力を叩き込もう。
なお、爆弾などの対地武装は一切ない。対地したい人は隣のA32Aに乗りましょう。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
「SAAB 32」は、サーブ社がスウェーデン空軍向けに開発・製造したジェット軍用機。愛称はスウェーデン語で槍を意味する"Lansen"。
攻撃機型のA32A、戦闘機型のJ32B、偵察機型のS32Cが製造され、後に一部の機体は標的曳航機J32D、電子戦機J32Eに改造された。総生産数は450機。
1948年、当時スウェーデン空軍で運用されていたB18/S18、J21R/A21R、J30(モスキート)を置き換える新型機「P1150」の計画がスタートした。スウェーデン空軍がP1150に求める要件は厳しいもので、同国の2000kmに及ぶ長大な海岸線のあらゆる場所に、昼夜・天候を問わず1時間以内に到達し任務を遂行しうることとされた。
サーブ社はいくつもの機体デザインを検討し、最終的にP1150は主翼後退角35°で低翼配置の単発ジェット機となった。全天候運用能力が要求された結果、捜索レーダーなど高度な電子機器を搭載し、そのオペレーターを搭乗させるためコックピットはタンデム複座とされた。機体の基本的なデザインは、第二次大戦後にメッサーシュミット社の技術者がスイスへ持ち出していたP.1101、P.1110、P.1111およびP.1112の図面が参考にされたと言われている。また、機体設計にコンピュータが用いられた最初の航空機の一つでもあり、主翼の強度計算にはスウェーデン初の真空管式コンピュータ「BESK」が用いられた。当初は国産のSTAL Dovernターボジェットエンジンを搭載する予定だったが、同エンジンの開発遅延や技術的問題により、ロールスロイス・エイヴォンRA.3/Mk.109のライセンス生産品であるRM5が搭載された。エンジンの整備や交換を容易にするため、胴体後部は丸ごと分離できるようになっていた。
P1150試作機の初飛行は1952年11月3日に実施され、主翼前縁スロットの廃止や高AoA時の気流を改善する小型フェンス追加などの改修を経て、1955年に最初の量産機がA32Aとしてスウェーデン空軍に引き渡された。A32Aの製造は1958年半ばまで続き、その後の量産はJ32BとS32Cに切り替えられ、1960年に製造を終了した。
サーブ32はスウェーデン空軍初の複座ジェット機で、初のレーダー搭載機であったほか、緩降下で音速を突破した初のスウェーデン製航空機であった。
J32Bはサーブ32シリーズで2番目の量産型である。新型の航法装置と火器管制装置を搭載し、対空兵装として75mm無誘導ロケット弾m/57とAIM-9Bのライセンス生産品Rb24の運用能力を付与、また固定武装を30mm ADENのライセンス生産品m/55に換装、さらにエンジンもこれまたエイヴォンMk.300のライセンス生産品RM6Aに換装している。A32AのRM5A2エンジンはアフターバーナー使用時に46kNの推力を発揮したが、J32BのRM6Aはアフターバーナー不使用でそれを上回る48kNの推力を生み、バーナーに点火すれば実に67kNもの推力をもたらした。
最初のJ32Bは1957年1月に初飛行し、1958年から1960年にかけて118機が製造された。J32Bはスウェーデン空軍の4個航空団で運用されたが、サーブ35に更新される形で1967~70年頃にかけて戦闘機としては現役から退いた。J32Bのうち6機がJ32Dに、12機がJ32Eに改造され、これらは1990年代後半まで現役だったとされる。
また、「スウェーデン空軍ヒストリックフライト(SwAFHF)」が動態保存している2機のJ32Bは、スウェーデン民間航空局の機体記号「SE-RMD」「SE-RME」を取得し、現在も飛行可能である。
--加筆求む--
小ネタ
操縦機構は後席にも用意されているため、前席のパイロットが気絶した状態でも飛行可能。
と言っても、大口径機関砲やミサイルが飛び交う高速ジェット戦場で前の人だけがやられるという状況は滅多にないのだが。
外部リンク
コメント
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