J22-B

Last-modified: 2023-03-02 (木) 20:16:33

スウェーデン Rank III 戦闘機 J22-B

J22-BTOP1.jpg

概要

FFVS(航空庁国立工場) J22-Bはver1.95にて追加されたスウェーデンのランクIII戦闘機。
ランクをひとつ跨いで配置された、J22-A戦闘機の武装強化版。
強力な13.2mm機関砲が2門、8mm機銃を置換する形で追加装備されており、凶悪な火力を発揮する。

機体情報(v2.5.1.56)

必要経費

必要研究値(RP)18,000
機体購入費(SL)77,000
乗員訓練費(SL)22,000
エキスパート化(SL)77,000
エース化(GE)400
エース化無料(RP)280,000
バックアップ(GE)40
護符(GE)980

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング4.0 / 3.7 / 2.3
RP倍率1.36
SL倍率0.7 / 1.9 / 2.1
最大修理費(SL)2,320⇒2,913 / 5,800⇒7,284 / 6,400⇒8,038

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)538⇒585 / 520⇒560
(高度4,300m時)
最高高度(m)9,000
旋回時間(秒)22.1⇒19.9 / 23.0⇒21.0
上昇速度(m/s)7.4⇒14.5 / 7.4⇒10.5
離陸滑走距離(m)330
エンジン型式SFA STWC3
最大出力(hp)***⇒1020 / ***⇒900
離陸出力(hp)***⇒1171 / ***⇒1050
毎秒射撃量(kg/s)3.35
燃料量(分)min:17 / 20 / 30 / 45 / 60 / max:62
限界速度(IAS)670 km/h
降着脚破損速度(IAS)270 km/s
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)487 km/h, (離陸)444 km/h, (着陸)225km/h
主翼耐久度-6G ~ 9G

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所購入費用(SL)
通常/ステルス
機銃13.2mm
Akan m/39
41000翼内120/190

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
13.2 mm
Akan m/39
既定HEF-T/AP2121171066
地上目標HEF-T/
AP/AP/AP
空中目標HEF-T/HEF-T/
AP/HEF-T
ステルスAP/AP/AP2121171011

追加武装

追加武装:無し

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I胴体修理******
ラジエーター
13mm弾薬ベルト
IIコンプレッサー******
機体
III主翼修理******
エンジン
新しい13mm機関銃
IVインジェクター交換******
カバー交換

カモフラージュ

無し
△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前機体J22-A
次機体J21A-1
 
 

解説

特徴

J22-Aの時点で強力だった武装が更に強化され、このBR帯ではトップクラスの火力を誇っている。
反面、エンジンは据え置きであるために機体性能は低下しており、運動性には影響があまり出ていないものの、上昇率、加速力がやや悪化している。そのため、他国の運動性・機動性に優れる機体を相手にした場合はドッグファイトになる前に撃墜するか離脱するかしなくてはならない。
油断して旋回したが最後、たちまちエネルギーを失い落とされてしまうだろう。

なお、J22-Aからランクが一つ上がったため、開発・改修に必要なRPと搭乗員訓練費が大幅に増えている。

立ち回り

【アーケードバトル】
--加筆求む--

 

【リアリスティックバトル】

空RBについて

基本的に相手の上は取れないので、どうしても受け身の形で戦うことが多くなる。悠長に迂回上昇をするよりは、最前列から一歩引き、ヘッドオンやカウンター、横槍などを多用し迅速に敵機数を減らして優位を確立、最終的には数の暴力で押し切って行くという方向で歩を進めると良い。

エンジン出力が低く、翼面荷重もやや高い上に550km/h(IAS)から舵ロックが発生するため、格闘戦・一撃離脱ともにやや不向き。敵と戦う際は、援護を受けられるように必ず多対一や多対多の状況に持ち込んでから空戦を始めよう。
格闘戦が不向きと書いたが、空戦とドッグファイトは切っても切っても切れないもの。この機体でも敵機と取っ組み合う必要は必ず出てくるのだが、その場合の対処法は2つある。

1つ目は諦めること。
この機体の性能では諦めざるを得ない状況が他の機体に比べてとても多いのだ。言葉では表しにくいのでこの場で挙げ連ねるのは控えておくが、ときには諦めも肝心だと言うことも心に留めておいてもらいたい。
2つ目は僅かなチャンスに賭けてドッグファイトを始めること。
基本はこちらである。彼我の状況や性能差で対応は変わってくるが、目指すべき目標は同じで、"一瞬でも射線が通ればそれで良い''。つまり本機の火力を以てすれば、時間を掛けて少しずつ優位に傾けさせて行くよりも一回だけの射撃機会を得られればそれで良いということだ。もっとも、それが簡単にできないのが本機なのだが…。

総評としては、火力以外の全てをかなぐり捨てた機体と言える。とても極端な機体であるため、扱いやすいか、扱いにくいかと言った評価は、個々人のプレイスタイルや得意不得意に依って決まるだろう。

 

【シミュレーターバトル】
--加筆求む--

史実

J22-B(J22-2)はFFVS製J22戦闘機のタイプの一つで、13.2mm機関銃を4丁搭載していた。
J22の総生産数198機のうち、B型は55機製造されている。

--加筆求む--

小ネタ

Akan m/39 13.2mm機関砲

1930年代になると、航空機の構造は既存の羽布張りからジュラルミンを多用する全金属製が主流となり、軍用機の武装選定はそれまでの事実上の標準武装であった7.7mm機銃から破壊力に富む中~大口径へとシフトしていく流れとなった。
しかし、当時そのような武装は航空機に搭載するには不向きなものが多く、新規に開発するか陸軍の軽対空砲などを改造する必要があったのだが、折しも世界恐慌の後、そのようなことに割くリソースなど(一部の国を除いて)到底残っておらず、各国ともその場しのぎのように他国の既存製品の輸入を検討するようになった。
1933年、スウェーデンもまた航空機武装の強化を計画しており、ボーフォース社に新たな20mm航空機関砲の開発を依頼して1937年にテストしたのだが、400RPMを下回る発射速度、装弾数に不安の残るドラムマガジンなど航空機用の武装としてはとても適さないものであったために採用しなかった。
ボーフォースはこの機関砲の改良に注力するものの、当時ポーランドとドイツの間で戦争勃発の機運が高まっており、可及的速やかに新規武装を調達する必要にあったスウェーデンは海外の市場に目を向け始める。
候補に上がったのはマドセン20mm機関砲やH.S.404 20mm機関砲だったが、いずれも航空機関砲として運用するにはそのための改良が必要であり、H.S.404についてはさらに高価であるという問題もつきまとった。
そのため、暫定的に選ばれたのは中口径機関銃、つまり50口径や13.2mmといったもの。
1938年当時、スウェーデンはM2ブローニングやBreda-SAFAT 12.7mmを採用することもできたが、同年終わりにFN社がM.1939機関銃の販売を開始するや否や、スウェーデンはすぐさま同社に契約を持ちかけた。
M.1939機関銃はFN社がM2機関銃を発展させたもので、標準発射速度は1080発/分、重量は26.7kgまでに軽量化されており(それでも重い部類だが)、当時としては高性能な航空機関銃だった。
13.2x99mm弾と12.7x99mm弾をそれぞれ使用する2つのモデルがあり、スウェーデンは本銃専用の破砕曳光榴弾を使用できる13.2mmのタイプを採用している。
この榴弾は当時の最先端技術を用いて製造された、超高感度の信管と破壊力、安全性を併せ持つ、ベルギーらしい精巧な弾薬で、射撃テストでは羽布張りの箇所は容易く引き裂かれ、ジュラルミンで覆われた主翼や胴体には60cm大の射出口を残し、さらにはエンジンなどの機器にも確実な損傷を与えることができたという。
航空機関砲の榴弾でよく問題となる腔発に対しては、発射後に銃口から一定距離を飛翔したところで信管を作動させるという凝った機構を組み込むことで発生確率を劇的に低減することに成功したという。
FN社の売り文句を信用するならば、厚さ僅か1mmの薄紙で起爆する信管を装備しているため、小型の機体(J8Aのような複葉機か?)ならば一発で撃破することができる…らしい。
正直なところ、実際の運用の中で下された評価なのかFN社の宣伝なのか判断が付かないような怪しい話が多いため、「そんな感じの代物だった」とふんわり捉える方が良いかもしれない。
ライセンス生産という形で契約が結ばれ、40年春には準備が整い、スウェーデンからFN社へ検査のために人員が送られる手はずだったのだが、同時期になるとドイツのベルギー侵攻の可能性が無視できなくなり、急遽海路により材料や図面が輸送され、瑞国内にある国防装備庁で検査を完了した。
生産されたM.1939は13.2mm m/39機関砲として1940年から運用を開始し、1943年以降に配備された瑞国産機に集中的に装備された。(瑞空軍の命名規則として、榴弾を発射できるものは口径を問わず機関砲と呼ばれる。)
1945年にJ26(P-51D)がスウェーデンに配備された際には搭載されている機銃を本銃に換装することもできたのだが、その頃には既にWW2は終結しており、12.7x99mm弾との僅かな威力差など最早瑣末事も同然で、瑞空軍自体も新型20mm機関砲の開発に専念していたために実現しなかった。
それに伴い既存の中口径は安価で容易に入手できる12.7x99mm弾に限定されることとなり、m/39も13.2mm版から12.7mm版へ改造され、同時に銃身寿命を延長するために発射速度を若干落とされている。
(J21RA,RBの機銃が退化12.7mmになっているのはこのため。)
その後は射撃訓練用の武装として用いられ、ビゲンが2000年代初頭に退役するまでの約60年間、スウェーデン空軍と共に在り続けた。


この機体の武装はすべて機体に収納されているが、機銃の弾倉が、機銃から機体の外側に向けてついている。翼が途中で折れると、機銃の少し外側で折れるので機銃自体は残るが、この状態では射撃することができない。つまり、翼が折れるとたちまち戦闘ができなくなるということである。


--加筆求む--

外部リンク

 

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コメント

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  • この機体が強いと思ってる人は回避機動があまり上手くない人か立ち回りがガバガバな人だと思う。RBは知らないけどABでこいつ居ても脅威だと思ったことは1度もない 機体性能で殴るだけ -- 2020-04-04 (土) 15:35:14