J21A-1

Last-modified: 2023-07-27 (木) 09:57:28

スウェーデン Rank III 戦闘機 J21A-1

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概要

スウェーデンのランクIII戦闘機で、サーブ21の初期生産型。
前大戦中唯一成功したといっても過言ではない双胴・推進式。その恩恵で機首に集中配備された武装は強力である。一方で当ゲームでは平均以下の上昇力、エンジン加熱の激しさと、冷却効率の悪さでエンジン温度が上がりやすい。スピットファイアと同じようにエンジン管理には気をつけよう。
 

機体情報(v1.93)

必要経費

必要研究値(RP)26000
機体購入費(SL)100000
乗員訓練費(SL)29000
エキスパート化(SL)100000
エース化(GE)500
エース化無料(RP)320000
バックアップ(GE)40
護符(GE)1100

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング5.3 / 4.0 / 3.3
RP倍率1.42
SL倍率0.9 / 3.0 / 3.0
最大修理費(SL)1800⇒2358 / 4800⇒6105 / 4200⇒5342

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)616⇒666 / 599⇒640
(高度4300m時)
最高高度(m)10800
旋回時間(秒)21.0⇒19.0 / 21.9⇒20.0
上昇速度(m/s)12.6⇒19.0 / 12.6⇒15.5
離陸滑走距離(m)300
最大出力(hp)1194⇒1445 / 1181⇒1305
離陸出力(hp)1339⇒1590 / 1326⇒1450
毎秒射撃量(kg/s)4.78
燃料量(分)min22 / 30 / 45 / 60 / max75
限界速度(IAS)683 km/h
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)460 km/h, (離陸)460 km/h, (着陸)325 km/h
着陸脚破損速度(IAS)325 km/h
主翼耐久度-5G ~ 11G

レーダー

なし

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所購入費用(SL)
通常/ステルス
機銃13.2 mm
Akan m/39A
41350機首・翼内290/430
機関砲20 mm
Akan m/41A
1140機首80

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
13.2 mm
Akan m/39A
既定HEF-T/AP2121171066
地上目標HEF-T/
AP/AP/AP
空中目標HEF-T/HEF-T/
AP/HEF-T
ステルスAP/AP/AP2121171011
 
武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
20 mm
Akan m/41A
既定HEF-T/AP-T/
HEF-T/AP-T
2523171482
地上目標AP-T/AP-T/
AP-T/HEF-T
空中目標HEFI-T/
HEFI-T/
HEFI-T/AP-T

追加武装

追加武装:無し

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I胴体修理***3900
ラジエーター
20 mm弾薬ベルト
IIコンプレッサー******
機体
13 mm弾薬ベルト
III主翼修理******
エンジン
新しい20 mm機関砲
IVインジェクター交換2900***
カバー交換
新しい13 mm機関銃

カモフラージュ

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説明標準カモフラージュ
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条件
説明

研究ツリー

前機体J22-B
次機体J21A-2
 
 

解説

特徴

マーチンベーカー社製の射出座席を装備した双胴・推進式機で機体形状から特性、武装に至るまでかなり個性の強い機体である。
武装はJ22-Bから引き続き13.2mm機銃を4門と新たに20mm Akan m/41A機関砲を1門装備。配置は機首に20mm1門と13.2mmを2門、主翼の胴体部に近い位置に13.2mmが各1門ずつと火力を集中させやすい配置になっている。主翼の機銃が交差距離でいい感じにばらけてくれるので威嚇のつもりで撃ったものが命中してくれたりもする。
飛行性能は可もなく不可もなしといったところ。Bf109シリーズ並びに枢軸側の優秀な戦闘機の心臓部として名高いDB605を搭載しているが最高速や上昇速度に関しては平凡そのもの、ロール速度や縦横の旋回もそこそこ程度のものであり敵の背後を取り続ける様なことは出来ない。
優秀な武装配置を活かすためにも主流にすべき戦法は一撃離脱に尽きる。火力に任せてヘッドオンをしたくなるだろうが機首部分の防弾設備が優れているわけではないのでまだ距離が遠いうちに適当にばら撒いて回避に移った方が無難である。
 

立ち回り

【アーケードバトル】
機首に集中した武装配置のおかげで戦闘機だろうが爆撃機であろうが火力に任せて撃墜できるのが強み。ただ20mmと13.2mmでは弾道弾速が全く違うので両者を同時に命中させるのはほぼ無理だと考えて良い。13.2mmが優秀すぎるので搭載弾数の少ない20mmはほぼオマケである。
BRと比較して上昇速度は低い部類に入る、高度優位を取る場合は自軍スポーン付近で高度を稼いでから戦闘が繰り広げられている空域に向かった方がいいだろう。上さえ取ってしまえば後は好きなように料理できるので時間を掛ける価値はある。
--加筆求む--

 

【リアリスティックバトル】
ABでは比類なき火力によって大暴れも可能な本機だがRBにおいては深刻な欠点を2点抱えている。

1.MEC必須の冷却効率

1点目は無視が出来ないレベルのエンジンの過熱。MECを行わない状態でWEPを焚き続けた場合飛行場から離陸した時点で既にエンジンがオーバーヒート寸前の温度にまで達している。MECを行って温度を安定させる場合でもラジエーター100%/プロペラピッチ75%まで調整してやらないとオーバーヒートの心配がいらない温度で安定してくれない、という冷却効率の悪い推進式と爆熱のDB605の最悪の相性を体験することになる。無論この状態での上昇速度は既に低かった本機の上昇速度をさらに下回ることになるため迂回上昇でもかなりの時間を要する。MECで操作できるのがラジエーターとプロペラピッチの2つのみで過給機の変速や燃料混合比はいじらずに済むのは不幸中の幸いか。

2.限界速度

2点目は単発戦闘機としては低すぎる限界速度。一撃離脱に向いた機体にも拘らずたったの683km/hで損壊するので下方の敵機に対して急降下するのにも速度計を気にしながら慎重に行う必要がある。限界速度ギリギリで引き起こしたいところだが640km/hを超え出すともはやロール以外の操作は舵が受け付けなくなるほど重くなるため、実際に出しても問題のない速度はもっと低いものになる。一応エンジン出力を0%、プロペラピッチは100%にしてから降下すればプロペラの抵抗が増えて降下加速が緩やかになる。ただしその後出力を戻すときにプロペラピッチも戻すのを忘れないこと、そのままにしておくとエンジンが熱にやられてしまう。
また逆に敵機に追いかけられたりした場合にも降下して速度で引き剥がすことができないのも難点、推進式という配置故に後方に積んでいるエンジンが敵弾の被害に遭うため余計に逃げられなくなる。
立ち回りの時点で敵に後ろを取られないように立ち回りたい。

問題点として挙げるべきか悩む点としてはスウェーデンという国籍のマッチング。野良でのプレイ時は枢軸側にも連合側にも為り得るので毎度どの機体が敵か味方なのかもマッチングするまでは完全に分からない。
総じて、火力という1点のメリットと引き換えに様々な操作と立ち回りを要求される機体である。労働量に見合うだけの機体と思えるかはプレイヤー次第。
--加筆求む--

 

【シミュレーターバトル】
まずスポーンして驚くのが照準器の位置である。計器盤の上に設置してあるのが一般的だが、本機は風防の枠から吊り下げられるように設置されている。さらに真ん中ではなく右に寄っているので、デフォルトの視点位置がかなり右上に寄った状態から始まる。この状態だと離着陸時に前が見やすく、また本来計器盤や機首に隠れる照準器下方の様子が見えるのでピッチアップ中の偏差射撃がしやすいという利点がある。しかしズーム状態だと照準器の下の枠がかなり太いためこの利点が死にやすい。独特な照準器が気に入らない場合は次のJ21A-2がジャイロ式照準器を備えているのでそちらに乗り換えた方がいい。
DB605を搭載しているだけありトルクはかなり強く、トリム調整は必須。RBで解説されたMECもしっかりやっておこう。
前方にエンジンとプロペラが無く、まるで戦後ジェット戦闘機のような良好な視界を持っている単発機は本機以外ではなかなかいない。旋回性能や速度性能はあまり高くはないがその良好な視界で敵の動きを捉え抜群の火力をお見舞いしてやろう。

史実

サーブ 21(SAAB 21)はスウェーデンのサーブ社が開発した戦闘機もしくは攻撃機。開発開始は1930年代末頃。
隣国が次々と戦火に巻き込まれる中、戦闘機の更新が急務となったスウェーデンだが、もともと中立国であった為にまともな輸入先は伊くらいであった(ちなみに零戦を輸入する打診もあった)。結局は国産戦闘機の開発に取り組むこととなり、本機体であるJ21と国立国防省開発のJ22が採用された。初飛行は1943年である。

J21A-1は第一期生産型で、1945年から1946年の間に54機が製作された。1949年に退役。

小ネタ

本機は推進式(プロペラが操縦席の後ろにある)故、不用意に脱出すればパイロットがプロペラに巻き込まれスライスチーズとなる危険性があった。そこで本機には、当時としては先進技術であった射出座席(ボフォース製の火薬式)を搭載している。これにより、パイロットは脱出の際機体上方に飛び出し、プロペラや尾翼に巻き込まれることなく安全に脱出できるのである。


--加筆求む--

外部リンク

 

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コメント

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  • テスト -- 2019-12-18 (水) 19:29:57
  • ゲーム情報のページだと限界が683km/hになってるけど、ダイブで730km/hがギリギリのライン・・・上の性能には683km/hで記入した方がいいのかな? -- 2020-03-18 (水) 15:06:48