日本 Rank III 駆逐艦 Shimakaze class, Shimakaze (1944) /丙型駆逐艦 島風
概要
ランク3の部隊兵器。
日本海軍の理想を体現した高速重武装の大型駆逐艦。
61cm5連装魚雷発射管3基15門という圧倒的な雷装と増強された対空火力が特徴。
ぜ か ま し
艦艇情報(v1.101)
必要経費
必要部隊研究値(RP) | 260,000 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 370,000 |
艦艇購入費(GE) | 3,900 |
乗員訓練費(SL) | 72,000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 5.0 / 5.0 |
RP倍率 | 1.66 |
SL倍率 | 1.2 / 1.3 |
最大修理費(SL) | 4200⇒*** / 3590⇒*** |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 3 / 3 / 3 |
船体 | 鋼, 16 mm |
上部構造物 | 鋼, 4 mm |
排水量(t) | 3400 |
最高速度(km/h) | 68⇒90 / 65⇒76 |
乗員数(人) | 282 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 127 mm Type 3 | 連装 | 3 | 900 | 1 |
副砲 | 25 mm/60 Type 96 | 三連装 | 4 | 18000 | 7 |
連装 | 1 | 3000 | |||
単装 | 7 | 10500 | |||
対空砲 | 13.2 mm Type 93 | 単装 | 1 | 1800 | - |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
127 mm Type 3 | Type 1 HE | HE | 23 | 2310 | 910 | 0.4 | 28 | |||||
Type 1 HE | HE-DF | 23 | 2310 | 910 | 0.1 | 28 |
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
25 mm/60 Type 96 | 汎用 | HEF-T/HEF/ AP-T/HEI | 56 | 54 | 44 | 37 | 32 | 28 |
APTベルト | AP-T/AP-T/ AP-T/HEF | 56 | 54 | 44 | 37 | 32 | 28 | |
HEITベルト | HEF-T/HEI HEI/HEI | 56 | 54 | 44 | 37 | 32 | 28 |
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
13.2 mm Type 93 | 規定 | T/AP/HEI/AP | 31 | 30 | 27 | 24 | 21 | 19 |
追加武装*2
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 610 mm Type 93 Model 3 | 15 | 270 | - |
爆雷投射機 | Type 95 | 8 | 100 | 爆雷投射機 |
魚雷 & 爆雷投射機 | 610 mm Type 93 Model 3 | 15 | 370 | 爆雷投射機 |
Type 95 | 8 |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
610 mm Type 93 Model 3 | 2700 | 998.4 | 91 | 15 |
爆雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) |
---|---|---|
Type 95 | 160 | 100 |
カモフラージュ
△△△ | |
---|---|
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
△△△ | |
[添付] | |
条件 | △ |
説明 | △ |
研究ツリー
解説
日本海軍の駆逐艦としては秋月と並び最強格ながらBRは4.3と控えめ。いつぞやのアップデートでBR5.0に引き上げられ、戦艦やフレッチャーなどともマッチするようになった。これまで日本駆逐艦に乗ってきたプレイヤーならば立ち回りや相手を選べば性能を遺憾なく発揮させることができるだろう。
特徴
三文字で例えるならば、早・早・攻といったところ。12.7cmの初速を以下しかして中・遠距離での砲戦は他国駆逐艦に引けをとらず、ABでは非常に速度が早いので慣れている者は蛇行しながら敵弾を避け、敵に砲撃するという荒業もできる。(必ずしも当たるというわけではないが、相手からすれば80km前後で蛇行運転する駆逐艦はなかなか狙いづらいため、遠距離交戦では蛇行するメリットはある)
煙幕を装備しているため、速度と優秀な操舵性を活かし敵の弾を避けながら接近し、ある程度の距離で15発を流して、煙幕を展開、転舵反転で離脱するヒットアンドアウェイ戦法に長ける。
装甲は言わずもがな紙であり、榴弾すら油断できない。戦闘艦にとっていちばん重要である艦橋の装甲が他の駆逐艦と違わず紙なので注意すべし。万一155mm以上の榴弾の斉射をもろに食らったらほぼ戦闘はできないのでなるべく被弾しないようにしよう。
合計門数21門の25mm機銃を多数搭載しており、秋月に勝るとも劣らない弾幕を張ることができ、低空の敵機には無視できない脅威となる。レートはそこまで早くないものの門数でカバーできる。12.7cm砲は時限信管も使用できるので中・近距離の対空はこなせる。
25mmは初速も早くかつ比較的口径が大きいため、魚雷艇ならある程度乗員の射撃スキルをとっておけば瞬殺できるだろう。相手がグローザのような砲手むき出しの艦艇なら25mmの弾幕で攻撃手段を奪うこともできる。
高高度の爆撃機は言わずもがな対応不可である。(時限信管の射撃を極めればできなくもないが仰角が対空するには低すぎるので真上に敵機が来たら速度を活かして必死に逃げよう)
速度は非常に優秀で操舵性も悪くないため、前述のような蛇行しながら敵に砲撃するという戦法はもちろん、島陰や煙幕を活かして敵の側面に回り込み、横っ腹に一撃必殺の雷撃を叩き込むという裏取り戦法も可能だ。
【火力】
- 主砲
主砲は従来と同じ3年式12.7cm砲を3基6門搭載している。徹甲弾が無いものの初速が速く遠距離交戦では優秀なので、速度を活かして有利な距離で戦えるように心がけよう。
- 機銃
機銃は大幅に強化され、合計21門の25mm機銃と1門の13mm機銃を搭載している。高高度の敵に対しては無力だが、近距離の敵機やボートを撃破するのに役立つだろう。
また、大口径かつ搭載量が多いため4km未満の至近距離で敵駆逐艦と交戦する際には補助的なダメージソースとして機能しうる。主砲がすべて破壊されるなどしても25mm徹甲弾をバラまけば砲塔や魚雷発射管を破壊する程度なら可能だ。
- 魚雷
島風の最も特徴的な武装。次発装填装置こそないものの、長射程高威力の酸素魚雷を一度に15本も発射可能。敵スポーンや敵の通りそうな場所に流してやろう。
搭載魚雷はゲーム内最強の九三式魚雷三型。戦艦でも被弾すればただでは済まないだろう。
【防御】
装甲は特に無いものの乗員はやや多め。
また機関室の配置も優秀で、ボイラーは舷側燃料タンクによりカバーされており、タービンも前後にずらした配置となり一度に両方とも破壊されることが少なくなった。
【機動性】
未改修でも68km/h(AB)を発揮可能で移動にストレスを感じることはない。また、会敵するほとんどの駆逐艦より高速なので遠距離戦では有利な位置を保ちやすいだろう。
駆動系パーツ全改修により最高速度はABで90km/h、RBで76km/hとなる。
史実
島風型駆逐艦の島風(しまかぜ)は、日本海軍が舞鶴海軍工廠で建造した一等駆逐艦。1941年(昭和16年)8月に起工し、1943年(昭和18年)5月に竣工した。
島風型駆逐艦は次世代の艦隊型駆逐艦として新型機関(公試全力7万5890馬力)を搭載、40.9ノット(時速換算約75km/h)の高速を発揮し、重雷装(五連装魚雷発射管3基、15射線)を備えていた。大東亜戦争(太平洋戦争)開戦による戦術の変更や水雷戦自体の可能性の低さ、手間のかかる生産から島風型の量産計画は放棄され、駆逐艦の建造は秋月型駆逐艦や丁型(松型駆逐艦)に移行した。
竣工後、島風は訓練部隊の第11水雷戦隊(旗艦「龍田」)に所属した。6月8日には、戦艦陸奥の爆沈に遭遇した。7月上旬よりアリューシャン諸島方面に進出し、第一水雷戦隊(司令官木村昌福少将)の指揮下でキスカ島撤退作戦に従事した。8月よりかの有名な第二水雷戦隊の僚艦と共に、艦隊や船団の護衛任務に従事した。
1944年(昭和19年)6月中旬以降、大和型戦艦を護衛して渾作戦やマリアナ沖海戦に従事する。一旦内地に戻ったあと、7月上旬にリンガ泊地へ進出し、訓練に従事した。10月中旬以降、捷一号作戦にともない栗田艦隊(指揮官栗田健男中将、第二艦隊司令長官)に所属してレイテ沖海戦に参加する。10月24日、島風は沈没寸前の戦艦武蔵の救援を行い、同艦に収容されていた重巡洋艦摩耶(前日、米潜水艦により沈没)の生存者約600名を受け入れた。 レイテ沖海戦後、第二水雷戦隊はレイテ島への地上兵力増援作戦(多号作戦)に投入される。第二水雷戦隊旗艦(司令官早川幹夫少将)として第三次多号作戦に従事中の11月11日、島風はオルモック湾で米軍機動部隊艦載機の攻撃を受け、狭い湾内で自慢の速力を活かすこともできずに多数の至近弾と銃撃により僚艦(長波、若月、浜波)等と共に撃沈された。水雷戦のために生まれてきた駆逐艦のあっけない最期であった。
余談だが、この駆逐艦は大和型戦艦の1/20程度の重量にも関わらず、1/2近い7万5千馬力を叩き出す主機が搭載されていた。それによって40ノットを超える速さを実現していたようだ。はっやーい!
島風型駆逐艦 | ||
---|---|---|
1 | 島風 | - |
小ネタ
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