日本 Rank V 戦艦 IJN Settsu / 河内型戦艦 摂津(1920)
概要
2.1.0"New Power"で実装された日本の弩級戦艦。
50口径30.5cm砲2基、45口径30.5cm砲4基と多量の副砲を備える。
艦艇情報(v2.1)
必要経費
必要研究値(RP) | 380,000 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 990,000 |
乗員訓練費(SL) | 280,000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 6.3 / 6.3 |
RP倍率 | 2.08 |
SL倍率 | 2.8 / *** |
最大修理費(SL) | 4040⇒*** / ***⇒*** |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | 203 / 305 / 28 |
主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 279 / 279 / 279 |
船体 | 鋼, 25 mm |
上部構造物 | 鋼, 16 mm |
排水量(t) | 22900 |
最高速度(km/h) | 33⇒45 / 33⇒39 |
乗員数(人) | 1055 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 12-inch/45 Vickers | 連装 | 4 | 640 | 10 |
12-inch/50 Vickers | 連装 | 2 | 320 | ||
副砲 | 6-inch/45 Type 41 | 単装 | 10 | 1200 | 1 |
4.7-inch/40 Armstrong | 単装 | 8 | 1200 | - | |
対空砲 | 3-inch/40 Type 41 | 単装 | 12 | 1800 | - |
7.92 mm GM08 pattern 1908 | 単装 | 4 | 6000 | - |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
12-inch/50*2 Vickers | 12-inch HE | HE | 400.06 | 37.82 | 915 | - | 89 | |||||
12-inch APC | APC | 400.06 | 13.64 | 915 | 10 | 564 | 490 | 407 | 353 | 315 | 268 |
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
12-inch/45*3 Vickers | 12-inch HE | HE | 400.06 | 37.82 | 825 | - | 89 | |||||
12-inch APC | APC | 400.06 | 13.64 | 825 | 10 | 486 | 423 | 352 | 306 | 274 | 238 |
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
6-inch/45 Armstrong*4 | 6-inch HE | HE | 45.3 | 5280 | 825 | - | 43 | |||||
6-inch APC | APC | 45.3 | 1880 | 825 | 5 | 195 | 169 | 140 | 122 | 109 | 95 |
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
4.7-inch/40*5 Armstrong | 4.7-inch HE | HE with Base Fuse | 20.41 | 2140 | 655 | - | 34 | 29 | 26 | 26 | 26 | 26 |
小口径砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
3-inch/40*6 Type 41 | 既定 | HE-TF | 5.67 | 0.462 | 810 | - | *** |
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
7.92mm GM08 | 既定 | Ball | ** | ** | ** | ** | ** | ** |
追加武装*7
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 450 mm Type 43 torpedo | 14 | 170 | - |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
450 mm Type 43 | 668 | 104.5 | 48 | 5.00 |
カモフラージュ
△△△ | |
---|---|
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
△△△ | |
[添付] | |
条件 | △ |
説明 | △ |
研究ツリー
解説
特徴
--加筆求む--
【火力】
概要でも話した通り主武装は50口径30.5cm連装砲2基、45口径30.5連装砲4基の合計12門を6角形状に配置している。そのため前後面には6門撃てるという利点があるが側面には配置的に8門しか撃てないという欠点がある。
まず、50口径砲は初速が915m/秒と現在実装されている戦艦の中で最も早く、また貫徹力も1000mでAPCは564㎜と最も高い。
次に45口径砲は前艦と同じで初速が825m/秒、貫徹力はAPCで486㎜と他国と同じような性能である。
発射速度は毎分2発と他国とあまり変わらない。
主砲の装填速度は50口径も45口径も同じく乗員スキルMaxで30秒と平均的(ちなみに米戦艦も同速)
口径の違う主砲を搭載しているため斉射すると50口径と45口径で着弾時間が若干ズレる、
弾道も初速の違いから直進性の高い50口径砲弾と山なり弾道の45口径砲弾でしっかり別れて飛翔していく。
ただし弾着箇所は狙った場所を中心に降り注いでくれるため精度に関してはあまり心配する必要は無い。
副砲として、舷側に6インチ(152㎜)砲と4.7インチ(120㎜)砲、主砲塔上に3インチ(76㎜)砲を搭載している。
最後に対空火器として、7.92㎜単装機関銃を4基搭載しているが威嚇にもならないため、対空は味方の艦に任せた方がいいだろう。
……実は対空砲の数だけなら全ての戦艦の中で堂々の1位。
主砲上に搭載された12門の3インチ砲は(何故か)全てHE-TFを持つ対空砲として扱われているためだ。
もっとも主砲の向きにより射角は制限されるし仰角は30度なので精々雷撃機を迎え撃てる程度でしかないが。
【防御】
やはり戦艦らしくかなり強固な装甲で守られている。
機関部舷側装甲は最も厚い部分で305㎜であり、同格戦艦の中で最も厚い。主砲装甲は全周279㎜と並みである。ただし天板は僅か19㎜であるため爆弾や大口径機銃で主砲が破損する恐れがある。
6インチ砲を搭載しているあたりは152㎜の装甲で守られている。
また、主機の横には巨大な石炭庫があるため、貫通してきた弾を吸収してくれるかもしれない。
このように砲撃戦に対しては圧倒的な硬さを誇るが、もちろん弱点もある。まず水平防御は僅か19㎜と28㎜の二枚装甲なため爆弾で簡単に被害が出る恐れがある。また水面下の装甲はたった25㎜しかないので魚雷を防ぐことは難しいかもしれない。
【機動性】
機動性は劣悪で、最高速度は未改修で33㎞/h、改修で44km/hと駆逐艦どころか巡洋艦にすら置いてかれる速度である。
そのため戦場につくのが遅くなってしまうことがよくある。
史実
摂津は大日本帝国海軍が初めて建造した弩級戦艦の河内型戦艦の二番艦である。
明治40年度補充艦艇費で建造された9隻の艦艇の一つで、1909年に起工し1912年に竣工した。
大正天皇・皇后双方のご召艦としても有名である。
河内型戦艦は日本にとって初のド級戦艦であり、砲塔が亀甲型という亀の甲羅のように主砲が配置されておりどちらの側でも敵に対応できるがすべての砲が一方に向けられないという当時の典型的な戦艦であった。1914年(大正3年)3月下旬、には大正天皇皇太子(当時13歳の裕仁親王。のち昭和天皇)および弟宮(雍仁親王、宣仁親王)は江田島に行啓することになった。3月20日、三宮は御召艦「薩摩」に乗艦、「摂津」は先導艦、「石見」は供奉艦を務めた。航海中の3月22日には軍艦3隻(筑波、金剛、周防)が合流し、御召艦以下と演習をおこなった。
ただし、当時のユトランド海戦などを見てもらってもわかるが、イギリス製の主砲は当時欠陥を抱えているものや運用に関して練度の問題も多く1918年(大正7年)7月12日、徳山湾で暴風雨が発生した時は姉妹艦の河内は多数の爆発を起こして沈没を起こしている。
1919年にはついに摂津は大正天皇・皇后両陛下の御召艦として観艦式に出席した。(因みに日向の小ネタに書かれている日向の爆発事故はこの時起こっている。)
そうして戦艦としての日々を過ごした摂津だが1921年にワシントン海軍軍縮会議が発生、この時日本海軍では戦艦の縮小として陸奥を廃艦にすることを求められていた。そこで日本側は陸奥を未完成としたうえで、主力艦の中でも一番古い摂津を代艦として廃艦することで手打ちにさせた。軍縮会議では廃艦する船のうち一隻は標的艦にすることができたため、摂津は解体されることなく「標的艦」として生き残ることになる。
標的艦となっても艦の居住性が良いことや背が低いことによる航行の扱いやすさなどからその後もたびたび大正天皇・皇后両陛下や裕仁親王(後の昭和天皇)の御召艦として運用された。
標的艦となった後主砲などの装備を要塞砲として転用するため等で改造を受け、更にはドイツが標的艦の自動操縦の成功を受けて、遠隔操縦機能の搭載もされた。
39年の戦争直前には国際情勢の悪化に伴い有事の想定をした改造が行われ装甲や機関の追加と全体的な防御や速度の強化を行い、今までの標的艦に加えて今後の出現が予想される爆撃機などの回避訓練艦として就役した。
最精強を誇る第一航空戦隊(当時は龍驤・加賀)の訓練爆撃を全弾回避してしまい、一航戦から「これでは訓練にならない!」とクレームを付けられ、摂津艦長が連合艦隊から呼び出されて怒られたという逸話が残る。その艦長こそ、後に戦艦伊勢・日向を敵の激しい空襲から生還させた松田千秋である。
その後1945年の3月から7月にかけて行われた呉空襲にて大破着底しそのまま終戦を迎えた。大破着底後は回収後解体されたとされる。
小ネタ
本来、河内型の50口径砲は45口径砲と初速を合わせるために装薬を減らしているのだが、ゲーム内では本来の性能になっている
河内型は主砲の口径が前後の砲2基が50口径、中央舷側の4基が45口径と、口径が違うため射程が違っていて、射撃指揮に問題がでるものであった。これは当時の海軍軍令部長であるかの東郷平八郎が「前後の砲はより強化すべし」と主張したためであった。この口径の違いによる射程の調整をするために実際の運用では12インチ50口径砲に減装薬を使用することで、性能を12インチ45口径砲に統一するという方法を取っていた。後に建造予定の扶桑・金剛でも同砲が使用される予定であったが欠陥が見つかったことにより新規に14インチ45口径砲を搭載することになったのである。河内型で設置していなかったらこの欠陥を持ったまま扶桑や金剛に搭載されていたという恐ろしいものであった。
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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