Hunt (L71)

Last-modified: 2024-03-20 (水) 22:15:44

イギリス RankI 駆逐艦 Hunt (L71) | ハント級駆逐艦II型 HMSカルピ (L71)

Hunt (L71).jpg

概要

分岐前のG級駆逐艦やClemsonとは打って変わった船団護衛用の小型駆逐艦。
特徴は小型な全長に102mm砲が3つとG級が霞んで見えるほどの豊富な対空砲が搭載されている。
但し、輸送船団の速度に合わせて設計してあるため、速度面と防御面はG級などに比べると遅く脆い。
一応G級からそのまま直進にルートを進めても巡洋艦に行けるが、こちらは万能タイプなので開発して損はないだろう。

艦艇情報(v1.**)

必要経費

必要研究値(RP)50,000
艦艇購入費(SL)190,000
乗員訓練費(SL)1,000
エキスパート化(SL)2,100
エース化(GE)***
エース化無料(RP)110,000
バックアップ(GE)20
護符(GE)300

BR・報酬・修理

項目【AB/RB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング4.0 / 4.3
RP倍率1.54
SL倍率1.1 / ***
最大修理費(SL)2000⇒*** / ***⇒***

艦艇性能

項目数値
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後)
主砲塔装甲
(前/側/後)(mm)
3 / 3 / 0
船体鋼, 25 mm
上部構造物鋼, 8 mm
排水量(t)1450
最高速度(km/h)45⇒*** / ***⇒***
乗員数(人)164

武装

種類名称砲塔搭載基数弾薬数購入費用(SL)
主砲4 inch/45
Mark XVI
連装312001
副砲40 mm
2pdr QF Mk.VII
四連装1896020
対空砲20 mm
Oerlikon Mark 24
連装27200-
20 mm
Oerlikon Mk.II
単装23600

弾薬*1

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艦砲

武装名ベルト名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
信管
遅延
(m)
貫徹力(mm)
100 m1000 m2000 m3000 m4000 m5000 m
4 inch*2/45
Mark XVI
4 inch HEHE15.881550811120
4 inch SAPSAP15.250280561018670605447
4 inch HE-DFHE-DF15.881550811-20
4 inch HE-VTHE-VT15.881550811-20


機銃

武装名ベルト名ベルト内容貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
40 mm
2ポンド砲
汎用HEF/AP-T/
HEF/AP-T
605750433834
40 mm HEHEF/HEF/
HEF/AP-T
605750433834
40 mm APAP-T/AP-T/
AP-T/HEF
605750433834
 
武装名ベルト名ベルト内容貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
20 mm
Oerlikon SS
規定HEF-T/AP-T393629232017

追加武装*3

分類名称搭載数費用
(SL)
搭載条件
爆雷投射機Mk.VII28310-


爆雷

名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
Mk.VII196130

カモフラージュ

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△△△
Hunt (L71).jpg
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前艦艇G-class (H89)
派生艦艇
次艦艇(右)Hunt (L79)
次艦艇(下)
 
 

解説

特徴

--加筆求む--

 

【火力】
艦隊戦闘用G級駆逐艦とは違って護衛駆逐艦であるため、口径は一回り小さい102mmとなっている。しかし、装填速度は3秒へと大きく強化され、搭載門数も連装3基6門と2門増えている。このため、立ち回りにさえ気を付ければアメリカ駆逐艦とも渡り合える攻撃力を有している。
防空能力も40mmポンポン砲をはじめ20mmも5基搭載されているため航空機に痛手を負わすことができるだろう。

 

【防御】
一方で船体は小さいため、被弾率こそやや下がっているが基本的に他の駆逐艦と比べてやや脆い。遮蔽物を活かして射線を切ったり敵艦との距離を保つなどしてより被弾しにくい立ち回りを心がけよう。

 

【機動性】
護衛駆逐艦という特性上速度は遅い。trabal級などが時速70km前後出るのに対し、Hunt級は40km前後しか出ない。追撃戦、撤退戦ともに弱いのでボート、駆逐艦どちらも援護に行けるような柔軟に動ける位置取りが必須である。

 

史実

ハント級はイギリス海軍が開発・配備した護衛駆逐艦。
原型艦のI型から、順次改良を加えてIV型まで各タイプ合わせて86隻が建造された。
ゲームに2隻実装されたうち、先に開発するL71「カルピ」はII型、L79「ブリセンデン」はIV型に類別される。
I型の様々な欠点(詳細は後述)を改良したII型は36隻が就役(うち3隻は外国籍)し、8隻が戦没している。
ちなみに級名のハントは対潜戦闘を上流階級のスポーツこと「キツネ狩り」に見立てたことからの命名で、キツネ狩りに関連した地名が命名された。
L71の「カルピ」とはジブラルタル・ロックを指す古代ローマ時代の呼び名である。1939年まで英領ジブラルタルで年に一度大規模なキツネ狩り大会「ロイヤルカルピハント」が行われていたことに由来している。なお、現在は鳥獣保護区となっているので狩猟は禁止である。

ハント級護衛駆逐艦について

最初期の段階では戦時船団護衛のための小型・廉価・急造が可能な艦として開発がスタートした。
イギリス海軍は船団護衛にはスループや第一次大戦型の旧式駆逐艦の改装を当てるつもりでいたがこれらの艦は最大速力20ノット程度であり、より高速の護衛艦が求められた。
そこでビターン級スループと同程度の1000トン級の船体に計19000馬力の機関を積み込み速力30ノットを目指した艦を計画する。
この艦は当初「高速護衛艦」と仮称されたが、のちに「護衛駆逐艦」と呼称されるようになった。
さらに武装もビターン級と同等の主砲に加えポンポン砲4連装2基、さらに爆雷も増強した。これで速力は当初目標の30ノットから28ノットに落ちた。

 

小型の船体に高出力機関と重武装。何が犠牲になるか。――そう、復元性と航続距離である。
どちらも設計段階から指摘されていたが、海軍は押し切って1番艦「アサーストン」を1939年12月に進水、テストに入った。
そして復元性が思っていたよりずっと悪いことが発覚した。
これは荒れる北海・北大西洋での船団護衛を主任務にする護衛駆逐艦にとっては致命的であり、すでに建造に入っていた初期型20隻(これがハントI型)は復元性改善案が出来るまで建造中断された。
主砲塔を1基減らし、船体上部構造物や煙突の高さを減らし、バラストを積み、重心をできる限り下げて何とか建造再開された。

 

ハントI型の散々な結果を見て、元の設計の通りの主砲3基を維持するための改設計がスワン・ハンター社によって行われた。
これがハントII型と呼ばれるようになる艦である。
元の設計より船幅を広げて安定性を増し、燃料タンクを大型化して航続距離を延伸、さらに爆雷の投下軌条と搭載数も増やした。
排水量が増えたので若干最大速力は減少したものの、復元性は改善され、砲火力も元に戻っている。航続距離はI型の最大8割増しの3000海里越えまで改善した。
航続距離が改善されたことで、ハントII型は地中海やインド洋などにも展開することが可能になった。
また開戦後には魚雷艇(Eボート)対策として40mm機銃が増設された艦もあった。さらにレーダーも追加されている。

L71「カルピ」について

L71「カルピ」について
ゲームに実装されたL71「カルピ」(正確にはピとぺの中間的な発音)はスワン・ハンター社で1940年6月に起工、1941年12月に竣工した。
1942年、スペインとの国境近くのフランスの街サン=ジャン=ド=リュズを奇襲砲撃する。この時、砲撃寸前までスペイン海軍を装って接近した。
同年8月にはディエップ上陸作戦に火力支援役として参加したが、作戦は失敗に終わった。カルピは引き上げてきた負傷兵を収容している。
続いて北アフリカ侵攻作戦(トーチ作戦)に従事。中央任務部隊の護衛と支援を行う。その後は地中海で船団護衛に当たり、1943年にはアメリカの駆逐艦「ウェインライト」と共同で「U-593」潜水艦を撃沈した。この艦はハント級2隻を含む複数の連合軍艦船、計16隻4万トン以上を撃沈していた艦だった。
その後も地中海及びインド洋で船団護衛などに活動し、1946年に予備役入り。1952年にデンマーク海軍に貸与され、「ロルフ・クラケ」と命名され1966年まで現役にあった。この間1962年には正式にデンマークに購入されている。
ジブラルタル政府が1995年に発行した記念切手の5ペンス切手に「カルピ」のイラストが使われている。

--加筆求む--

 
同型艦
ハント級駆逐艦
1Atherstone-
2Berkeley-
3Cattistock-
4Cleveland-
5Cotswold-
6Cottesmore-
7Eglinton-
8Exmoor-
9Fernie-
10Garth-
11Hambledon-
12Holderness-
13Mendip-
14Meynell-
15Pytchley-
16Quantock-
17Quorn-
18Southdown-
19Tynedale-
20Whaddon-
21Avonvale-
22Blankney-
23Blencathra-
24Brocklesby-
25Chiddingfold-
26Cowdray-
27Croome-
28Dulverton-
29Eridge-
30Farndale-
31Heythorp-
32Lamerton-
33Liddesdale-
34Oakley-
35Puckeridge-
36Silverton-
37Wheatland-
38Wilton-
39Lauderdale-
40Ledbury-
41Badsworth-
42Beaufort-
43Bedale-
44Bicester-
45Blackmore-
46Bramham-
47Calpe-
48Exmoor-
49Grove-
50Hursley-
51Hurworth-
52Middleton-
53Oakley-
54Southwold-
55Tetcott-
56Zetland-
57Airedale-
58Albrighton-
59Aldenham-
60Belvoir-
61Catterick-
62Derwent-
63Bleasdale-
64Blean-
65Bolebroke-
66Border-
67Easton-
68Eggesford-
69Eskdale-
70Glaisdale-
71Goathland-
72Haldon1942年12月30日、自由フランス海軍「La Combattante」として就役
73Hatherleigh-
74Haydon-
75Holcombe-
76Limborne-
77Melbreak-
78Modbury-
79Penylan-
80Rockwood-
81Stevenstone-
82Talybont-
83Tanatside-
84Wensleydale-
85Brecon-
86Brissenden-

小ネタ

--加筆求む--

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算
*2 102 mm
*3 爆薬量はTNT換算