HSTV-L

Last-modified: 2023-07-22 (土) 09:01:23

アメリカ RankVII 軽戦車 High Survivability Test vehicle-Lightweight

War Thunder Screenshot 2020.06.19 - 19.22.30.36.png

概要

アメリカ11.0の軽戦車。実装時は9.7ガスタービンエンジンの良好なパワーと自動装填の主砲で、他国のそれとは一線を画す味付けの車両。

車両情報(v2.3)

必要経費

必要研究値(RP)390,000
車両購入費(SL)1,020,000
乗員訓練費(SL)290,000
エキスパート化(SL)1,020,000
エース化(GE)2,100
エース化無料(RP)1,080,000
バックアップ(GE)60
護符(GE)2,800

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング11.3 / 11.3 / 11.3
RP倍率2.32
SL倍率1.3 / 1.5 / 1.6
最大修理費(SL)4,920⇒7,837 / 5,460⇒8,697 / 7,460⇒12,170

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)65.9⇒91.2 / 41.2⇒48.5
俯角/仰角(°)-17/45
リロード速度(秒)
(自動装填)
1.5
スタビライザー/維持速度(km/h)二軸 / 75
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
120 / 80 / 5
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
250 / 30 / 30
船体崩壊
重量(t)20.5
エンジン出力(hp)1,007⇒1,240 / 575⇒650
3,000rpm
最高速度(km/h)92 / 83
実測前進~後退速度(km/h)*** ~ -*** / *** ~ -***
視界(%)88
乗員数(人)3
 

光学装置

倍率暗視装置種類世代
IR投光器---
車長2.0x-8.0x熱線第一
砲手8.0x熱線第一
操縦手1.0x赤外線-

武装

名称搭載数弾薬数弾薬費
(SL)
主砲75mm XM274 cannon126-
機銃7.62mm M240 machine gun23,200-

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
75 mm
XM274
XM885APFSDS2.2-1,463276269262252243234

車両改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I履帯33,00029,000
修理キット***
砲塔駆動機構33,000
IIサスペンション22,00019,000
ブレーキシステム
手動消火器***
砲火調整22,000
Airestrike
IIIフィルター25,00022,000
救急セット
昇降機構
Laser rangefinder
発煙弾発射機
IV変速機32,00028,000
エンジン
砲撃支援
Improved optiks
NVD

カモフラージュ

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条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
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条件
説明

研究ツリー

前車両M3A3 Bradley
次車両
 

解説

特徴

軽戦車の中ではBRがかなり高い車両。しかしそのBRに見合った攻撃力を有する。

 

【火力】

主砲の75mm砲の最大貫徹力は276mmであり、このレート帯のMBTの正面装甲を貫徹するのは困難である。したがって基本的には側面に回り込んで撃破を狙う必要があるが、高い連続射撃能力と精度を有しているため側面が取れればあっという間に複数両を撃破可能である。かつては一次弾薬庫と弾薬庫が分かれており、6発分を1.5秒リロードで撃つことができたが、一次弾薬庫に砲弾が装填されていないと(当然だが)攻撃ができなかった。しかしVer2.7.0.109アップデートにて、全ての弾薬が一次弾薬庫扱いに変更され、26発分を1.5秒間隔で全弾撃ち尽くすことができるようになり、今までよりも格段に火力が上昇した。平べったい車両ではあるが、俯仰角が大きくとれることが特徴であり,特に俯角が-17°と大きくとれるので地形を選ばない戦いができる(ただし、車体後部が盛り上がっているため、この部分は俯角に制限が発生する)。装弾数は最大26発であり、長期戦となってくるとやや物足りない所持数となる。
熱線映像装置を照準器と車長サイトに備えているもののどちらも第一世代であり、他国のほとんどが第二・三世代のものを採用している戦車であるので索敵は慎重に行う必要がある。

 

【防御】

軽戦車のためないに等しい。車体正面はきつい傾斜装甲が採用されているためAPFSDSは跳弾される可能性が高いが、HEATFS等であれば一撃で撃破される。車体側面に至ってはアルミニウム合金であるため12.7mm機銃にすら抜かれる。

 

【機動性】

エンジン出力はABで約1234hp、RBで約649hpとなっており、このRank帯の軽戦車としては標準的。ただ、車重が20tしかないため動き出しや加速はスムーズである。

 

史実

IMG_7999.png
1970年初頭までにM551 Sheridanの限界が明らかになっていたことから、1976年に陸軍は装甲戦闘車両技術の問題に着手し、重装甲とは対照的に非常に小型化することによって生存性を向上させながら、前線の戦車の火力を組み合わせた設計を考案した。アメリカ海兵隊は、M50 Ontosに代わる努力の一環として同様の構想を研究していたが、それ自体は旧陸軍の計画であり、却下されてM551計画につながったものであった。両軍は1978年にAdvanced Antiarmor Vehicle Evaluation (ARMVAL)としてその努力を結集した。

ARMVAL計画の最初の成果の一つは、「オーバーヘッドガン」(OHG)と呼ばれる新しい砲機構であった。これは、遠隔操作式の砲塔に戦車砲を搭載し、砲自体をアームで回転させるというものであった。通常は砲は車体の上面に近い位置にあったが、戦車が停止するとアームを上向きに回転させて砲を約1メートル(ヤード)上昇させ、戦車が完全に隠れている状態で発射できるようにしたのである。元の砲は後にARES 75mm滑腔速射式超速射砲に置き換えられ、機構はELKE(Elevated Kinetic Energy Vehicle)と改名された。ARESの発想は、複合装甲を破壊するために複数の弾を標的に向けて発射することであった。

ARMVAL系列の最後の車両となったのが、HIMAG(High Mobility/Agility Test Vehicleの略)。これは、ARES砲と装甲を強化した新シャーシを組み合わせたものである。HIMAGは対空砲としての使用を視野に入れてさらに改良された。この型ではOHG昇降機構が失われ、やや従来型の砲塔に置き換えられたが、シャーシに穴があるため、砲を40度まで昇降させることができた。シャーシは正面からの命中を吸収できるように前面に装甲を施してさらに改良され、新型の「ハンター/キラー照準器」とレーザー距離計を搭載した。この形態ではHigh Survivability Test Vehicle/Light (HSTV/L)となった。

しかし、HSTV/Lが試験される頃には、陸軍はARES砲は新型のソビエト戦車には有効ではないと結論付けた。ロイヤル・オードナンス社の L7 105mm砲が最低限のものと考えられていたが、この砲の反動が軽量な車体では扱いきれないという懸念があった。海兵隊はARESが効果的ではないと確信していた。海兵隊はこの構想を「Mobile Protected Weapons System(MPWS)」という名称で開発を続けた。海兵隊はLAV-25にAREを追加するなど、軽火器体制を探し続けた。

出典 - Wikipedia

小ネタ

大出世(?)な軽戦車

さて、この車両だが実装時はBRが9.7であった。それが幾回ものアップデートを重ねて、ついに11.3に君臨。もう一度言う。11.3 である。これは鱸(スズキ)と鰤(ブリ)もびっくりの大出世。ランクの入れ替えや多少の上昇・下降は他国にもあったものの、ここまで上がったのは本車両が初めてではないだろうか。EBR(1954)、R3 T20 FA-HS HSTV-Lくらいではないだろうか。


外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算