イギリス RankV 軽巡洋艦 Town-class, Southampton C83 (1940) タウン級軽巡洋艦 サウサンプトン
概要
1.89"Imperial Navy"で実装されたイギリス海軍の軽巡洋艦。152mm三連装砲を四基を備え、高い火力を有する。
日本が建造した最上型巡洋艦に対抗すべく建造された巡洋艦で、他に類似する艦としてアメリカのブルックリン級がある。
艦艇情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | 220,000 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 610,000 |
乗員訓練費(SL) | 180,000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 5.7 / 5.7 / 5.7 |
RP倍率 | 1.84 |
SL倍率 | 1.5 / 1.5 / 1.1 |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | 65 / 114 / 32 |
主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 25 / 25 / 25 |
船体 | 鋼, 25 mm |
上部構造物 | 鋼, 8 mm |
排水量(t) | 11350 |
最高速度(km/h) | 50⇒*** / 5⇒*** |
乗員数(人) | 748 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 6 inch/50 BL Mark XXIII | 三連装 | 4 | 2400 | 2 |
副砲 | 4 inch/45 Mark XVI | 連装 | 4 | 1600 | 3 |
対空砲 | 40 mm 2pdr QF Mk.VIII | 四連装 | 2 | 17920 | - |
12.7 mm Vickers Mk.V | 四連装 | 2 | 16000 | - |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
6 inch*2/50 BL Mark XXIII | 6 inch HE | HE | 50.8 | 3960 | 841 | 0.42 | 37 | |||||
6 inch CPBC | SAPBC | 50.8 | 1870 | 841 | 9 | 224 | 194 | 161 | 139 | 125 | 107 | |
6 inch HE-DF | HE-DF | 50.8 | 3960 | 841 | 0.42 | 37 | ||||||
6 inch HE-VT | HE-VT | 50.8 | 3960 | 841 | 0.42 | 37 |
武装名 | ベルト名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
4 inch*3/45 Mark XVI | 4 inch HE | HE | 15.88 | 1550 | 811 | 1 | 20 | |||||
4 inch SAP | SAP | 15.2 | 502 | 805 | 6 | 101 | 86 | 70 | 60 | 54 | 47 | |
4 inch HE-DF | HE-DF | 15.88 | 1550 | 811 | - | 20 | ||||||
4 inch HE-VT | HE-VT | 15.88 | 1550 | 811 | - | 20 |
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
40 mm 2ポンド砲 | 規定 | HEF | 3 |
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
12.7 mm Vickers Mk.V | 規定 | AP/I/T | 27 | 26 | 23 | 20 | 18 | 16 |
追加武装*4
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 533 mm Mk.IX | 6 | 220 | - |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
533 mm Mk.V | 1736 | 305 | 74⇒45 | 4.57⇒12.34 |
カモフラージュ
研究ツリー
前艦艇 | HMNZS Leander |
---|---|
派生艦艇 | - |
次艦艇(右) | - |
次艦艇(下) | - |
解説
特徴
--加筆求む--
【火力】
主砲として3連装6インチ(152mm)50口径砲塔を4基12門搭載し英海軍ツリーの軽巡では主砲最多砲門数を誇る。
砲弾は英軽巡ではおなじみのHEとSAPBC、それらに加え対空用に時限信管HEとVT信管HEの4種類を使用可能。
アップデート1.99で主砲の装填機構が一時弾薬庫式から機力装填式に変更。
一時弾薬庫時代と同じ最高装填速度を機力装填によりずっと維持できるようになったため継戦能力が大幅に増した。
副砲としては4インチ(102mm)連装砲を4基8門搭載、レートも早くVT信管も使用可能な対空砲である。
対空機関砲・機銃としては4連装40mm機関砲(ポンポン砲)を2基、4連装12.7mm機銃を2基と少々頼りない。
【防御】
機関を守る船体中央の舷側装甲は114mmの圧延硬化装甲で広い範囲を固めている。
弾薬庫は船体内部に箱型の装甲で守るボックス・シタデル型、船体と装甲の空間によりHE系に対しては極めて堅牢だ。
船体装甲は比較的頑丈な本艦だが上部構造はあまり装甲が施されていない。
主砲砲塔は25.4mmと破片避け程度でしかなく艦橋モジュールも部分的に12.7mmの装甲で覆われているだけである。
主砲の基部と一時弾薬庫を守る装甲であるバーベットも51mm~25.4mmとかなり薄い、
船外に露出している訳でもないのでHE程度なら耐えられるがAP系砲弾やSAP系砲弾には容易く抜かれてしまう。
【機動性】
駆動系パーツフル改修により59km/h(32kt)となる、軽巡洋艦としては遅め。
史実
サウサンプトン(サザンプトンとも)はイギリス海軍が建造したタウン級軽巡洋艦の1番艦。
ロンドン軍縮条約で巡洋艦保有量が制限されて以降、イギリス海軍はリアンダー級、アリシューザ級を建造した。
イギリス海軍としては海外植民地防衛のためにこのタイプの小型巡洋艦を続けて建造するつもりだった。
しかし、その頃日本とアメリカが軽巡の保有枠を有効活用しようと、「重巡並みの船体に6インチ(15.5cm)砲を15門搭載する大型軽巡洋艦」として最上型とブルックリン級軽巡洋艦をそれぞれ就役させた。
対抗するため、イギリス海軍も方針を撤回してリアンダー級を発展させた大型軽巡洋艦を建造することにした。
これがタウン級となる。これは実際には初期型のサウサンプトン級5隻とそれに改良を加えた中期型のグロスター級3隻、後期型のエディンバラ級2隻の全10隻を一括りにした呼び方である。
最初は前級までと同様神話の登場人物から艦名を取る予定だったが、第一次大戦前から戦中にかけて建造された巡洋艦と同じように街の名前から取ることになった。そのためタウン級と総称されて呼ばれるようになった。
ちなみに初代タウン級の設計思想と大きさはアリシューザ級に近い。
前級アリシューザ級と比べて8割増し、ゲーム中の前級であるリアンダー級と比べても約4割増しの排水量を持つ。
外洋での凌波性を重視して艦首の乾舷を高く取り、長船首楼型船体を採用した。
主砲は前甲板と後甲板に新設計の3連装砲塔を2基ずつ、計12門。砲自体はリアンダー級と同じMk.XXIIIである。
高射砲や機銃も基本的には既存のものを使い、大型船体を活用してそれまでの軽巡より重武装となった。
ボイラーとタービンの数とシフト配置はアリシューザ級と同じだが、出力を強化したので大型化しても速力は変わらなかった。
防御面も水線部・機関部は最厚112mmとリアンダー級からさらに発展強化させている。
しかし砲塔装甲は据え置きで、改良型のグロスター級から主砲前面の装甲が50mmに増厚された。
また、それまでの巡洋艦では水上機が露天にむき出しだったが、本級からは専用格納庫が設けられた。搭載されたのはスーパーマリン・ウォーラス水上偵察機。
ゲームに実装されたサウサンプトンは1934年11月に起工、1937年3月に就役した。
当初は「ポリフィーマス」と命名されたが、建造途中で命名基準が変更されたため「サウサンプトン」と改名した。
就役後すぐ本国艦隊に配属され、第2巡洋艦戦隊旗艦となる。
1939年5・6月に国王ジョージ6世と王妃エリザベスがアメリカ・カナダを訪問したときはその護衛部隊に参加した。
9月3日の開戦時には北海で哨戒中だった。
10月16日、スコットランドのロサイス軍港に停泊中にJu-88爆撃機の空襲を受け、500kg爆弾1発が命中。爆弾はポンポン砲に直撃して粉砕、甲板三層を貫通して舷側から海に落ちて爆発した。この損傷の修理に年末までドック入りする。
1940年4月、ノルウェー作戦に参加中にも空襲を受けるが、至近弾のみで大きな損害はなかった。
その後イギリス本土周辺近海の防衛についていたが、11月に転属となり地中海に進出。ジブラルタルからマルタ・中東への増援を送る輸送船団の護衛に付く(カラー作戦)。
サルデーニャ島沖でイタリア艦隊と遭遇するが戦闘は短く、損害も戦果もなかった(スパルティヴェント岬沖海戦)。
その後インド洋側に進出、イタリア領東アフリカ(イタリア領ソマリランド)の拠点キスマヨに艦砲射撃を行った。
翌1941年1月、マルタ島救援輸送作戦であるエクセス作戦の一環として、軽巡「グロスター」と共に兵員を輸送。
1月11日、輸送を終えてアレクサンドリアに戻る途中、マルタ島南東海上でドイツのJu-87急降下爆撃機隊(第2急降下爆撃航空団)に襲われ、少なくとも2発の命中弾によって大破。ともに航行していた「グロスター」と救援に来た軽巡「オライオン」(リアンダー級)によって雷撃処分されて沈没した。
爆撃による死者は81名、残りの生存者は「グロスター」と駆逐艦「ダイヤモンド」(D級駆逐艦)に救助された。
サウサンプトン級(タウン級初期型グループ)の5隻のうち戦没したのはサウサンプトンのみ。タウン級10隻のうちではサウサンプトンを含めて4隻が戦没している。
生き残った艦のほとんどは1950年代末に海軍の艦艇数が削減された時に退役・解体された。
「シェフィールド」と「ベルファスト」のみが残され、1960年代後半まで現役にあった。「シェフィールド」は解体されたが、「ベルファスト」は現在もロンドンのテムズ川で博物館船(大英帝国博物館の別館扱い)として健在である。→「ベルファスト」は1.93で課金軽巡として実装された。
--加筆求む--
タウン級軽巡洋艦 | ||
---|---|---|
1 | Birmingham | - |
2 | Glasgow | - |
3 | Sheffield | - |
4 | Newcastle | - |
5 | Southampton | - |
6 | Liverpool | - |
7 | Manchester | - |
8 | Gloucester | - |
9 | Edinburgh | - |
10 | Belfast | - |
小ネタ
サウサンプトンの沈没後、地中海艦隊司令長官カニンガム大将は「サウサンプトンはいいフネだが、あの格納庫が目立って敵機のいい的になっているんじゃないか」と言ったと伝わる。しかしタウン級10隻のうち空襲で沈んだのはサウサンプトンとその3か月後に沈んだグロスターのみである。(他に2隻が雷撃で沈没)
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。